三頭山 大茅尾根

久し振りに奥多摩山行です。三頭山は色々なルートが有るのですが、今回は飯尾から長作への大羽根峠から右へ大沢山への大茅尾根をあがります。この尾根には飯尾から直接取り付けるのですが取り付きが分かりにくいと言うので峠からにしました。下りは牛飼尾根の予定です。牛飼尾根の入口が見つかるかが心配です。
日時 2002年8月11日(快晴)
晋 万
上野原からのバスの時間の関係で、若葉台 7:03に乗る予定で自宅を出るが、一本早い6:57に乗れた。上野原から飯尾行きのバスには、登山者は我々と権現山に登る人のみ。この人は用竹で下りた。暑いので皆もっと高い山に行っているのかな?

扁盆から我々だけになった。バスに案内が張ってあり、飯尾の手前の御嶽神社前から坪山に登れるようだ。その前の八ツ田からも登れる。9:20飯尾着。準備をして 9:25出る。真っ直ぐ進み大羽根峠に向かう。峠への道は、途中沢を離れて左へあがるところから先も、綺麗に刈払いしてあって気持ちよく歩けた。途中畑にいたお爺さんが「何処に行くの」「大羽根峠から三頭山」と言うと、「みとうやま。行けるのかな?気をつけて」と言う。

9:45大羽根峠に着く。風が通って涼しい。峠の少し手前から右に綺麗な道があがっている。峠から踏み跡を行ってもすぐに出会う。峠には石仏がある。天保8年。今日は暑いので、水分補給が必要。水を飲んで 9:50出発。9:55大きなモミの木。すごく立派で直径 1M以上ある。道は急登で苦しいが、刈り払いしてくれているのでよい道。一部ジグザグに付け替えた所もある。10:10 954M。

最近出来た案内板か?
10:10 約1000Mの所で、右からの道を合わせる。頂部を黄色に塗った杭が道標で、どちらも飯尾と書いてある。10:30 1065M 附近通過。10:55-11:00 1237M のピーク。ここからも飯尾方面の尾根がある。矢印が有り、道標は同じく頂部を黄色にぬり、木を削ってマジックで書いてある。新しいものだ。最近地元の人が刈り払い方々つけてくれたのではないかな。印は黄色ペンキとテープがある。どちらも新しいが上手につけてある。

1350M 附近。レンゲショウマが出てくる。ソバナも。途中岩の脇を通ったり、急登を登る。最後の 150M 程は特にきつい。11:40 大沢山着。一人休憩中だ。暑い暑い。前にはなかった飯尾方面を示す小さい看板が出ていて120分と書いてあり、終バス 16:20とあった。これも新しい。11:45-12:05 避難小屋。水を汲みに行ってくる。水はチョロチョロだったが、これで安心。食事は山頂ですることにして出発。ここから山頂までは15分。

12:20-12:55 山頂で食事。山頂は賑やか。ほとんどは都民の森から上がってくるようだ。富士山は雲に隠れたり出たりしている。食事を済ませて鶴峠方向に向かう。13:20頃牛飼尾根の入口を探るが見つからない。標がある所を少し下ってみたが、道形になっていない。今日はやめて戻る。このルートは秋に葉が落ちて先が見えるようになってからだろう。鶴峠からの車道は暑いので、山頂に戻り、登ってきた道を下る事にする。

13:45山頂に戻る。団体の人達もいなくなっていて、二組が遅い昼食中。14:00大沢山。ここから下る。14:25-14:30 1237M のピーク分岐。ここから左に下る事にする。来た時に通っていない方。こちらも道は良い。赤テープがある。強烈な下り 100M で平坦になる。道は植林地の脇を通り、又急坂。黄色のペンキも出てきたりする。高度 1000M の所 14:50。この尾根の先端まで行く感じだ。この植林地はものすごく綺麗に手入れされている。

高度 700M 附近で家の所に出る。すぐに舗装道路に出た 15:20。入口には何も標がない。

登る時は、長作 206という電柱が右に立っていて、舗装が右に曲がる所で左へ山道に入る。すぐに右に家が見える所で、左下の水汲み場のほうへ行き。尾根に出て、少しで祠が有る。祠の前の竹に赤テープ。
舗装路を右に歩いて、すぐにお寺の所に出た。寺に一寸寄る。寛政 6年の庚申塔があった。自然石に青面金剛、三猿が彫ってあって面白い。

バス停に向う途中立派な萱葺きの家が在った。バス停のすぐ下のお店屋さんの前に出る。バス停には 15:35着。バスは 16:20発。バスはまだ来ていない。体を洗いに行って帰ってきたらバスが来ていた。17:17上野原駅着。17:20 JRに乗る。横浜線に乗り換えて橋本に着く。橋本は 8月9-11日は七夕祭り。51回目の七夕祭りとか。今日は最終日(右の写真)。見物して帰る事にする。沢山の七夕飾りがあった。自宅には 19:30着。やはり上野原は我が家から近いね。

暑くてばてました。こんなにばてたのは久し振りです。尾根は木があって風もあり、そこそこ涼しかったのですがね。水は大量に飲みました。晋のほうから「休む、水」と言うのは珍しいです。次回は、1000Mの所に書いてあった飯尾に下りてみたい。