松生山(まつばえやま)
3週間振りの快晴です。土曜日は、万が用事がありましたので、日曜日に軽く登山という事になりました。松生山は以前から狙っている山でしたが、薮山との情報なので、薮がおとなしい時期しか行かれません。色々検討しましたが、ここだけでは、物足りないので払沢の滝を入れたのです。久し振りに奥多摩の払沢の滝がこの寒さで、凍っているとのニュースがありました。松生山とのSETで行って見る事にしました。
日時 2006年1月29日(快晴)
晋 万
ここからあがる
武蔵五日市発のバスは 7:05。これに合わせて若葉台 5:47に乗る。稲田堤・立川で乗換えて、6:30発の武蔵五日市行きに乗る。車内はガラガラ、車内で朝食。下車してバス停に並ぶ。7:03発の小岩行きがあるので、7:05発の数馬行きのバスは払沢の滝方面には行かない。日が当たらない場所はまだまだ雪が残っている。7:30笹平下車。
バス停の右手上の方に墓地が見えた。そこからも上がれそうだが、雪が残っているので、もう少し進んで尾根の末端茶畑の所から上がる、7:31。栗林と、植木用の杉が栽培されている間を通って尾根に出ると踏み跡がある。痩せ尾根で急登だが大丈夫。7:45左側から上がってくる道がある。植林地の中の登山道らしく、赤テープがある。ここから所々テープがある。結構歩かれている感じ。
松生山の凝った山名板
少し上がると日が差してきた。498Mの少し手前で、右からの尾根が来るが、笹野から来ている踏み跡は無い。尾根には雪が無いが、日のあたらない斜面には雪が残っている。8:00 498M。雪の残っている所には先週だろうか?踏み跡があった。少し下って、ぐっと登ると 530M圏 8:10。又、少し下って登る。右は手入れの行き届いた植林地。
701M 8:35。犬の足跡が混じっているから雪の上の踏み跡は猟師かな?。8:50 750M付近。南側植林地なので雪がある。寒い。木に、○のなかにヱのペンキ印。個人の山林かな?。800M付近から、南郷共益会の看板が多い。左雑木林で富士山が見えた。雪が多くなっている 9:00。9:10 右への尾根の分岐で道もあり、スズランテープもある。晋は帰りに、ここから下ることも考えていたのせ道の有無をチェック。ピンクのテープに笹平を指す矢印。
次が払沢の峰 858M 9:15。ここからも降りれる道がある。次のコブで、尾根は西に向きを変える。雑木林の日だまりを歩くと 867M 9:35。冬の日だまりで風も無く気持ちが良い。この辺から右側は小沢財産区になる。この尾根が小沢と南郷の境。9:40 松生峠。左は赤テープあるが、踏み跡は殆ど無い。右はしっかりした道で、雪の上に踏み跡もあった。
松生山と浅間嶺との分岐
上る下りの少ない雑木林の道を歩き、右に植林地が出てくると、まもなく松生山 9:55 933M。すごく凝った山名板があり、裏もスキーの浮彫りがしてある。山頂からは右に御前山と大岳山がよく見える。御前山から、右手前に尾根が延びて、その麓に湯久保、湯久保沢を挟んで左に尾根道の集落が見え、ゆったりした山村の風景が一望。昼食には少し早いので、先に進む。10:05出る。
ここからずっと雑木林の日だまりで、上下も少なくのんびり。南斜面は雪が無いが尾根は雪が残っていて、雪を踏む感じ。10:20 入沢山 930M。ここから下る。10:30 浅間嶺登山道に出た。道標があり、浅間嶺まで 0.5KM。展望台まで 0.4KM。展望台で昼食にする事にして行く。10:40展望台着。正面富士山が良く見える。富士山を見ながら食事。少し先の離れた場所に沢山の人が休憩中なのが見える。
我々の食事した場所は二人のみ。11:20 出発。猟犬が来て走りまわっていた。すぐ先の沢山の人がいる場所が浅間嶺の山頂だった。ベンチもあるので食事には良い。写真だけ撮って下山 11:30。下りは北斜面なので、ずっと雪がある。まだ凍ってないので助かる。まだまだ登ってくる人達がいる。払沢の峰の方はやめて、一般道を時坂峠へ下る事にした。雪を踏んで下り、しばらくで水場に出たので水を汲んだ 12:05。ここから松生山に登って行く踏み跡?がある。
凍っている払沢の滝
少し下ると大きな家がある。茶屋になっている 12:15。冬はやってないみたい。その先で林道になった。キセキレイが道案内をしてくれる。林道に上がると山乃神社があってお参り 12:25。ここからは広い舗装道になった。次の分岐は左へ行く。時坂峠 12:40。ここから下る。峠には、安永の庚申塔と回りに小さい地蔵像がある。小祠もあり、脇に地蔵と面白い首だけの石仏。ここから山道を下る。12:50 林道を横切る。ショートカットしながら下りる。
道路にも登山道にも雪があり注意しながら歩く。13:10 払沢の滝の駐車場。車が沢山止まっていて、何かと思っていたら滝の駐車場だった。バスの時間をチェックしてから滝へ行く。沢山の観光客がのろのろ歩いている。13:20払沢の滝。見物人が多い。滝壷まで行ってみた。馬鹿な男が凍っている滝壷で遊んでいる。危険。13:35 バス停に戻る。
バスに乗る人が多いので、少し戻って桧原小のバス停で待つ事にする。ここまで歩いて正解。13:54発。我々はしっかり座れた。バスは満員の人を乗せて駅に向う。駅には 14:20頃に着いたが、トロトロして時間がかかり、14:31に間に合わなかった。残念。次は 14:48発。拝島乗換え・立川乗換えも乗り継ぎが悪かった。自宅には 16:27着。意外に早かった。
今日は、万歩計を忘れました。スパッツも忘れたのですが、使用しなくて大丈夫でした。雑木林が多く、天気が良く風も無いので、気持ちの良い尾根でした。払沢の滝は人が多くて、ビックリしました。前に払沢の滝から浅間嶺に行ったのは 1986年。その時も滝は凍っていました。「弗沢の滝」と書いてありますね。