蕎麦粒山 鳥屋戸尾根


鳥屋戸尾根は蕎麦粒山のルートとしてはあまり知られていませんが、静かな良い尾根です。ここを登って、下りは、これもあまり知られていない仙元峠から秩父方面に下りました。
日時 1999年7月17日(曇り)
晋 万

久し振りの山行。蕎麦粒山に行く。川乗橋から、鳥屋戸尾根から蕎麦粒山に登り仙元峠から、金倉橋(秩父)に下るコースを歩く。

久し振りの奥多摩行き。黒川始発に乗ると立川には 6:15 頃着く。奥多摩行きは 6:29 入線。6:39 発なので少し早い。次の電車で来ても乗れるが、このほうが確実に座れる。今日は人も少ない。奥多摩から 8:00 発の東日原行きバスに乗る。まあまあの混み具合。川乗橋下車。我々と 4人組の男性と 2人組の男女が下車。靴の紐を締めて出発する 8:20。

笙の岩山の看板のところから登る。以前百尋の滝から降りたときには、この道標は無かった。道は良いが、いきなりの急登で尾根に出る 8:30。今日は湿気が多い。道も濡れている。8:40 今日はかなり汗が出そうなのでタオルを出す。良く手入れされた杉林の中を行く。9:10 右は雑木林になる。胡桃が落ちているので、木が有るわけだが良くわからない。胡桃の木の葉も落ちていた。暑い。暑い。汗も良く出る。水を飲む。少し上で完全に雑木林になる。ギンリョウ草の実があった。

笙の岩山の山頂
9:35 休憩中の老人を抜いていく。9:45 急坂を登って 1150m の尾根で左折。久し振りなので足が重い。トヤド山と木に山名が打ってある 10:10着、笙の岩山の少し手前。道が分かれているが、左側を登るとすぐに笙の岩山着。右を行くと笙の岩山は巻く。山頂には三角点がある。ちょっとした広さで弁当に良さそう。名前から岩峰かと思ったが、違った。少し休んで 10:25 出る。ギンリョウ草が多い。

笙の岩山から、少し下って又すぐ登ると、10:35 八丁山。左側に赤テープがあり、多分、倉沢からの道だと思う。鹿の足跡が多い。全体に登り下りしながら緩やかに登る。10:14 松岩の頭 1268m。道はしっかりしている。天気は少しよくなってくる。少し登って、長尾山 1350m (新ハイの人が山名板を建てていた)。先に進もうと思ったが、腹がへったので、食事にする事にする。11:15-11:45。食事中蜂が周りを飛び回りうるさい事うるさい事。人が来たので出る事にする。

ここから急登。登りきったところで、水平道に出る。まっすぐ進むと蕎麦粒山山頂1473m 12:00 着。同じバスの人が一人いて、我々を見て怪訝な顔をしていた。どこから上がってきたのかと思ったのだろう。すぐに出発する。

12:15 笹のトンネルをくぐって仙元峠。かなり濡れる。ここから下り。道は下草が刈って有り良さそう。13:15 鉄塔。13:20 次の鉄塔。胡桃の木があり、沢山なっていた。ジグザグの急坂を下る。途中明治神宮所有の立派な杉林がある。下りきると大日如来堂 13:50。この下りは長くて疲れた。大日堂で、水を飲んだりして、橋を渡って対岸の浦山大日堂のバス停へ 14:00着。

14:25 発のバスにぴったりだった。待つ間に体を拭いて、着替えて気持ち良くバスに乗った。バスは小さい、運転手もいれて 15人乗りのバスだった。西武秩父駅に着くと、電車は出たばかりで、15:31 発に乗って帰る。

総括
今日はねむの木の花が咲いていた。鹿の足跡が多かった。天気がいまいちだったので、人も少なかった。登りも下りも道は綺麗だった。