四国・広島・豊川


熊野に法事で行きました。そのあと四国へ旅行し、更に広島に行くことにします。四国といっても小豆島が主な行き先でシンパク (ビャクシン)とソテツの巨樹を見るつもりです。その後、志々島に行って大楠を見たいと思っています。
日時: 2022年11月20日から28日
晋 万
20日 (日) 雨、曇

徳島へ
8:17木本を出発 (539.1km/4457km)。大雨だが、西から天気は良くなるそうだ。有馬で国313に入り板屋方向へ向かう。たちばな園を過ぎ、神木を過ぎる。昔陶土を分けてもらった御浜窯はご主人が亡くなって廃業して久しい。板屋を過ぎ 8:49熊野川を渡って新宮市に入る。8:53少しの間奈良県に入って十津川村 (567.8km)。通り過ぎて和歌山県に戻り 9:02宮井で吉野川を渡って右折し国313と国168の重複国道になる。9:13川湯分岐を過ぎ、その先で左折すると国313。9:35-48近露でトイレ休憩 (606.9km)。10:07-15滝尻王子 (621.7)。前回来たときに宝篋印塔の隣にあった笠塔婆を見落としていたので見て確認し写真を撮る。日が出てきた。10:40上富田インター (639.0km)。10:48南紀田辺インター (647.2km)。11:19-39吉備湯浅PA (691.5km)で、いただいた秋刀魚寿司を食べて昼食。おいしい。11:50和歌山市に入った (709.6km)。11:56和歌山IC (717.3km)で降りる。国24に出る。和歌山城の脇を通って港に向かう。

12:14フェリー切符売り場駐車場に到着 (725.6km)。切符売り場に行って聞くと、予約済み・支払い済みなので乗り場に行って 1番のレーンに停めるよう言われた。言われたとおり乗り場の駐車場に行き車を停める。一番前だった。フェリーは 13:40。早いので車を置いてコーヒーを買いに行く。来る途中で見たコンビニまで 10分ほど歩いて行った。戻ると我々の後ろに車が来ていた。まだ時間があるので付近をうろうろしたりする。13:26乗船 (726.1km)。船は時間通り出港。船の中では殆ど寝ていた。着岸の 5分ほど前に車に行って待つ。16:00頃着岸。少し待って 2番目で降りた。降りたところで停めてカーナビをセットする。ホテルは県庁の近く。16:14徳島グランヴィリホテルに到着 (730.4km)。チェックインして 16:35部屋に入る。604号室ツインだ。

全国旅行支援クーポンを使ったので徳島県のクーポンをくれた。クーポンを使える店の地図をもらって 17:10出る。ホテルは食事にはやや不便な場所だ。繁華街のほうに向かって 20分ほど歩く。飲み屋街らしいところに行ったが日曜日なので殆ど閉まっているし、バーなど飲み屋ばかりだ。地図を見ながら歩いていると瀬川商店が見つかった。開店準備中だったが入っていいとのことで 17:55入る。魚が主な店で、ビールを頼んだ通しが美味しかったので当たりだと思う。たこ天、イカげそ天、刺身などいろいろ食べて、晋は鯛茶漬け、万は刺身丼で締め。全部美味しかった。大満足。クーポンも使えたし良かった。19:30出てぶらぶらしながら 20:00ホテルに戻る。大浴場が無いのはちょっと残念で、部屋で風呂に入る。明日は早く出て高松港に向かうし、疲れたので 21:50には寝る。雨の中の運転は疲れるね。お疲れさま。


21日 (月) 晴

小豆島へ
5:30起床。6:10朝食。パン 2種。今日は高松からのフェリーが 9:00なので 8:30頃にはフェリー乗り場に着きたい。6:50出発。7:00高速に乗る (373.6km)。7:07高松方面への JCT (746.8km)。7:18香川県に入る。高松中央で高速を降りる 7:42 (803.3km)。8:20フェリー乗り場着 (811.1km)。入り口の係員の指示に従ってレーンに並ぶ。8:30フェリーが着いた。8:44乗船 (811.3km)。9:00出港。小豆島の土庄 (とのしょう)港まで 1時間。万は殆ど寝ている。晋はあちこちうろついたり、小豆島の予定がしっかり決まってないので考えたりする。寒霞渓は明日の朝にして、今日は巨樹を見て、東海岸の大坂城採石場跡を見ることにする。10:00下船。

宝生院のシンパク
まず小豆島の目的の一番目、宝生院のシンパクに行く。県26を進み伝法川を渡って左に入る。10:15宝生院 (814.7km)。宝生院前の駐車場に停めると目の前にシンパク (ビャクシン・イブキ) が見える。お寺に向かって上がると右側にある。大きい。すばらしい木だ。よかった。一回りしながら写真を撮ったりする。7-8人の団体が来て住職さんの説明を聞いていた。10:36出る。県道に戻ったところでガソリンを 1000円入れた 10:39。島なので本土より少し値段が高めだ。走っているとパトカーに結構会う。島外から来る人が多いので取締りを厳しくしているのかもしれない。

亀山八幡のシンパク
次は誓願寺のソテツだが、途中の亀山八幡に向かう。県26に戻り南に行って国436に左折する。平木で県250に入り南下。池田付近で太鼓台の形の屋根を見た。小豆島でも太鼓台祭が盛んで亀山八幡宮の祭では大きな太鼓台が何台も出る。10:50亀山八幡 (820.2km)。境内まで車で入れるが、手前にあった駐車場に停めて歩いて行く。随神門を入ると広場で、正面の拝殿の右側にシンパクが見えた。それなりに大きなシンパクだが何せ直前に巨大なものを見ているので小さめに見える。七五三の人がお参りしていた。月遅れでするのかな?。10:59出て県250にもどり南へ向かう。

