かぐらスキー


去年に続いて「かぐら」に行きます。宿も去年と同じ三清が取れました。去年は付近のスキー場が軒並みに雪不足で「かぐら」だけしか開いてなくて、スキー客が集中しました。今年は 2月は異常に暖かで雪が消えてしまいそうになりましたが 3月に入って寒い日が続き、雪はたっぷりで、今年は大丈夫のようです。今年も晋が単独です。
日時: 2024年3月24日から26日

24日 (晴)
5:30起床予定だったが早目に目ざめて 5:20に起きる。準備は終わっているのでコーヒー飲んで 5:55出る。6:11に乗って、次の駅で 6:18の快急に乗り換えて新宿へ。新宿 6:45着。特に急いだ感じは無いが 6:48の中央線に乗れた。新しいトイレのある車両だった。7:01東京着。7:06待合室で少し待つ。北陸新幹線が出来たので敦賀行きがあり、7:20にそれが出たので 22番線に行くと「たにがわ」が入線してきた。折り返しなので掃除がある。乗るとガラガラだ。席は 5号車2Eを取っている。すぐ後ろが荷物置き場だったのでスキーとリュックを置く。7:36発。車内で万が作ってくれたおにぎりで朝食。上野、大宮で少し乗ってきたがそれでもガラガラ。時間通り 8:58湯沢に到着。晴れている。降りる時に上着を忘れて、慌てて取りに戻る。なんとか間に合った。

駅で帰りの切符を買っておく。自販機はなかなか面倒だ。9:10東口に出ると 9:15予定の宿の送迎車はもう来ていた。今日の送迎は晋だけだった。宿に着くと、部屋の掃除が済んでいるとのことで入れてくれた。205号室、去年と同じだ。リフト券は宿で買う。今年からシニアーやジュニアなどの区別が全部無くなり大人だけになった。3日券も無くなったと思っていたが、まだあった。準備して出る。宿から国道を渡ったらロープウェイ乗り場だ。その前の観光協会の事務所でリフト券を交換し、10時のロープウェイに乗った。

「みつまた」の上で体操してからゴンドラ乗り場へ滑り込む。晴れて風もなく暖かい。ゴンドラで一緒に乗った 2人組は中尾根の話などしていた。第5リフトからの登り口にはまだ番人がいるのだろうか?「かぐら」に上がってメインコース、パノラマ、メインと滑るが身体がついていかない。身体を慣らそうと「たしろ」へ行く。メインを滑ってからクワッドの上でお昼にしようと思ったが良い場所がない。一旦下ってからもう一度上がり、第6リフトに行き、第6の上で万が作ってくれたおにぎりの昼食にした。暖かいのでのんびり気分だ。

食事の後、もう一度メインを滑る。少し滑れる感じになってきたので「かぐら」に戻る。ジャイアントに行くと力を使うので疲れるがなんとかこなせて、やっと普通に滑れる感じになってきた。メインでコブの練習をしたいが、上手い人が多いので滑れない。パノラマ、メイン、ジャイアントで滑る。15時になったので終わることにして、15:10もう一度ジャイアントを滑り、上がって 1700mから下る。15:25レストランでトイレして、15:30ゴンドラ沿いを下る。「みつまた」まで降りて、もう一本滑り、16:00のゴンドラに行くが、晋の前で定員。次の 16:07で降りた。

宿に戻り着替えしてから町を散歩。島田屋の建物が無くなっていたように見えたので行ってみたら、ちゃんとあった。長年「かぐら」に来ているが町を歩くのは初めてだ。脇本陣や神社、観音堂などをみた。宿に戻って風呂に入り 5:45から夕食、ビール。おいしく頂いた。同じテーブルの人にコブのコツを教えてもらった。ストックを突く位置をコブの山の上ではなくて山を越えた向こう側に突くと良いそうだ。待って、待って、待って突くという感じだそうだ。せめてコブを五つくらいは回りたい。食事を終えて部屋に戻ると眠たくなったが頑張って 8時半までは起きていた。


25日 (曇)
起きたら曇り。朝食 7:30、行くともうみんな食べていた。昨日、おにぎりを 2個頼んでおいたが、ここのおにぎりが大きいのを忘れていたので 2個食べれるかなと心配だ。準備して 8:50のロープウェイに乗る。9:00「みつまた」。クワッドで上がって、上で体操して、ゴンドラへ向かう。月曜なので空いていて、1人で乗った。9:30「かぐら」。すいているのでメインでコブの練習しながら 3本。それから第5リフトへ行く。山への入口に番人はいなかった。スノボーの二人組が上がって行ったが、入口で雪崩ビーコンのチェックをしていたから持っているのだ。スキーの人は、少し上でシールを貼りつけていた。

第5のコブは去年よりは小さいが、たっぷりある。昨日教えてもらったように、コブの山の向こう側にストックを突くようにすると回りやすい。ゲレンデの人工コブと違って、次はあのコブと狙って回れるのでよい。雪も良くて、気持ちよくこなせた。

2本滑って、もう一度上がると、メインで同じクワッドに乗って、晋と同じ時に第5に来た、晋と同年配の、シーズンパスの人が、管理区域外の看板のところから入って行った。そちらを覗いてみると広い雪原で、スキーとスノボーの跡が沢山ある。見ていると、急斜面を斜めにトラバースして行っている。

