幸神(さちかみ)尾根
今回は、今年2回目の山行。素敵な名前の尾根を見つけ行って来ました。日の出山金毘羅尾根の途中に出ます。帰りは一旦下って肝要峠を越えて青梅のほうにでる予定です。
日時 2013年 1月 10日(晴)
晋 万
駅から歩けるので、電車の時間を心配しなくてもよい。若葉台 6:05発に乗ることにした。駅まではまだ暗いし寒い。早いのに出勤するサラリーマンで社内は満員。調布乗換えで分倍河原へ。予定より 1本早い南武線に乗れた。武蔵五日市行きは 6:58発。乗り換えゆっくりになったので、座れて車内で朝食。通勤通学の人が沢山乗っている。
シダレアカシヤの大木
7:36武蔵五日市着。準備をして 7:40出発。秋川街道を歩き、日の出町に入り、8:00中学校前。神社に向かう予定が一寸間違えて寺の方に行ってしまい、少し戻って寺の前から川沿いの細道を行くと神社の前、丁度シダレアカシデの木に出た、8:05。樹齢700年の国の天然記念物なので大木を想像していたが、思っているより小さい木だった。成長が遅いのかな?。幸神神社にお参りして 8:15出発。神社を脇から広い道に出て(今は、こちらから神社に入るみたい)右へ川を渡って左へ、すぐ川を南に渡って、住宅地を右へ。分岐になり左は行き止まりとある所を右へ入り尾根末端へ向かう。8:25人家の手前から上がる。特定猟具使用禁止区域(銃)の看板。木の枝に輪縄と御幣がぶら下がり、御幣には三種大祓守護とあった。出だしは薄い踏み跡の急坂。すぐ平坦な尾根になる。
8:30八幡神社。お参りする。享保 6年の庚申塔がある。少し登って 300Mでシャツを脱ぐ、8:40-45。アオキが多い。足元にはジャノヒゲが沢山。少し先で右から道が来て尾根を横ぎって超えていった。そこから登り。8:50 320Mで右へ。ここに地蔵さんがある。8:55 327M。少し下って登り。鹿の足跡がある。370Mには左から上がってくる道がある。しばし平坦。400Mでゆるく右へ曲がる。440M圏はゆるく左へ曲がる 9:15。木にあきるの市と書いてある。
桜の木が多い勝峰山山頂
450M過ぎて右へ曲がる。460M 9:25。9:35 450M、深沢山と書いた小さな山名板がある。勝峰山(かつほやま)分岐。荷物を置いて空身で勝峰山へ向かう。9:45 勝峰山。広々として桜の大木がある。セメント工場の方から上がってくる道がハイキングコースに整備されているようだ。三等三角点がある。展望台に行くと、遠く、右手にスカイツリー・中央筑波山・左手日光の山(男体山)が見える。10:00戻ることにする。10:10分岐についてリュック持って出発。
分岐から進むとすぐ、右下に、大きな採石場が見える。石灰岩かな?尾根には石灰岩がある。10:20 441M、採石場側に入らないように日本セメントの立入禁止の看板があった。10:25 420M 左からの尾根が来る。10:30 448M ゆるく右へ曲がる。尾根の左は茶の木に似た木(多分ヒサカキ)が植林の下草になっている。右18号 まっすぐ17号の黄杭が有りすぐ先に17号鉄塔、10:45。猪の掘り返しがすごい。ここでも日光の山が見えた。一寸休んで水を飲み先に進む。
今日の最高点白石山
10:55 543M 真藤の峰。ずっと杉林。ここから急坂を登ると梵天山の一角に着く。赤テープに山信とあり。北東尾根分岐を過ぎてすぐに梵天山 607M 11:15。少し下ってから白岩山への登りにかかると、右側に日鉄鉱業の立入禁止の金網がある。急な登りを上がっていくと白岩山 631.7M 11:25-30。この山頂は以前に金毘羅尾根から来た事がある。以前はここが「たるくぼの頭」だ思っていたので手元の2.5万の地図にはそう書き込んである。5分程で金毘羅尾根だが、今日はここまでにした。
そろそろ昼食にしたい。日のあたる場所を探しながら戻る。少し下って、少し上がり、590M越えた場所で倒木に腰掛けて昼食にした、11:35-12:20。が、太陽は大きな雪雲の中で、寒い。でもまあ風が無いし良かった。おにぎりの昼食は美味しかった。梵天山を越えて、次のピークから下る 12:25。入り口は印もなにも無い。はじめ急坂を下る。尾根ははっきりした感じで、急坂を下りると平坦になり、その先で右寄りに下る。道形もはっきりしている。12:40 493M。右前方へ進むと尾根が分岐する。
その尾根の分岐は左へ進む。右の尾根がはっきりしているし、踏み跡もしっかりあるので、ここは右に行ってしまいそうで気をつける必要がある。実際、少し行きかけて磁石を見た。左は細い急坂。少し下ると前方に鉄塔が見えるので正しいと分かる。さらに急坂を下ると19号と20号を指す黄杭あり、12:50。そこから 2-3分で 20号鉄塔。北東へ下る。良い道だ。13:00竹林になる。竹林を出る頃から荒れた踏み跡になる。かなりに急降下だ。13:05神社に出た。鳥居の左の柱の所。神社にお参りしていたら、東電の人が来て社殿の左から登っていった。社殿の前には日の出町最大の杉がある。その脇に水が出ていたので水汲みし 13:15出る。
肝要峠
つるつる温泉方面に進む。13:20ご成婚紀念の石柱のところから入る。道は昔の峠道できついが歩きやすく切ってあった。最後はジグザグの登りで 13:45肝要峠。林道が通っている。林道を渡ってすぐに、まっすぐ下る道があり、そこを下ることにする。峠には三室山への尾根道の入り口もあった。峠からの下り道は生きているかどうか心配だったのだが、峠のこちら側も良い道だった。植林地の中の道を下り 13:55林道終点に出た。2-3分下ると、左から降りてくる林道と会う。里山なので林道が多いのかなぁ。14:00林道入り口ゲート、と言っても鎖でとめてあるだけ。出ると左にキャンプ場の廃墟みたいなところ?があった。展望台だったような建物もあるし、よく分からないが廃墟。
宮ノ平駅に向かう。14:15吉野街道に出て右へ。すぐに左へ下り、和田橋を渡って登ると青梅街道、14:30。駅への途中で、寺と和田乃神社により 14:40宮ノ平駅着。次の電車は 14:42発。ジャストだ。青梅・立川・分倍河原・調布乗り換えて若葉台 16:15。自宅には 16:30帰宅。
以前金毘羅尾根を歩いた時、一寸寄り道をし白岩山(白石山とも)に行きました。そこから下って行くちゃんとした道が有るので歩くことが出来ると思いました。そのルートをやっと歩くことが出来ました。この付近は支尾根を上がり支尾根を下るようなことも出来ると思います。道標も少なく地図読みが必要ですが、里山歩きの感じなので気持ちが良いです。が、植林地の中を歩くので一寸寒い。静かな尾根でした。