誓願寺の大ソテツ
11:05誓願寺。駐車場に「日本一誓願寺の大蘇鉄」と書いた案内板がある。鐘楼門をくぐってお寺に入る。広場の正面の建物の前に巨大ソテツがある。ソテツは一本で森と言われる。雌のソテツで球状の花が咲いていた。触ると棘が痛い。種も見える。葉の下から覗き込むと太い幹が見えるが全貌は見えないのがソテツというものだ。本堂だと思っていた建物を左に回りこむと階段の上に本堂が見えた。左側から庭を上がって本堂まで行き、お参りして階段を下りて戻った。境内にはシンパクもあった。11:30出る。

オリーブの丘
そろそろ昼なので道の駅に向かう。県250を北にもどり平木で国436に右折して東へ向かう。5kmほどで左折して 11:40道の駅オリーブの丘 (829.2km)に到着。オリーブ記念館という円形の建物があり売店などがある。レストランは隣にあるサン・オリーブという建物にあった。歩いて行くといろいろな種類のオリーブがある。ここのレストランで昼食にする。レストランの前から海が見える。天気が良いので綺麗だ。食事を終えて出ると待っている人たちがいた。オリーブの丘は段々のオリーブ畑だ。12:21出る。

真光寺のビャクシンとクスノキ
国436に戻り東へ。役場の前を過ぎて安田の信号で右に入り県28を南へ行く。真光寺へは細い道でカーナビには出ない。地図を見ながら近くまで行く。寺までは上がれそうにないので、短時間なので空き地に停めさせてもらった 12:35 (831.2km)。お寺までは坂道を上がっていく。坂道の上にビャクシンが見えた。境内にビャクシンとクスノキがあった。ビャクシンは幹がねじれている。クスノキもなかなか良い木だった。どうやら本堂の裏側から登ってこれる道があるようだった。下って駐車したところまで戻り 12:45出る。

国436に戻って前進する。次は橘の荒神宮に行ってクスノキを見ようと思ったが荒神宮まで上がっていく道は細く、上手くUターンして戻って来れるかどうか疑問だ。少し遠いが国436に停めて歩いて上がろうかとも思ったが停められるような場所もなかったのであきらめた 13:00 (840.1km)。

南谷石丁場
次は岩谷の石切り場跡。初めは南谷石丁場。詳しい地図を作っておいたので地図を見ながら進み、小さい川を渡ったところで左折して細道を上がっていく。道が大きく右に曲がっていくところに南谷石丁場の案内板があった。車を停められる場所があったので停める 13:05 (842.7km)。案内板から階段を上がってすぐ左へ畑跡みたいなところを入ると斜面の林の中に大きな切石が沢山放置されていた。どの石にも矢穴や矢穴跡があり、割られた石だとわかる。小田原の一夜城付近の石丁場跡と同じようだが放置されている石がより密集しているように思う。江戸時代初期なので矢穴は大きい。13:15出る。前のほうに良いような道が見えたので行きかけたが下って行くような分岐は無く、上のほうに行ってしまうので戻る。

かもめ石
国436に戻って、海のほうを注意しながら 2-300m進むと海中にかもめ石が見える。少し先の天狗岩丁場の道標がある場所の路肩に停めて上から見る。カモメというより鵜が海に浮いて首を伸ばしているように見えた。

天狗岩丁場
少し進み天狗岩丁場の案内板のあるところに停める 13:21 (843.6km)。案内道標に沿って左へ遊歩道の階段を上がっていく。少し上がると右側に猪垣がある。熊野の猪垣よりもやや貧弱だ。上がると大天狗岩があり大岩だ。右側の階段を上がる。コアストーンというのがあり枕状溶岩ではないがよく似ている。刻印石や矢穴石を見ながら一回りする。水平に矢穴があったり、小天狗岩には下面に矢穴があったりする。矢穴に矢を入れて割ったとしても岩に割れ目が入るだけで、石の位置次第だが、西瓜を割るようにパカっと割れる事は少ないから、石工の見当と技術でうまく割れる筈である。磯丁場に下る道もあったが悪そうなのでそちらはやめ。遊歩道を戻り 13:58出る。

豆腐石丁場
進むと豆腐石丁場の案内板があるので少し広まった路肩に車を停める 14:00 (843.9km)。そこから昔は綺麗な林道だったらしい幅広の急坂を上る。ゆるく左に曲がって上がっていくと道標がある。左に入って山道になり、すぐ、分岐を左に下ると豆腐石丁場に着いた。長方形に切られた大きな石が豆腐石。その前に、同様に長方形の少し小型の石が二つ転がっていた。この三つの石が豆腐のように見えるから豆腐石と言うのだろう。石工の技術が見える丁場だ。戻って 14:13出る。

八人石丁場
亀崎丁場は足場が悪いそうなので省略する。その先の海側に八人石があるが停める場所が無いので進み八人石丁場の入り口で停める 14:16 (844.4km)。歩いて少し戻ると海側の道下に八人石が見える。大きな岩で上から見て右側が削がれていて削がれた岩が倒れたときに八人が下敷きになったらしい。八人石から遊歩道を歩き八人石丁場を回る。矢穴のガイド印の線の見える石があった。入り口に戻ると遊歩道を逆ルートで歩いたことになった。これで岩谷の石丁場跡を見終わった。今日見ることが出来て良かった。14:32出て北へ進む。

