三頭山 1985年


大岳山、御前山、三頭山は奥多摩三山といわれます。いずれもいい山ですが、三頭山はそのうち一番奥にあります。武蔵五日市から入って数馬の方からと、中央線上野原から入って、郷原から登るのとあります。今は、数馬側のふもとに東京都森林公園が出来て便利になり登る人も大変多くなりました。この頃はすいていました。
日時 1985年4月14日
晋 万
山へ行きたくてうずうずしていたが、天気悪くいらいらしていた。やっと、日曜日、天気良くなりそうなので、三頭山に決めた。予定は、数馬から上がってドラムカンヘ向かうことにしたが、休日のバスの時間が分からぬ。登戸から、バス会社に TEL して聞くと、良い時間のバスがない。逆まわりに変更する。

万念願のドラムカン橋を渡る。
奥多摩駅から、鴨沢行き 8:30 のバスに乗る。満員だったが奥多摩湖までに大半が下りて、小河内神社で我々が降りると、バスに残ったのは一人だけだった。万、念願のドラムカン橋の上で記念写真を撮る。渡り終えて橋の上で、身支度。釣り人が、数人いる。天気うららか 9:10。

ドラムカン橋を渡って、有料道路に上がるとき少し間違えた。有料道路を少し歩いて登山口 9:25。すぐに急登になる。久しぶりに汗。ペースは速い。少し登った所で、休憩中の男を追いぬく。山頂までの間、人に会ったのはこれっきり。イヨ山 10:15。大分登った感じがする。しばらくの間のんびりと歩く。行く手にヌカザス山が大きい。1026mのピークから下って、ヌカザス山への登りは急登。まっすぐに登る。相当厳しい登り。やっと山頂にたどり着くと 10:55。

ほんの少し下ると、ツネ泣き峠に出た 11:05。少し休む。そこから 1302m の鶴峠分岐までが、又、急登。とにかくまっすぐに尾根ぞいに道がついている。鶴峠分岐は、見覚えあり。前に来た時は雪だったが。そこから先は、割と緩やかな登りであった。少し腹が減ってきたが、調子よく登って行った。三頭山 12:03 着。

万腹が減ったとしきりに言う。早急ラーメンの用意。ほとんど万がする。晋、雲取方面をスケッチ。良い天気。反対側には、富士が雲の上に少しだけ頭を出していた。ラーメンを食べて、缶詰のサラダ。ソーセージを食べ、みかんでデザート。ゆっくりと食事した。

笹尾根を歩く。
13:00 出発する。下りは西原峠へ向かう。まずはぐんぐん下る、地図ではそうでもないが、相当急な下り。すぐにつま先が痛くなる。1150m の最低鞍部について槙寄山に登り返す登りは緩やかでのんびり。天気は相変わらず良い天気。槙寄山で少し休む 14:00-14:05。暖かくて少し寝て行きたいほどだが、バスは 15:15。意を決して立つ。西原峠からの下りは道が良い。

ずっと下って家が現れた所から自動車道までの下り、コンクリートが打ってある (幅 50cmほど) が、これがものすごく急だっだ。幅広の自動車道に出て、少し行くと子供達が変な所から上がっ来る。万が 「近いの」 と聞くと 「うん」 と言うのでそこを下りた。本当にとっても近かった。

バス停には 14:55 着。バスはすぐに来た。売店に戻って Beer とジュースを買った。万はジュース。晋は Beer。雪が残っていることを期待して、スパッツを持参したが、北側斜面の源頭にかろうじて少し残っていただけだった。