三頭山


久し振りの三頭山です。三頭大滝から大沢山の東尾根を上がろうと考えていましたが、地図を見ていると蜂巣沢橋から1149Mを経て上がれそうです。調べてみると上がった人もいます。このルートに決定。下りは山頂からの時間次第でコースを決めますが、飯尾の方に下る予定です。このところ余り天気が良くなくて、今日だけ晴の予報です。
日時 2015年11月21日
晋 万
4:30起床、準備して出発。金星が光っている。その少し上の明るい星は木星だろう。今日は天気が良くなってほしい。5:45の若葉台発に乗り稲田堤乗換6:03発。立川6:29発に乗って五日市へ。五日市に着くとバス停には行列あり。でも座れた。7:10発数馬行き。満員だったが途中で降りる人も多い。浅間尾根登山口で学生の団体が降り、乗っているのは数人になった。数馬手前の仲の平で数人降りて、結局数馬まで乗ったのは我々だけ。8:11数馬着。8:15出発。息が白い。

この看板おかしい?
九頭竜神社は下から今日の無事を祈って通り過ぎ、分岐を左へ橋を渡る。少し行くと蜂巣沢橋。「はちのすさわはし」とあるが沢は「はちざすさわ」とも言うようである。橋を渡り準備して左岸の道に入る、8:30。すぐ1-2分で大きな看板があり、三頭山へは右に上がれとある。右に上がりすぐ(1分)、左側に鹿よけのネットのあるところに右への踏み跡があった。入ると、踏み跡は山腹を巻いて行くので、すぐ踏み跡を外れて左に尾根を直登することにした、8:33。

直登は急だが、上がれば1149Mへの尾根に出ることは確実だ。8:55やっと少し緩む。すぐに右から尾根が合わさり、さらに登ると向こう側の見える尾根筋に出た、9:00、950m位のところだ。黄色のテープがあって我々が登って来た方向を指す。9:15右から支尾根が来て左へ上がる、1050m位のところ。その先で城跡の堀切みたいなところを過ぎて、ぐっと登る。9:25やっと緩む、1100m。緩く上がって9:30 1149mに着いた。左へ曲がって右からの尾根と出会うところに鳥獣保護区の看板があった、9:35。左へ行く。

晋はここから深山の路と思っていたが、それにしては道が悪い。右下に都民の森の駐車場が見える。車が沢山駐まっている。9:45 GPS測位点の杭がある。そこからすぐで駐車場からの道に会う。これが深山の道で今は通行止め。9:50深山の路高度1200mの道標。右側はシラカバが多い。10:00 高度1300mの道標。その少し先で都民の森の道(石山の路)に出た。深山の路方向はロープで止めてあった。左に行く。左側に富士山が見える。丹沢方面も良く見える。10:20笹尾根縦走路に出た。富士山が美しい。

山岳耐久レース35kmの道標があり、すぐ高度1400mがある、10:25。右からの尾根(大沢山東尾根)と会い左へ行くと大沢山、10:35。下って避難小屋、10:40。覗いてみたが中は綺麗だった。少し下って階段の登りとなり、10:55三頭山到着。さすがに人が多い。富士山が美しいが、富士山方向のパノラマ山名板は邪魔だね。写真を撮って11:00東峰へ向かう。少し下って上がると中央峰、手前にベンチがあるので昼食の人で混雑。少し行くと東峰で三角点がある、11:05。ここは誰もいない。その先に東峰の展望台がある。残念ながら展望台からは富士山は見えない。

山頂から富士山
鶴峠も15:35のバスがあるので、鶴峠に行くかどうか迷ったが、鶴峠への尾根の紅葉も終わっているので、少し早い14:37のバスのある飯尾に大沢山から下ることにした。大沢山で昼食にすることに決め、戻って中央峰と西峰の鞍部から巻道を避難小屋方面へ向かう。下って行くと救助犬の訓練かな?救助犬を連れた人々が登ってきていた。避難小屋の手前がムシカリ平、11:25。登って避難小屋を過ぎ大沢山、11:30。ベンチは既に食事中の人がいて残念。少し先の倒木に座って昼食。我々と同じ考えの人もいたが、彼らも仕方がないので、落ち葉の上に座って昼食していた。