当浜(あてはま)のクスノキ
14:42展望台みたいなところがあったので停める。展望台の案内図には明石海峡大橋などが描いてあったが見えなかった。更に北へ進んで 14:45当浜のクスノキ (845.9km)。国436から右へ少し入ったところにあり国道からも見える。少し傾いて立っているが立派な木だ。昔の小学校跡らしい。横に当浜荒魂神社があった。

福田八幡のクスノキ
さらに進んで福田の町に入り福田(葺田)八幡へ行く 15:00 (850.1km)。境内の入口手前に御神木のクスノキがある。取り敢えず横目に見て進み駐車すると前が馬場。その入り口にも大きなクスノキがあった。参拝する。神社の裏は社叢。裏側に回ってみると注連縄を張ったご神体らしい岩があり、周囲はシイ、カシの樹林だ。戻って馬場脇のクスノキ、御神木のクスノキを見る。鳥居の脇にはホルトノキがあった。ホルトノキはオリーブの仲間で実がなっていた。15:16出る。

大坂城残石記念公園
国道に戻って北へ進む。岬を回り込んで小豆島の北岸を西へ進む。島の北岸には大きな採石場があった。15:44万が眠くなってきたので運転を代わるとすぐ道の駅--大坂城残石記念公園--に着いた 15:45 (867.2km)。太鼓台の人形が飾ってある舞台をみて、道具などが展示してある博物館を見学する。石工道具が沢山ある。ここの道具は花崗岩用で関東とは違うというものの基本的には同じで、ほぼ知っているものだった。付近に丁場跡が 2か所ある。見たいが岩谷の丁場跡をみて取り敢えずは満足したので、ここは省略する。16:10出てホテルへ向かう。

ホテルはフェリー乗り場の前にある。16:30小豆島オーキドホテル着 (878.4km)。チェックインして 16:45部屋に入った。部屋からフェリーの発着が見下ろせる。17:30-18:00風呂。18:30夕食。男性一人の客が結構多い。美味しく頂いた。


22日 (火) 晴

今日は寒霞渓、中山の蓮華寺、重岩の三か所を主に回るつもりだ。寒霞渓は団体などが来るより前になるべく早く行きたい。6時から風呂に入り、フェリーターミナルを散歩する。7:00から朝食を済ませチェックアウトして 7:45出発。カーナビをセットして山頂駐車場へ向かう。国436から県26に出て進み、宝生院の前を過ぎ、中山への道を分ける。大観音を左に見て県27小豆島スカイライン (寒霞渓スカイラインと書いてある地図もある) に入る。道々紅葉が綺麗だ。銚子滝のところには大きな駐車場があった。通過して進む。県31の分岐を過ぎると 8:18寒霞渓山頂駐車場 (896.2km)に到着。大きい駐車場だが車はまだ殆どいなかった。

寒霞渓
適当な場所に車を停めてロープウェイ乗り場の方へ行く。万は展望台の方へ行くが、晋はロープウェイの時刻を確認しに行くと 8:24がある。急いで万を呼び乗り込む。乗客は二人だけだ。ゴンドラの中で自由にあっちを見たりこっちを見たりして景色を楽しむ。途中で上がってくるゴンドラとすれ違った。上りには数人乗っていた。約 6分、8:30紅雲駅に着く。

ここから表十二景を登る。階段を下りて駐車場に行くとガードマンの人がいて第一景の通天窓を教えてくれた。高いところにあるので教えてもらわなければ見逃すところだった。遊歩道登り口のところにあずまやがあり第二景 紅曇亭 8:38。紅葉がきれいだ。3-4分で第三景 錦屏風。錦屏風橋を渡って 8:50第四景 老杉洞。岩壁の下の方にある洞窟。木の間から見える。少し脇道に行くとちょっとした平地があり紅葉が綺麗だ。ニホンザル群とアカガシについての説明板があり、この付近のニホンザルは餌付けがうまくいかなかったが銚子溪では成功したとあった。銚子溪ではサル園になっている。遊歩道の本道に戻ると 8:53第五景 蟾蜍岩。その先に世界□三大不思議という碑があったが説明もなくなんだか分からない。

さらに進んで 9:00第六景 玉筍峰。尖った岩山でタケノコという名前の通りだ。その手前にロープウェイが通っていて丁度ゴンドラが上がっていくのが見えた。9:02第七景 画帖石。三角錐みたいな大岩だ。この辺りの遊歩道沿いにはさざれ石みたいな岩が多い。9:08招仙亭。紅葉が美しい。すぐ第八景 層雲壇。説明板のところから見ると紅葉の上に突き出して見える。9:18第九景 荷葉岳。説明板のところからは木の間からゴジラ岩が見える。荷葉岳は角度を変えて見なければならない。9:20第十一景 女羅壁。昔はサルオガセがあったそうだが今は無い。ここから遊歩道はジグザグの登りになり 9:28遊歩道頂上。第十景 烏帽子岳 (烏帽子岩) が良く見える。海も見える。我々が着いたとき丁度数人のグループが十二景を下って行った。

すぐ車道に出た。紅葉が綺麗だ。出たところには案内図と表12景遊歩道の道標があり道標には紅葉亭まで 1.5kmとあった。少し戻ってベンチのあるところから 10mほど岩尾根を行くと眺望が素晴らしい 9:35。また車道に出て、車道の右側にある遊歩道を行く。この辺りから観光客が多くなる。9:40第十二景 四望頂。名前の通りの眺望。その先の分岐を鷹取展望台に向かう。9:47彫刻。球形で中に入って下を展望出来る。ロープウェイがよく見えた。紅葉を見ながらすこし下って、上がると鷹取展望台 9:53 620m。この付近では一番高いところだ。少し下ってロープウェイ駅西側の第二展望所。駅を回りこむと第一展望所 10:00。真っ赤なモミジがあり写真を撮る人が多い。

