奥多摩駅には 7:17着。小菅行きのバスは待っている。改札に小河内神社のドラム缶橋は、今は中止になっていると書いてある。東日原、丹波行きのバスは 8:30発なのに、時間を考えないで来ている登山者がいたが 1時間以上待つのは大変なので、結局、東日原行きの登山者達は、みんな小菅行きに乗ってきた。行く場所を変えたのだろう。7:30発のバスは、ほぼ満席になった。途中見た奥多摩湖の水位は少ない。今年の夏は大丈夫かな?。
登山者は小河内ダム、深山橋でほぼ下車。我々は余沢で下車 8:10。準備をして 8:15出発。少しバックして下り、余沢橋を渡る。左側に大多摩トレールの案内板。橋から登り坂。少し登った所に余沢御番所跡の説明板がある。日影バス停を右に見て少しゆくと、左にオマキ平入口の綺麗な標柱。右にトイレがある。ここから左を上がる。角には二十三夜塔 (文化9年)、湯殿山の石碑 (寛政4年) が並んで立っていた。
ぴかぴかの道標
ここにも大多摩トレールの看板がある。8:30 出発。山道に入る手前左側に水場あり、蛇口が数個ある。登山道入口に新しい道標。オマキ平 (向山) 経由三頭山と書いてある。階段を上がって、杉の植林地の中を大きくジグザグ切って北の尾根に出る。この辺はふかふかの新道だ。つい最近作られた感じ。更にジグザグを切りながら尾根伝い、広葉樹の林に出たあたりで、道は少し馴れた道になる。
又、大きなジグザグを切って、左からの尾根と出会う所で、主稜に出た。9:20 左にテレビアンテナの場所。ウリカエデが 2本、直径 30CM位もありウリカエデとしては巨木。この道の木には、木の名前が書いた板がいたる所かけてある。しばらく上がると、道路を整備した時のキャタピラーの跡がまだ残っている。
新設の階段
9:50出発。分岐点に戻り、三頭山に向かう。付近に栗の木の大木が数本ある。少し育った径 10CM位の桧の植林地の中を歩いて、10:00 1100M 圏。ここから右手は広葉樹。日がさして新緑で美しい。尾根が少し広がるが、道ははっきりしている。この付近から全部広葉樹。少し行くと、道標もある。1146M は右に巻く。10:15 新設の階段通過。今は良いが少したつと、階段の面が掘れてしまうので、皆階段の脇を通るようになって道幅がかえって広がってしまうことが多いのにね。
ここで、鶴峠から来た登山者 3人と出会う。お茶を飲んで 5分休憩。昔見た道標もあるが、ぴかぴかの道標もあり、向山方面の入口は様変わりだ。三頭山に向かう。相変らず綺麗な道。11:10 1447M。この道は新緑の時も、紅葉の時もすごく綺麗で、人も少なくて好きなコースだ。大きなブナが多い。巻道コースを左に見て尾根道を山頂に向かう。ここからは結構な登りだ。11:35-40 三頭山山頂。山頂は相変らず賑やか。今日は霞がかかっているので富士山は見えない。写真だけ撮る。今日は長作に下る予定なので、食事は下り口付近でする事にして戻る。
殆ど踏み跡も無く、テープの間隔も長い。一本道の尾根なので、尾根をはずさないようにだけ気を付けて慎重に下る。最初はあまり藪はないが、途中からは結構な藪になる。テープも無くなった。それともコースは尾根伝いでなく右か左に降りるのかな ?。最後は植林地の中を降りて 13:05 山道に出た。綺麗に枝打ちされた植林地のジグザグを下る。 山道を上に進むと何処に着くのだろうか。
沢を渡ってからはちゃんとした道になる。13:25 左から来る沢との出会いでまた沢を渡る。登りでは右から来る沢になる。13:30 赤いトタンの家。犬が吠える。ここが一番奥の家。13:40 長作のわら屋根の家に出る。一番奥の家からわら屋根の家まで、すぐ近かったように思っていたので、こんなに距離があるのかと思った。県道に出て飯尾に向かう。途中水を汲んでから 13:45 大羽根峠へ向かう。峠に向かう途中に、ニリンソウが咲いていた。ヒトリシズカはまだ花が咲いていない。峠のすぐ下に猪のぬた場。
14:00大羽根峠。一寸休む。大きなブナが北側に 2本。ここは風が通って、いつきても気持ちが良い。好きな峠のひとつだ。飯尾に向かって下る。飯尾のバス停には 14:15着。バスは 14:37発。以前より 10分早くなっている。バスはもう来ていた。顔馴染の運転手さんだ。色々話す。今日は 8:28のバスで、坪山 20人。その次のバスで 30人くらいは入ったと言う。日影ツツジのシーズンの時は一日 300人。Weekday でも 60人。多いときは渋滞で、山頂に行くまでが大変だったそうだ。今はもう大体終わりで、4月20日頃が最盛そうだ。富士急バスがものすごく、力を入れていたものね。西原学校から乗って来たのは、殆どの人が坪山の帰りだった。上野原 15:51に乗り、八王子、橋本で乗り換えて、自宅には 17:15着。奥多摩駅から帰るとこんなに早く帰れない。