12:15出発。大沢山から下る。落ち葉の中、初めは明瞭な踏み跡。少し下ると急降下になる。赤テープを目安に進む。岩の多い尾根だ。こんなに岩が多かったかなと思い磁石を出して方向を確認する。15分ほどで岩尾根は終わる。12:40平坦になった、1280m位のところ。さらに下って緩く登ると1237m。その先の尾根分岐のところに薄れて読みにくいが「大茅 1237」と小さい山名板があった、12:45。左にも下れるが、今日はここは右の尾根に直進する。1200m位から黄葉が出て来た。

1160mは平坦な尾根が右へ派生するが、左寄りに植林地の中へ下る、12:55。晋、久し振りに右足が攣った。13:10 1063mは左寄りに進む。踏み跡はしっかりある。13:15 1000mで大羽根峠分岐。直接飯尾へ向かう。13:20黄葉が綺麗なところ。この道は植林が多いがところどころで黄葉がある。13:25 900m、右への尾根が分岐するが道は左寄りに明瞭だ。炭焼き道の跡のような窪んだ道を下る。770m付近に広葉樹があって綺麗に黄葉している、13:35。

13:40左へ下る道がある。飯尾にはこちらが良さそうなので下る。黄葉が綺麗で、良かったなと思ったが植林地に向かって行くと道が悪くなる。以前この尾根を下った時にややこしかったところのようで、これは下の方で苦労するかなと思い元の道に戻る、13:45。こちらの方が道はしっかりしている。倒木が道を塞いでいるところを過ぎて13:50沢沿いの大羽根峠への道と思えるところに出た(大羽根峠への道ではなくて、枝沢沿いだった)。少し上流に水タンクが見える。沢沿いに少し下ると前が泥だらけのぐずぐずで道が無くなり、右に沢を渡る朽ちた橋がある。橋を渡るのかとも思ったが渡った先にも道は見えない。対岸で畑仕事している人がいたので万が大声で聞くとそのまま行けばよいと言う。仕方ない、泥だらけのところを無理やり通り過ぎると、又踏み跡が出て来て、橋を渡ると大羽根峠への道に出た、13:55。

下って飯尾バス停14:00。バスまで時間があるので少し歩く。御岳神社からは坪山への道がある。14:15一宮神社。ここにバス停がある筈と思ったが見当たらない。近くにいた人に聞くがバスには乗らないから知らないと言われた。郵便配達の人に聞いても良く分からない。ちょっと迷ったが郷原のバス停まで行こうかと、そちらに向かったら、50mも行かない内に一宮神社に東側から入る神橋があり、その前がバス停だった、14:20。やれやれ。ここでバスを待つ。神社にお参りすると立派な杉があった。

バスは14:41、時間通りに来た。はじめは二人だけだったが学校前で坪山に行った人達?が乗り、それから段々と人が乗って来た。バス道は川沿いで、紅葉が綺麗だ。二人席に一人づつ座ってうつらうつらしていたら新井で大勢乗ってきて満員になった。15:35上野原駅着。JRは15:41。座れないかなと思っていたら楽に座れた。高尾で乗り換えのつもりだったが座っていたし、そのまま行き、八王子、橋本と乗り換える。横浜線も京王線も座れてラッキー。17:20帰宅。もう暗い。


バスに乗る時間が長かったので、少し酔い気味になりましたが、どうにか酔わなくて下車しました。天気は快晴とはいかなかったですが昼食時には日も差してぽかぽかして良かったです。蜂巣沢橋からの登りは初めは急でしたがあとはまずまずでした。三頭山はもう紅葉は終わっていましたが、さすがに都民の森から簡単に登れるので子連れも多く、賑やかでした。大沢山からの下り初めは急で岩もある尾根で、久しぶりなのでこんなだったかなと思いながら下りました。ふもと近くになると道が錯綜して分りにくくなるのは毎度のことですね。