10:10車に戻る。リュックを少し整理して 10:18出発。カーナビは中山の蓮華寺を目的地に設定する。スカイラインを戻る。来るときに見た大きな駐車場に停める 10:31 (903.6km)。さる園 (おさるの国) の駐車場らしい。売店があり停めると人が来ておさるの国入場券はこちらですと言われたが銚子滝を見に来たというと滝見展望台を教えてくれた。しかし今は木が茂って良く見えないそうだ。展望台に行く。上から見下ろすが言われた通り木で良く見えないし水が殆ど流れていない様子だった。戻って 10:40出発。

中山蓮華寺
大観音を右に見て少し先で県252へ鋭角に左折する。途中に農村歌舞伎舞台があったが修理中だった。更に進むと途中で目的地に着いたと出てカーナビは終わってしまった。印刷してきた地図を見ながら更に進み川を渡る手前で「湯舟の水」という道標を見て左折し殿川ダムの下の広場で車を一旦停める。地図をよく見て確認しさらに進んでヘヤピンを曲がり道なりに曲がりながらずんずん上がると蓮華寺の案内板が出てきた。左折する。案内板に「ローギヤーでゆっくり登ろう」と書いてある急坂だ。ここからは細い道を登っていくと無料駐車場と看板のあるところがあったので車を停めた。歩いて 100m位登って行くと右に曲がってお寺に着く。見るとお寺の下に広い駐車場がある。晋が車を取りに行って上がってくると万が駐車場は有料だと言っている。Uターンしなければならないので取り敢えず上がっていくと曲がり角に無料駐車場とあり 1台くらいは停められる。そこに駐車して寺へ上がっていく 11:07 (915.1km)。

目の前が中山の千枚田だが秋なので稲は無く枯れている。寺の入口には「日本名水百選 湯舟山蓮華寺」という大きな石碑があった。階段上に梵鐘があり寛文9年。その先の門を入ると右側に本堂。左側には奥からクスノキ、スギ、ビャクシン、ビャクシンと 4本の巨樹がある。クスノキ迄行くと右側に名水がある。空いている小さいペットに水を汲んだ。棚田の方から参道が上がって来ている。スギは 2005年頃枯死し 2013年頃にはまだそのままの姿で立っていたそうだが今は高さ 9-10m位で切られている。根元の洞の中に石地蔵が祀られていた。風情のある良いお寺だった。11:25出て急坂を下る。11:30ダムの前の広場まで下り、ダムの写真を撮ってからカーナビをセットして重岩へ向かう。

オリーブの大樹
県252を戻って行くと左下の川沿いに大きな竹の建築が見えた。国際芸術祭の作品で中にも入れるらしいが今は休止中。県26に出て南西に進む。国436に出てエンジェルロードの脇を通り過ぎる。県254になり、進むと「樹齢千年のオリーヴ大樹」の看板があったので左に入る。400mほど行き海の近くにでると広場の中央にオリーブの木があった 11:52-12:02。高くはないが結構太い。2011年にスペインから持ってきた木だそうだ。植えてお祓いをしている写真には葉がなく裸だが今は枝が伸び葉が良く茂っている。

県26に戻って更に進む。戸形小学校跡を過ぎて少し行くと重岩不動尊 500mの道標があり、細い道へ入る。進むと人がいたので聞くともう少し先との事だ。さらに進むと重岩を指す道標があり右折する。人家の間を過ぎて畑になり 300mほどで正面に墓地があり、又道標があるので左折する。道はさらに細くなり登り坂になった。車が来ないようにと思いながら登って行く。1台降りてきたが丁度カーブのところでうまくすれ違いが出来た。ヘヤピンを二つ曲がると重岩の駐車場に到着 12:15 (931.9km)。

重岩
駐車場には小瀬原丁場跡の説明板もあった。ここから階段を登る。2006年に工事された綺麗な階段だが急だ。5-6分ほど登ると不動尊に到着 12:21。ここから滑りやすい山道を更に 80m行く。降りてくる女の人がいて苦労していた。重岩手前の平坦地にも下る人が一人いた。すぐ先が重岩 12:25到着。標高 170m、駐車場からの標高差は 100mほどだ。大きな岩の上に小さな岩が乗っている。前に祠がある。眺望は素晴らしい。土庄に出入りするフェリーが良く見える。5分ほどいて下る。登ってくる人がいたが大丈夫かなと思うような服装だ。不動尊迄戻ると 12:33。不動尊にお参りし、中をちょっと覗くと大岩の間にセメントで固めた社があった。階段を下りはじめると老人が数人、男性が女性を引き連れて、登って来た。「不動尊から山道を 80mですよ。気を付けて」と声掛けする。少し下ると遅れて登ってくる女性が一人、苦しそうだ。結構人が登ってくるのには驚く。12:40駐車場まで戻り 12:43出る。下りでも車に会わず良かった。12:49県26に出て少し戻って 12:50-13:02戸形小学校跡 (933.0km)。ロケに使われることが良くあるらしい。校庭の前の砂浜が綺麗だ。

