三頭山
三頭山は2003年頃までに支尾根を登り終えて、登ってない尾根はもう無いと思っていたので長らくご無沙汰でした。今度は北からの御堂指尾根をまだ登ってないのを発見。早速行く事にしました。9年ぶりと言うことになります。
日時 2012年6月30日(晴)
晋 万
綺麗になったドラム缶橋
5:07若葉台発。今日は調布・分倍河原・立川と乗換、立川では結構混んでいるが一番後ろの車両で座れた。青梅でもう一度乗換え。ほぼ満席。7:17奥多摩駅到着。急いでバス乗り場へ。7:25の小菅行き。座ったがどんどん乗り込んできて出発前には立っている人も多い。7:55小河内神社で下車。ドラム缶橋が眼下に見えた。8:05橋を渡り終えて遊歩道を左へ。以前はそのまま直登して湖岸道路にでたがそちらは止めてあった。少し行って上がると湖岸道路。バイクが多い。車も飛ばす。上がったところのすぐ左に水場。ペットのお茶の残りを飲んで水を汲む。すぐ先に遊歩道から上がってくるところがあり道標。車道を歩く。バイクが飛ばす道だ。8:25信号。ここでUターンして三頭橋までの間を走るバイクや車が多いようだ。右へ行く。8:45 ヨシスキ沢に到着。
上り始めの階段
身支度をして階段を上がる。水道のパイプが奥へ伸びていて踏み跡があるが我々は階段上がってすぐに左へ行き尾根へ向かう。急坂を四つん這いで少し上がり立って歩けるようになると 760Mの平坦地。一息つく、8:55-9:00。登ってきた方を指す赤テープがあった(下り方向を示しているテープで、この先テープ類は全く無かった)。ここから右へ尾根を行く。モミの木が点在する。右手で鹿が警戒音を出している。綺麗な緑の尾根。9:10 880Mの平坦地。890Mの小コブを乗り越えてまた登る。9:25小鳥の卵のかけらが落ちていた。割れていて三分の二で 2CMほど。青緑の地に茶色の斑点。ハシブトカラスの卵と似ているが一回り小さい。
980Mから少し緩んで 990Mの平坦地、9:30。少しコブになっていて、伐採のワイヤが残っている。少し急登して、緩んで尾根になると 1072M。右から尾根が来て、上は広々、9:35-40。少し曇ってきた感じだが雨は大丈夫そう。磁石で南を確かめて進行。左側は明るい唐松林。下ってゆくとすぐに右はヒノキになった。更に下ると左もヒノキ。下草にコアジサイが咲いている。9:50 鞍部まで下った。右は自然林になった。ここから急登になる。10:05 1100M位で正面に大岩。右を上がるが上がってみると左の方が良さそうに見える。まあ、こんなのは上がってみないと分からない。いつしか又自然林になっていた。日も差してきた。
急登になるが綺麗な林
1230Mの平坦地に着く、10:10-15。すぐ又登り、少し右寄りを登る。素敵な林。ブナ、コナラ、ミズナラ。1260-70M付近からは岩のごろごろした尾根。1300M位から、右から小尾根の来る1340M付近まで急登。1350M位で少し緩む。水道局の黄色い標識があり左から小尾根が来ると稜線は近い。ミツバツツジが多いので季節には美しいだろう。10:55鞘口峠からの稜線に出た。さすがに人が多い。道標が立っていて上がって来た方角はこの先行き止まりと書いてあった。
5分ほど行くと又この先行き止まりの看板あり、御堂指尾根を下る時は間違えないように。11:05 東峰。ここには展望台がある。子供もいて混雑。中央峰を過ぎて少し下り、巻くようにしてから登ると西峰、11:15。ここがいつも来るところ。賑やか。ベンチが空いたので座って食事。子連れも多い。富士山は曇っていて見えなかった。ヤマツツジが咲いている。11:50出発して西原峠方面へ向かう。下って避難小屋を過ぎ、登ると大沢山(1482M)、12:05。親子連れが休んでいた。今日はここから下ることにした。
ヤマツツジがまだ咲いている
道形はしっかりしていてテープもあるが歩かれていない感じがする。1260Mで尾根は左に曲がる、12:25。12:30 1237M。サンショの木が結構多い。尾根分岐は右に行くことにする。1150Mでも尾根が右に分岐するが左へ、12:45。ここからは植林地に入る。地図の破線路。昔の仕事道。1100Mで又尾根分岐。右は大羽根峠へ行くが今日は左へ下る。杉と檜の植林地。ピンクのテープが続く。1000Mくらいまで下ると左に赤松林。13:05ラッパみたいなキノコ発見。ウスタケ?、シロアンズタケ?。
道は上手にジグザグに切ってあるが、窪んでいて、枝や葉が溜まっていて歩きにくい。脇を歩いたりしながら歩きやすいところを下る。800M辺りで道が交錯し 780M付近の分岐は左へ下った。下に狸が走るのが見えた。その狸が見えた辺りまで下ると植林地の中、道が分からなくなった。探しながら左寄りに下ると道が見つかった。そこからも道は不明瞭で、昔の畑の上に出た。元は道だったのかなという所を草を掻き分けて降り、何とか民家の脇に出た。多分、破線路の通りに歩いた筈だ。民家で庭の手入れをしていたご夫婦と、大沢山から降りてきたと言って少しお話。
降りてきた場所を振り返る
下って車道に出た、13:30。デマンドタクシーNO.2のところ。13:35バス道。すぐ右手がバスの折り返し場。サンショが一鉢100円で置いてあった。時間があるので歩く。13:55 西原一宮の前でコーヒー用に水を汲んでいると、万が見上げて杉の大木を発見。神社に上がってみると境内に大きな杉があった。目通り8.4Mは大きい。普段は歩かないところなので、見れて良かった。14:05出て更に歩く。下城を過ぎて 14:25安寺沢入り口でバスを待つ。水は無いがタオルで体を拭いてホ。坪山からかな?一人降りてきた。
バスは時間通り14:45に来た。誰も乗っていない。用竹で数人乗ってきて、上野原で駅の方に曲がってから大団体が乗ってきた。15:30頃駅に着いた。15:41に乗り、橋本でちょっと買い物して、17:20帰宅。
御堂指尾根は、山の記録倉庫さんによると余り良くなかったように書いてあったので、植林地かなと思っていたが、植林は一部で、いい尾根でした。苔のついた岩のごろごろした尾根も、痩せているという程でもないし、結構急登の所も多いが、一息つける平坦地もあって、緑を楽しみながら登れました。山頂はさすがに人気の山だし、都民の森からなら 1時間足らずで登れるから、子連れも多く、賑やかでした。大沢山から大茅尾根の下りは2002年には小さいながら道標が立っていたし、綺麗に整備されていたが、今はやぶ道に戻っていました。下りは、どこの山でも何故か人家が近づくと道があやふやになります。昔の茶畑や桑畑が杉林化して道がごちゃごちゃになってしまうのだろうと思います。今日も最後はごちゃごちゃでした。