おお!!行けそう。晋も入った。長いトラバースだ。雪が良くなくて、こけると面倒そうなので慎重に行く。少し緩んだ所まで着いて、下に向かう。ここからは急斜面ではない。晋が着いたときには先行の人はもう見えなくなっていた。さて、やや左寄りに、沢筋に入り込まないようにして、木の少ない所をゆっくり滑った。晋のあとからもう一人入ってきたのが見えた。しばらく進むと前方すこし上方に、その人が来たのが見えた。急斜面を下ったので晋の前方に降りてきたみたいだ。その人が行った方に進んで、下ると、「かぐら」から「たしろ」に向かうルートの中ほどに出た。第5リフトから 15分程かかった。初めてだったし、雪が良くなかったから時間がかかったのだろう。

右へ下ると「かぐら」と「たしろ」の分岐点。「かぐら」に戻って、もう一回、第5を滑ってから「たしろ」に行く。11:15「たしろ」のメイン下の休憩所で昼食。おにぎり 2個を頑張って食べた。初めは混んでいたが食事を終えた 11:50ころにはガラガラになった。結構、出入りが激しい。その後「たしろ」で気持ちよく滑る。12:55にクワッドで上がり「かぐら」へ戻る途中で第6の上級コースへ行った。急斜面だが、いつもは、苦労はするが何とかこなせる。でも今日は雪が悪く、横滑りで降りたり、こけたりして、大苦労した。下まで 15分くらいもかかった。

「かぐら」に戻って少し滑り、14時に第5が閉まるので、その少し前に行って滑る。あとは「かぐら」で滑る。15:05 1700mから下る。15:20ゴンドラ下に着いた。リフトで上がり 15:25「みつまた」の上。下って、もう一回「みつまた」を滑り、15:35ロープウェイに並ぶ。「かぐら」上から 30分ほどだ。15:40のロープウェイに乗って、15:50宿に戻った。

風呂に入り、部屋でのんびりして、17:45から夕食。隣に若い人が 4人座って、にぎやかだ。明日のおにぎりを今日は 1個だけ頼む。天気予報は雨か雪だが、ネットで見ると「かぐら」は雪で新雪滑降が楽しめるとある。ほんとかな?心配だ。


26日 (雨)
雨。風も強くて「かぐら」も「たしろ」も閉鎖。せめてゴンドラだけでも動かないかと思うがゴンドラも止まっている。よって、今日は「みつまた」だけだ。家族連れの宿泊者や、今朝着いた人達はどうしようかと迷っている。風が弱くなればゴンドラは動くかも知れないと思う。リュックを荷物置き場に置き、帰りの送迎は 16:30に頼んだ。

萎える気持ちを頑張って 8:40ころ出る。「みつまた」のゲレンデは風は無いが、上空は強風らしく、高圧線がビュービューと鳴っている。一日中「みつまた」で滑る。小回り練習、ピボットターンの練習などするが、あまり上手くいかないし、こんな天気だから、飛ばして滑る方がまだ面白い。波のコースも今日は人がいないので滑ってみた。昼は休憩所でおにぎり、今日は 1個だが、まずまず十分だ。休憩所は結構混んで、相席。席を取り込まずに空けてくれるので助かる。昼食後、少し雨が緩くなって、薄日が差したりもするが、雨は止まない。手袋がびしょびしょになって、外すとはめるのに苦労するのが困る。さすがに嫌になってきたので 14:15にやめてロープウェイに行く。15分間隔で動いていて 14:15は出たばかりで、14:30に乗った。

14:40に宿に戻る。いろいろ濡れているので始末が大変かと思ったが、意外にあっさりと片付け終わった。15:20頃にはリュックを宅急便で送る手配した。おかみさんに 16:30の送迎頼んでますね、というと、もう終わったんなら 15:30で送りましょうか?とのこと。あとはスキーを袋に入れたら終わりなので 15:30でお願いした。

越後湯沢駅には 15分ちょっとで到着。16:03の「たにがわ」に乗る。自由席。ガラガラだった。横の席には日本に住んでいるらしい中国人の 5人組が座って、にぎやかだ。新幹線から万にSMSでメール。17:03大宮で下車。17:10の埼京線新木場行きに乗る。こちらも雨だ。新宿から小田急。到着予定をもう一度万にSMS。着くと、万が駅まで傘を持って迎えに来てくれていた。ありがとう。18:40帰宅。


天気予報はあまり良くなかったのですが、24日は晴れました。25日は曇りでしたが雲は高くスキーには問題が無かったです。26日は雨で、風が強く「かぐら」も「たしろ」も閉鎖で、「みつまた」だけでした。ネットの天気予報では「かぐら」は雪で新雪滑走が楽しめるとあったのですが、強風でだめでした。でも 2日間は気持ち良く滑れて満足です。コブの練習はすこししか出来ませんでしたが、それでも足がパンパンになり疲れました。宿のおかみさんに「来年も来れたらいいな。80歳まで滑りたい。」と言ったら「そんなのまだまだ。今年泊まった人の最高齢は 88歳よぉ。」と言われてしまいました。まだまだやれる。