高松へ
時間は少し早いが昼食場所を探しながら土庄港まで行くことにした。カーナビをセットすると半島の北側を回って行く。土庄の港まで着いて近くのセブンイレブンで昼食を買う 13:12 (938.0km)。13:21ターミナルに行く。フェリー駐車場入口の人に 14:45のフェリーの予定なんだけどと言うと次は 13:55発だと言われた。どうしようかと思ったら 13:55に乗るか?と言われた。いいのかと聞くといいと言い予約は消しておくとのこと。乗ることにして並ぶ。並んでいる間にコンビニで買った弁当を食べる。フェリーが来た。2列目の一番前だったので乗り込みは早い。13:55発。出港するとフェリーから重岩が良く見えた。

善通寺へ
14:55高松着。下船してターミナルで停まりカーナビ入れて 15:00出る。真っ直ぐ南に進み栗林公園の横を通り過ぎ、上天神町でガソリンを満タンにする 15:17 (943.3km)。その先で右折して高速道路の下を行き、高松西で高速に乗った 15:34 (949.6km)。15:38坂出市、15:40丸亀市、15:49善通寺で高速を降りる (972.6km)。16:00善通寺グランドホテル (975.5km)。車はホテルの前で停める。チェックインして部屋に入り一休みし、出て隣のスーパーで菓子を買い、少し歩いて 17:00ころ戻る。ホテルの裏にも駐車場があるし隣のスーパーの大駐車場に停めることもできることが分かった。ホテルに戻り 4Fに大きめの風呂があるので部屋の風呂でなくそちらに入り、部屋に戻って 5:20。夕食は 18:00の予約にした。近くの吉風という居酒屋で食べる。7千円で 2食付きと安いのでどんな食事か心配だったが量もあり美味しくてとても良かった。大満足だった。


23日 (水・勤労感謝の日) 雨、曇

志々島へ
昨夜から雨。今日は志々島に行って大楠を見るのに少し歩く。昨日は雨なら止めようかと思ったりもしたが、折角ここまで来たので雨でも歩くことに決めた。ホテルの前は交通量が多く、電柱もあって、出にくいので早朝の内に車を隣のスーパーの駐車場に移す。雨はかなり降る。朝食は 7:00から 1階の喫茶で食べる。朝食もなかなか良かった。かなりの雨の中 7:45出発 (976.0km)。8:05宮ノ下港に着くがカーナビの指示はプレジャーボートのある方で、フェリー乗り場と違っていて、探して少しうろうろしたので早目について良かった。人に聞いたりして 8:12フェリーの駐車場に到着した (987.9km)。フェリーはもういて 8:20乗り込む。切符は船内の自販機で買う。8:30発。今日は雨だけど風は無く波もない。8:50志々島に到着。雨だ。

船客は我々の他に写真を撮りに来たらしい男女一組と島の住人らしい女性が一人だった。雨はかなり降る。島の女性に万が大楠への道を聞くとそちらの方に行くからと連れてってくれた。集落と港の間の海岸に墓地があり島独特の小さい家型の霊屋が並んでいる。万が「あ、墓だ」というと女性に「良く知ってますね」と言われた。晋の石造美術探訪の関連で似たタイプの墓所は見たことがある。埋墓、参墓の両墓制の名残で、霊屋の墓地はかっては埋墓であったそうだ。集落の中に入ると志々島の大楠と書いた矢印がある。ここで女性にお礼を言って別れ、大楠へ向かう。

志々島の大楠
雨はかなり降っているが風がないので助かる。矢印の道標に従って進む。しばらく行くと亀の絵の道標も出てきた。階段になり、寺 (2016年に廃寺) の横を上がる。この道は北浦 (家は残っているがもう人は住んでいないらしい) に通じる道だ。志々島最高点横尾の辻 (よこぼのつじ) への分岐を過ぎて少し進むと右へ下る分岐がある。道標に従って右へ下る。雨で滑りやすい上に傘を持っているので気を付けて下る。分岐から 3-4分で大楠に出た 9:04。素晴らしい大楠だ。前から見て、一回りし、写真・動画を撮り、最後は大楠を大回りする遊歩道を一回りして、結局、雨の中を 30分近くも大楠の回りにいた。それから楠の倉展望台に上がる 9:34。広々したところに小屋があり海が良く見える。天気が良ければ素敵なところだろうが何せ雨。大きなでんでんむしがいた。この島には多い。展望台から集落に戻る。最高点に行ってみたかったが雨の山道になるので諦めた。

志々島散歩
9:45に寺まで戻りちょっと境内に行ってみると江戸時代、延享5 (1748)年、の立派な宝篋印塔があった。集落まで戻ると 9:50。まだ 1時間半以上あるので歩いてみる。「いせや商店」があって開いていて誰でも入っていけるが人もおらず商品もほとんどない。海岸沿いに南へ行ってみる。同じ船の二人は大楠には興味が無いようで集落の中で写真を撮っていた。「男はつらいよ」のロケ地の看板があったり、ヤギ小屋があったりする。石仏が多いので写真を撮りながら行く。十握 (とつか) 神社を過ぎ岬を回り込んで八幡神社まで行った 10:05。海岸の道はさらに続いて横尾 (よこぼ) へ行くが横尾も今は無人。沖に釣り船がいて数人の釣り客が乗っている。八幡神社から戻り十握神社に上がると海が見えて綺麗だ。フェリー乗り場まで戻り島の東端迄行ってみた。タコつぼが沢山置いてあった。道は行き止まりで石仏が四体あった 10:50。遠くに瀬戸大橋と坂出の川重の造船所がぼんやりと見える。雨はほぼあがった。戻る途中アロエの花が咲いていた。本村の集落まで戻るといせや商店横の空き地に大きなアロエがあり花が沢山咲いていた 11:00。写真を撮っていると船で一緒だった人が出てきて立派な柿をくれた。いせや商店の前の縁台に座って一休みする。見ているとぼちぼちと乗客がフェリー乗り場に向かって行く。11:15頃に我々も乗り場に行った。11:27ころにフェリーが着く。客が乗り込んで時刻通り 11:30に出発。船からは丸亀の今造の造船所が見えた。

