シダクラ尾根
天気が悪いので、蛭がいる丹沢には行けません。今夏の青春 18きっぷが 1枚残っていますので、JRで行く山を考え、奥多摩の御前山のシダクラ尾根を上がり、鋸山から鋸尾根を下山する事にしました。鋸山はいつも巻いていましたし、鋸尾根は、晋は昔利用したことがありますが、全然覚えていません。万は始めてです。
日時 2006年9月10日(快晴)
晋 万
今日は、シダクラ尾根から登る。取り付きは、バス停惣岳から入る。奥多摩 6:50発の峰谷行けに乗れば良いので、若葉台 5:47発に乗り、稲田堤・立川で乗換え奥多摩には 7:45着。バスは登山者が多く立っている人もいる。境橋で登山者が 6人下車。惣岳では我々のみ 8:00。
シダラク橋は吊橋
靴紐を締めて 8:05出発。バス停から下って行く。惣岳の不動尊へお参りして、昔道に出て右に進む。マムシに注意の看板のある公衆トイレがある。この道はダムまで歩けるみたい。ブルーのシダクラ橋の吊橋を渡ると、左に祠。そこから下る。祠から左へ綺麗な道を下って、シダクラ沢を渡り、右側の上流方向に上がって行くと、尾根に上がる良く踏まれた道に出た。植林地の中の割に急な道を登って行くと 8:30鉄塔。
ここから杉と桧の植林帯。樅が混じる。急坂で汗が吹き出る。両手を使うくらいの急坂だった。昨日雨が降ったらしく、ぬかるんでいて滑りやすいので注意をしながら登る。10分程で、左から雑木林が出てきた。8:45少し道が緩む。少しホ !。又、登りになって、ここから道は悪くなる。尾根の右は刈払いをしてあるが、始末がしてなくて歩きにくい。左に入ると滑って歩きにくい。どっちにしても直登。
9:10頃、右の植林地に入って初めてテープがあった。植林地の中、少し上がって大岩を通過して、岩のゴロゴロした所を過ぎると正面にピンクのテープが下がっているのが見えて、左から回りこむと 810M。一休みする 9:15-20。暑い暑い。810Mの頂には左から明瞭な踏み跡が来ている。何処から来ているのかな ?。正面は御前山、三つの峰がある。御前山に向って歩く。テレビのアンテナがあった。810Mからは特に藪も無く鞍部に降り立った。ここから登りになる。踏み跡をたどると黄色のテープが出てくる。
しばらく岩のゴロゴロした尾根を登る。風が通って涼しい。850M位から緩やかな広い尾根になる。左側草地状の木の少ないところを直登で道無き道を上がって行く。滑りやすいので注意しながら登る。右側岩の所を左に巻き気味に登って 10:00 1062M。1180Mの所で左から来る一般道と出会う。急登で苦しかった。一寸上がるとアセビの広場の看板。下山の時の印は無いが、左側に大きな木があるところから降り始めると良い。しばらくするとテープと薄いが踏み跡がある。
縦走路に出た
少し先にも、左から来る道がある。道標には、左方向へは御前山、右方向へはアセビの広場とあり、体験の森、シダクラ道と書いてある。地図には載って無い。御前山と書いた方に行くが、山腹を巻いていってしまう感じなので大岩を巻いた付近から尾根へ登り返したら、すぐ 1230M。一寸早いがお腹が空いたの昼食にする 10:30。ハエが多い。蚊もいたが 1匹だった。周りは五葉ツツジが多い。11:10出る。進むとすぐにさっきの巻き道に出た。
この辺「体験の森」と言うのかな。今まではとにかく直登だったのが、整備されたジグザグの道になり道標が所々ある。11:25ダムから上がって来る登山道に出た。道標があり、我々が来た方向は「山道」と書いてあり、紐で止めてある。すぐに左が惣岳山山頂。大河内峠から走って上がってくる男性がいた。ここからは箒で履いたような道だ。ぬかるんでいるので気を付けながら歩く。11:45御前山山頂。登山者が 8名食事中。グレープフルーツを食べて休憩。景色は全然見えない。11:55出る。この間も走って登ってくる人が多い。何かの大会があるのかな ?。
12:20クロノ尾山、中尾根入り口。12:35鞘口山、江戸小屋尾根入口。滑らないように気を付けながら下って行く。避難小屋跡を過ぎると大ダワ。林道が通る。車が 2台止まっている。林道を渡って鋸山方面に進む。一段あがると、鋸尾根入口に出た 13:00。奥多摩 - 大岳の道標を左側に進む。13:05鋸尾根に出た。荷物を置いて鋸山に向う。13:10山頂。2名休憩中。植林地の中で景色は駄目。丸石のごろごろした山頂。13:15戻って出発。
奥多摩まで 5KM。15:00頃到着かな ?。13:20天地山分岐。道標には行き止まりとかいてある。3分ほどで三角点。ここから下って行くゴロゴロした石の道だが手入れはしてある。岩は濡れているので気をつけないといけない。少し下って植林地の中では道が 2-3本ある。13:45 829M。林の中で平坦の場所。13:55 道が二分し鎖場コースがあった。晋は鎖場を降りる。万は一般コース。一般コースも濡れた岩で紐が張ってある。この付近から、岩場が続く。
昭和橋の公園に出た
14:05 天聖神社。先行者に追いつく。老人の団体で譲ってくれた。ぐんぐん下って行く。奥多摩駅付近が見えるが、まだまだ高い。やっと林道に出て左に行くと 14:25愛宕神社入口。急階段を上がって 14:30愛宕神社。晋相当疲れている。社殿の前でおやつを食べる。風があって涼しい。14:35出る。神社の裏に下ると広場があって五重塔と平和の鐘。少し下ると 188段の急な階段。見下ろすとすごい。注意しながら下る。下って見上げると、又、すごい。
更に下って園地。何処に出るのか楽しみだ。階段を下ると 14:50昭和橋の袂に出た。暑い暑い。橋を渡って駅に向う。奥多摩駅には 14:55着。次の電車は 15:04発の青梅行き。青梅で立川行きに乗換えるとの事。15:26発のホリディー快速より早く立川につく由。青梅で乗換えて、立川には 16:15着。立川で、夕食の買い物。晋は中で待つ。16:40発に乗って、稲田堤で乗換えて、自宅には 17:40着。30,300歩。
付近の植林地は、良く手入れされ、下生えも良い植林地でした。歩いた尾根は狭い尾根なのか、車の騒音が良く聞こえました。さすが人気の御前山で人も多かったのですが、今日は、走っている人が多かったので、何か競技会があるのかもしれません。鋸尾根も、岩場・梯子などあって面白い尾根でした。結構歩かれているので、手入れは行き届いていました。