奥多摩駅では雨は止んでいた。駅のホームで万はこけて、肩・膝をうって痛い。バスは早い時間だからと思うが登山者はあまり多くなく皆坐れる。川乗り橋で 2名下車。7:45倉沢で我々以外一人の登山者が下車。話を聞くと同じコースを行くそうだ。倉沢林道を進んでいく。林道では鹿の駆除をしている人に出会う。鉄砲を持っていた。今日は人が入っているそうだ。
8:05 八幡橋。左側に滝。少し行った所に左にコケの滑滝、綺麗。8:10 鳴滝橋。8:20 石積みの砂防ダム。左はすこし石垣が続く。過ぎると右に大岩壁が見えた。左も崖で、幕岩に続く岩壁。すぐに魚止橋、8:25。魚止め滝は三段の滝。先日の台風で、水量が多いので、降りるのは止めて橋上から見る。
ここから取り付きます
8:30 出発。橋手前の木の階段を上がる。ちゃんとしたジグザグ道だがすごく急。登っていると同じバスのもう一人の人が着いたのが見えた。ほとんど真下に見えるくらい急だ。急登のジグザグ道を10分くらい上がって、道が左に曲がる所を上(植林地だが間伐材がごろごろして明るいところ)へ上がる。踏み跡は特に無い。5分ほど上がるとテープがあり一寸安心する。いつしか広葉樹になる。8:35露岩の場所。晋は右、万は左を越える。時々透明なスズランテープがあるのでこれを目印にする。このあたりは全く広葉樹林。急登の登りできついが気持ちの良い所。スズランテープに沿って行くと、少し尾根状になり、更に上がると、又広がって、9:05左からくる尾根に乗った。岩のゴロゴロした場所。
9:40 木に三方界と赤ペンキで書いてあるところ。9:42 石標 279。その上に待望の大ブナで、石標 277。昨年はココで戻ったようだ。左から尾根が来ている。一息入れて 9:45出る。薄いガスが出てきた。作業道を横切って直登で横篶山。今日は山頂に行かないので今日の最高峰だ。横篶尾根を下山する。下っている途中 2人が登ってくる。10:10滝入の峰の分岐。万の肩が痛いので今日は滝入りの峰は行かない事にする。滝入りの峰を巻く登山道を行く。10:20見通尾根に入る。入口は滝入の峰からの尾根が降りてくるところで、平坦になっていて植林地が出て来た場所。
やっと対面した倉沢の大ヒノキ
伐採地に沿って降りていくと下の方で尾根が分かれる。駆除の人がここにも居るのでヒノキはどちらですかと聞き、右の尾根に行く。岩のゴロゴロした急な尾根を下る。11:15作業道を横切り更に下る。すぐに良い道に出た。登るときは道なりに行かず尾根を登らないといけない。11:20大ヒノキ。やっと檜にご対面。さすがに大きい。ベンチで食事にする。ヒノキを見上げながらゆっくり食べるが終わりごろには寒くなってきた。
13:00大沢のバス停に着いたら、又雨が降り出した。今日は大増鍾乳洞は営業しているようだ。見学しようかと考えたが今日はやめ。雨具を着て出発。歩いていると東日原に向かっているバスとすれ違った。雨が段々ひどくなってくる。雷も鳴る。寺地では大雨になった。10分ほど雨宿りする。空が段々晴れてきて、又出発。13:20出る。少し歩くと前方に石灰岩の工場が見えてきた。あれ?もう氷川だ。13:35神社の場所。そのすぐ先で下へ降り、赤い橋を渡り駅へ。13:40駅着。多分バスより早かったと思う。次の電車は13:55発の青梅行き。
時間があるので、着替えたり雨具の整理などしながら待つ。青梅で快速東京行きに乗りかえ、立川へ。乗換えて八王子に行く。日野と豊田間で、石置きがあり電車がとまっていた。丁度良かったみたいで、乗った途端に電車出る。八王子、橋本と乗換えて自宅には 16:10着。