三豊市
11:50定時だが、少し前に宮ノ下に到着。三豊市で、以前この辺に来た時に見逃している、石造物と巨樹を見ることにする。興隆寺の石塔群は山道を行くので省略し、大興寺 (小松尾寺) のクスノキ、伊舎那院の宝塔、大水上神社の石燈籠を回ることにした。カーナビセットして 11:52出る。昼食にしたいし讃岐なのでうどん屋を探しながら行く。県23から高瀬付近で国11に出て南に行くと左に「手打ちうどん渡辺」という店が見えた。駐車場に入ると丁度一台出て、うまく入れた 12:07 (995.1km)。店は混んでいる。万はきつね、晋はてんぷら。きつねは丼からこぼれるくらいの大きさだ。てんぷらはエビが一本入って衣が羽状にひろがり、これも丼からこぼれる大きさだった。おでんも美味しそうなのでこんにゃくと大根を取った。とっても美味しいし、やすい。大満足で 12:37出る。

大興寺のクスノキ、カヤノキ
国11から県226に入り南に進む。カーナビの通りに進み国377に出たところからカーナビは近道をさすがそちらは工事中だったので少し先の広い道 (こちらがまっとうな道) から大興寺の駐車場に出た 12:57 (1006.5km)。四国八十八か所の六十七番、小松尾寺。山門 (仁王門) からはいると石段の手前右にカヤノキ 目通り 4.1m。少し傾いて立っている。石段を上がると右にクスノキ。目通り 6.7m、横に広がった枝ぶりもよく、力強い木だ。少し平坦地を歩きもう一つ階段を上がると本堂に出る。本堂は修理中だったがきれいな境内で立派な寺だ。本堂右の天台大師堂、左の弘法大師堂に参って戻る。13:15出て伊舎那院へ向かう。

伊舎那院の石造宝塔
国377に戻り北東へ進み県5に右折、財田川沿いに進む。2.5kmほどで左折して川を渡り 100mで右折して道なりに行くと伊舎那院に着く 13:20 (1013.6km)。下で車を停めて歩いて上がる。経堂・大師堂・本堂の並ぶすっきりした境内の綺麗なお寺だ。仁王門を入ると正面が本堂、その左奥の一段上に多宝塔があり、手前に石塔などが集まっている。石造宝塔は覆い屋の下にあった。少し傷んでいて塔身は針金で巻いて崩壊しないようにしてある。首部が別石で文様が入っているのが独特なところだ。見に来た値打ちのあるよい宝塔だった。そばの石造物群の中には石室が多く、江戸期のものだと思うがおもしろい。志々島で見た霊屋を石造にしたようなものかもしれない。帰りに見ると仁王門を入った脇に巨樹の切り株があった。駐車場に戻り 13:49出る。

大水上神社の石燈籠
雨が降ってきた。北へ 500mほど進み左折し宝山湖の脇を通り過ぎる。国377との交点にファミマがあったので一休みしてコーヒーにする 13:55-14:10 (1017.0km)。国377を横切って県218になり 2kmほど行くと大水上神社の鳥居があるので鋭角に左折して進む。途中に鳥居があるので通りぬけてさらに進むと大水上神社の随神門前の駐車場に着いた 14:15 (1019.5km)。随神門から入っていく。雨は本格的に降ってきた。拝殿前の広場に石燈籠があった。覆い屋を掛けてある。高さ 250cmの大型の石燈籠で康永4年。竿に薄肉彫の文様があるのは珍しい。基礎には形の良い格狭間があった。晋は大雨の中で一生懸命写真を撮った。14:30車に戻る。駐車場のところは紅葉が綺麗だ。今日はこれで終り。14:34西条 (伊予ではなくて安芸の西条) へ向かって出発する。

西条へ
県218に戻り左へ行く。二宮駐在所で右折すると県24になる。1kmで左へ行き 300mで左折して県23になった。2.5km進んで新名で斜め右、国11に入った。1.5kmほどで右折、800mで左折する。この辺りカーナビは田舎道を行かせる感じだ。150mほどで高速へのランプに入り 14:51三豊鳥坂で高速に入った (1028.6km)。雨はかなり強い。15:05頃坂出JCT、岡山方面へ向かう。雨は少し小ぶりになってきた。瀬戸大橋に乗り与島を過ぎたあたりで雨は上がった。15:17岡山県に入る (1063.7km)。15:22-25 鴻池SA (1070.3km)。トイレ休憩し、到着予定を電話する。15:40早島本線料金所 (1086.6km)。15:43倉敷JCT (1090.4km)。ここから山陽道に入る。16:05西条ICで降りる (1200.4km)。17:01無事到着 (1204.4km)。


24日 (木) 晴

姉が最近できた大型電気店のあるモールに行ってみたいというので出かける。国375のそばで、昔は田んぼだった場所だ。広い駐車場があり、スーパーやスタバなどある。シャツを買いたいが衣料品の店はなかったので、いつも行くゆめタウンに行くことにする。丁度昼なので、浪花屋さんでうどんを食べ、衣服専門店で晋のシャツを買って帰る。


