戸倉三山 1982


五日市から入ったところのこじんまりした山域です。冬によい低山ですがなかなか歩き応えがあります。
日時 1982年2月7日(晴れ)

5:00 起床の予定が、余りの眠さに 6:00 になってしまった。6:35 に家を出た。外は、もう明るい。今日は、地図は五万分の一の五日市。いつもの二万五千分のと違うので気をつけよう。溝の口 7:14。立川には 7:50 着。立川発五日市行きは 8:10 で五日市には 8:52 着。バスは後 30分くらいないので、五日市から歩く。9:12 には、十里木方面との分岐点に着く。9:15 ぼんぼり川を渡る。

川を渡った所に看板があり、戸倉三山は易しい山ではないと書いてある。気を引き締めて林道を歩く。採掘場を過ぎて山道に入ると雪がある。ここで水を汲む。9:50 鳥が多い。双眼鏡を持ってないのが悔やまれる。刈寄山頂 10:30 着。雪さらさらとしている。5 CM くらい。登山者は少ないようだが、明らかに先行者あり。頂上には、案内書の通りやぐらがあるが、壊れて登れない。風が吹くと、木の葉についていたが雪が舞い落ちてくる。ここまで、単独の登山者 3人、それから猟 4人パーティに出会った。

臼杵山への登りでもう一人に出会った。丹沢方面は、大山が美しい姿をしている。北斜面は相変わらず 5 CM ほどの雪だ。ざらざらしているので滑りはするが、凍っていないので、歩き良い。臼杵山に登っていると、御前山のあたりのような気がする。臼杵山 842m 着 14:20。スケッチしていた 10分をのけると丁度 1時間で着いた。木立の中で、夏は展望はない。山頂の雪がさらさらしているので、ひとつかみ食ってみたが美味くなかった。ここにも 5CM ほどの雪。

14:50 出発する。山頂の神社に参り、靴紐を締める。5分休む。山仕事の人に出会った。下りは、思ったより時間がかかる。右手に今日歩いた尾根が見える。とにかく尾根づたいに行く。荷田子分岐から、途中で道を間違え尾根沿いに進んでしまう。道標の 「城山」 へ向ってしまったのだ。ちょっと地図を見れば良かった。16:20 十里木、ぼんぼり、城山の分岐に着き、城山を超えると 30分かかるとみたので止めにしてぼんぼりに降りる。

走って降りる。ぼんぼりには 16:25 着。ぼんぼり川の橋 16:40 着。歩いて五日市には17:10着。終りは腹が減って大変だったが、気持ちのいい山であった。8:55 に五日市駅を出て、17:10 に駅に着いた。8 時間 15分である。休憩 1時間半くらい。駅から全部歩いたことおもえば早い。電車が動き出した 17:15 には、もう薄暗かったが 17:00 はまだ明るい。