天祖山


日原の奥にある山です。主尾根からは離れていますのでやや独立した感じで、 これだけに登るのもどうかなと思うのですが、1723Mの立派な山で、信仰の山でも有ります。 少し頑張って、酉谷山までまわる事にしました。
日時 1997年11月2日
晋 万
連休の中日、天祖山へ。1本早い奥多摩行で、日曜日には日原接続のバスがある。それで若葉台から乗った。稲田堤乗り換え。立川駅には、奥多摩行きは入線していたが、結構満席に近い。1番後ろまで行って、ようやく並んで座る。暖房の効いた電車。

登りの紅葉
奥多摩駅から日原行きのバスは混んだ。2台出た。7:50 東日原についてすぐ歩き出す。天祖山方面は我々の前に1人、後ろに1人。天祖山登山口には車が2台停まっていた。さらに2台来た。登り口で靴締めて、8:20 出る。始め急登。地図では予想はしていた。紅葉がよい。荷は軽いので、快調。高度を稼ぐ。

9:25 大日大神、「だいにちおおかみ」と読むのだろう。1100 m位。ここはやや平坦。大日大神の裏手から又登る。1350m通過は 9:50。下ってくる人と会う。先行する同じバスの人をぬいたら、少し上でもう1人、大荷物の人が休んでいた。外人4人組みに会う。cheerfulな若者。「頑張って、後20分」といわれた。高低差まだ200mあり。20分は無理と思った。

それほど近くなかったがじきに神社の社務所に出た。10:30。社務所は、入り口が開いていて泊れそうな感じ。前は広々していて、正面に富士山がよく見えた。始めここが神社と思ったが、山頂へ登と立派な神社があった。山頂 10:40 先着2人。外人2人と女が来た。この3人は米国風にパンにピーナツバターをたっぷり塗って食べていた。我々はおにぎり。天気よく、風も無く、ゆったり休む。11:05 出る。

左側に、雲取、芋の木ドッケ。雲取の小屋もよく見える。芋の木のドッケは近いので迫力あり。100 m程下ってのぼリ返すと長沢背綾、いわゆる水源林道。11:45。1/25000の地図とは違って水松山は通らない。結局、水松山には登らずじまい。水源林道は歩きやすくよい道だ。左側に、両神山が見えた。人には殆ど会わない。滝入の峰にも登りたかったが、登り口不明。

今日はピークが天祖山だけだったので、酉谷山による事にした。鞍部から左へ。刈り払いしてあって明瞭だが、直登で急。150 mの高度差は少々こたえた。途中「ウソ」がいた。雄1羽。雌2羽。13:00 山頂。山頂は鷹巣方面の木が切られて景色がよくなっていた。遠く大岳山が良く見える。

建築中の酉谷小屋
13:10 出る。下からトンカチの音、チェーンソーの音。13:20 酉谷小屋のところに行くと、建築中。今月1杯かかるそうだ。MAX 10人くらいは泊れるか。13:40-45、水場。小屋から下って20分だから往復1時間位か。ちょっと長いが酉谷山に泊って水が無くなったらやむを得ないだろう。

14:10-20、三つ又。静かな気持の良い場所。以前の通り。14:35 三つ又への下り口。今日は駐車している車は無し。ここから林道。歩き出すと下りで快調なのでバスに乗れるか。1km10分-12分くらい。林道終点から鍾乳洞の入り口近くまで6km バス停まで8km弱か。途中林道工事あり、これで車が来てないのだ。静かで良い。ずっと工事していればよいのだ。

バス停まで急いで、16:02 に着いたのだが長蛇の列。定時の1台、15 分後の臨時2台出たが、我々は次の1台くらいの順番。全部で3台分以上乗れない人が残った。結局17:17 の定時まで待たされた。この時3台まで乗り切れなかったのだ。よい山だが バスの便が悪かった。疲れた。