25日 (金) 晴

天気も良いので灰ヶ峰か休山へ行こうと万に誘われ、晋は灰ヶ峰が良いと言って、行くことにする。9:06出る (1212.2km)。姉を医者に送り、出発するが、御薗宇でカメラを忘れたのが分かり戻って又出る。晋は頭に焼き付けるなどと言うがすぐ忘れるものね。カーナビの指示がすごく悪い。わざわざ狭い道を行かせる。東広島駅をすぎて少し行って下三永稲本ICから東広島呉道路に入る。郷原ICで降りて県66を西へ。苗代で左折して県174に入り南へ。神山峠の手前に灰ヶ峰 3kmという道標があるが、それは歩行者用みたいで、その先で灰ヶ峰への車道が左へ分岐する。山頂駐車場までここから 5.5km。カーブの多い道だが道は良い。道幅もあるので問題ない。10:50灰ヶ峰山頂駐車場に到着した (1260.5km)。2台停まっていて 1台出ていくと、1台来た。上がってくる車は結構多いようだ。

灰ヶ峰・旧海軍墓地
晋は山頂が大きな広場だと思っていたが思い違いしていて、灰ヶ峰は初めてだった。山頂に展望台がある。天気が良いので眺望はすばらしい。特に眼下の呉市街がよく見え、夜景が有名なのもよくわかる。隣に見える野呂山は頂上にアンテナが林立していた。広島方面までの展望を楽しんで 11:33出る。下って呉に行き旧海軍墓地に行くことにした。県174まで下って左折し神山峠を越える。県174を進み本通りに出る。本通り 7丁目には千福があり万は懐かしがる。7丁目で左折、少し行くと長迫公園の駐車場に着く 12:02 (1272.8km)。ここが旧海軍墓地で大和を始め戦争で沈んだ艦船の乗組員慰霊碑が林立していた。一番上まで上がると景色が良い。一周して 12:21出る。

カーナビをセットして 12:36ユメタウン呉に到着 (1276.0km)。昼食はフードコーナーでお好み焼き。13:40出る。帰りは二河峡から焼山に出るがカーナビは東広島呉道路の方に行かせようとするので川沿いに出るまで三津田高校にセットした。川沿いに出て県31になったらあとは分かる。焼山から東広島に出て、帰る前にガソリンをいれる。満タンにして 18.83L入った 14:41-45 (1309.5km)。14:54帰宅 (1310.8km)。


26日 (土) 雲の多い晴

今日は墓参し、その後、呉のピザ屋で昼食の予定だ。9:00過ぎに出る。忘れると困るので、先にクリーニングに行き、ワイシャツをもらってくる。天応までは熊野を通って焼山で呉方面と分かれ県66に入って深山の滝への入口付近を通って行く。天応までの下りは 2018年の大雨被害の復旧後、今は改良工事をしていて工事中が多い。片側通行も 2か所あった。10:00大山町着 (1343.5km)。バス停の横に車を置いてK弟の車で吉浦の墓地に行き墓参。それから呉に行き、三つ蔵の近くのピザ屋で昼食にした。今日の特別品・限定品などを頼んだ。和風変わりピザみたいなのもあり美味しかった。

高烏台
食事後音戸に行き、高烏台に上がって砲台跡、清盛像、足跡石を見る。足跡石は荒唐無稽なのだがちゃんと足跡らしい窪みがあるのが面白い。展望台でK弟から大和の主砲の実験をした亀ヶ首など島々の説明をしてもらって面白かった。K弟は最近亀ヶ首に行ったそうだ。船で行くのだが船着き場が無く潮の干満を利用して乗下船するので大変だったそうだ。

大山町に戻って 14:56出る。15:20焼山のコンビニでコーヒー。15:43-16:40風呂 (1363.2km)、東広島呉道路熊野ICのすぐ近くのスーパー銭湯雲母(きらら)の里。17:19帰宅 (1381.5km)。夕食は駅前の寿司屋に行ったが満席になったばかりで時間が掛かりそうなのでやめてハローズの近くの和食にした。上品な落ち着いた店でお値段もそれなりに高かったが値段通り美味しかった。


27日 (日) 晴

西尾市まで
1日で家まで帰るのも厳しいので途中で一泊することにして蒲郡の近くの三ヶ根山にある三河湾ヒルズホテルを予約した。このホテルは以前は三ヶ根グリーンホテルと言い、その時に泊まったことがある。

7:33出る (1381.5km)。7:44高速に乗る手前でガソリンを満タンにする。4.43L入った (1384.4km)。一昨日満タンにしたのであまり入らないが高速での補油は高いのでなるべく減らしたい。すぐ高速に乗る。8:33岡山県に入る (1458.9km)。8:59岡山市に入る (1500.8km)。9:04-16吉備SAで休憩 (1507.5km)。9:43兵庫県に入る (1553.7km)。10:30神戸市に入る (1634.2km)。以前走ったときは新名神を走ったのだが、今日はカーナビは中国自動車道を指すのでそれに従う。距離はどちらでも殆ど同じで混み具合だけの問題だ。10:59吹田JCT。11:14京都に入る (1706.4km)。11:24滋賀県に入る。11:33-12:10草津PAで休憩 (1732.0km)、コーヒーとパン。ガソリンを1500円入れる 8.48L入った。

12:30トンネルの中で三重県 (1776.6km)。12:45鈴鹿PA通過 (1787.2km)。12:54朝明高校の横を通過、ラグビーの強い学校だ。1-2分で四日市に入る。さらに 4kmで四日市JCT。13:08-43久しぶりに湾岸長島PAに入る (1820.1km)。入るとき見えた長島スパーランドの駐車場は満杯だった。ここで昼食。少し遅いので晋はカレー、万はうどん。安永餅を買った。13:45愛知県に入る。13:50飛島JCT付近から事故渋滞になった。14:25通過。乗用車一台が完全に裏返ってひっくりかえっていた。火は出ていなかったので事故としては幸運な内に入るだろう。14:37豊明で降りる (1847.0km)。降りてそのまま名豊道路 (国23) に乗る。豊明ICから豊橋東ICまでつながる自動車道で 9割方完成している。快適に走る。豊明ICからは知立パイパスというが、安城西尾ICからは岡崎バイパスという名前になる。14:55西尾東インター (1869.6km)で降りる。

県383を 1kmちょっと行き左折、県310に入って少し走って 14:59運転交代 (1871.5km)。道なりにグリーンロード (広域農道) に入る。15時過ぎころには、孝田町に入ったりして山の中を走る。車にはほとんど会わないが良い道だ。宮迫の信号に出て直進し県320になる。引き続きグリーンロードだ。1.5kmほどで県320から離れて左折する 15:11。こちらの方がグリーンロードだ。15:13あじさいラインという看板を見る。八幡トンネルを抜け、15:15三ヶ根トンネルを通り、1kmほどで 15:17スカイライン方向へ左折。15:22ホテル着 (1884.9km)。駐車場は玄関の一段下だ。我々の前の人が全国旅行クーポンだったので少し手間取ったが我々はすぐチェックイン。15:40部屋に入った。畳にベッドという部屋だった。洋室よりも楽かなと思う。

窓からは蒲郡方面が良く見えた。竹島も見える。風呂に入り、部屋に戻ってのんびりしていると、18:00ころ万がなにか音が聞こえるという。窓から見ると遠くで花火が上がっていた。花火は 15分くらいで終わった。18:30から夕食し、風呂にもう一度行ってから就寝。


28日 (月) 曇、雨、関東は曇

ここまで来たら 4時間くらいで帰れるので豊川稲荷と鳳来寺山へ行ってみることにした。どちらも行ったことはあるがもう忘れている。ちょっと楽しみ。朝食はバイキングで 7:00からだ。しっかり食べた。8:27出発 (1884.9km)。豊川稲荷へ向かう。ホテルから下って国247に出る。ボートレース場の先の蟹洗で右折して国23に入り蒲郡市街へ。蒲郡駅前を通り過ぎ 8:58竹島入口を通過。9:04おそい工事車があり渋滞。9:08十能で右へ。海岸側は蒲郡ラグーナで遊園地やヨットハーバーがある。昨夜の花火はここだろうと思う。9:14豊川市に入る。3kmほどで入浜で左折し県31へ。国1を陸橋で越えて 1km(入浜から 3.5km)で右折し県5を国151方向へ向かう。中央通り三丁目で左折するとすぐ右側に大きな駐車場が見えたので入って駐車する 9:40 (1915.2km)。

豊川稲荷
豊川稲荷の南側に沿って歩き稲荷前のスクランブル交差点を左折すると正面の総門に着く。前に来たときは正月で人混みだったからかもしれないが全く忘れている。総門を入ると右に鐘楼。正面に山門、八脚の楼門で仁王門だ。天文5年今川義元寄進という境内最古の建物だそうだ。稲荷への参道は左側。鳥居を通って行くと正面に大本殿。妻入り二層の大きな建物で善光寺に似ている。前方左右にはちゃんと狐がいる。参拝してから奥の院へ行く。旗が並んでいる。伏見なら鳥居だがここは旗。小さい三重塔の前を通り景雲門を通って奥の院。それから霊狐塚。参道には旗の間に狐像が並んでいるが顔つきのおもしろい狐が多い。霊孤塚には小さい狐像が一杯ある。正月準備かな?赤い涎掛けを付け替えているようで、左側は付けている最中で右側は全部外されていた。なかなか表情豊かな狐もいる。一回りして大鉄釜なども見つけた。駐車場に戻り 10:37出る。次は鳳来寺に向かう。

駐車場から左折し中央通り三丁目を左折するとすぐガソリンスタンドがあるのでガソリン入れる 10:44。直進して馬場町で左折し国151を北へ向かう。高速の豊川ICを過ぎて進む。三河一ノ宮の砥鹿神社前を通過。新城に入り川田で左折、引き続き国151。400mで右折、引き続き国151。新城市街を通過し 11:23新城1Cを通過。11:28長篠城跡通過。11:33長篠信号で左折 (1940.0)。県32に入って北へ行く。11:38三叉路で左折し 400mで右折、鳳来寺山へ向かう。少し進むと右側に大きな駐車場がある。この道でいいのかどうかと思ったので駐車場に入る (1945.4km)。混んでいたが停めて食堂に入って聞くと、この先は階段になり歩く道で、車はパークウェイを登るので戻るようにと教わった。右折したところまで戻って角の売店でもう一度聞いて確認し、左折してパークウェイに向かう 11:43。先ほどの三叉路を通り過ぎて 2kmちょっとでパークウェイ入口に着き左折。「鳳来寺 東照宮」という道標があった。

上がっていくと山頂駐車場まで混雑時には 1時間と書いた道標があり、その先にもあと 30分とあった。今は紅葉の季節なので土日の大混雑時には降りる車がなければ入れない訳で時間が掛かるのだ。今日は月曜なので順調に走る。11:58パークウェイ頂上の駐車場 (1952.0km)。駐車料金は繁忙期なので 1,100円。ここで帰る人もいるらしく料金所の手前にUターン道が作ってあった。

鳳来寺山
まず東照宮へ。三大東照宮の一つと言うが、日光と久能山は確実として、三つめは諸説ある。途中、下が見えるところからは先ほど引き返した谷間が見えた。紅葉が綺麗だ。東照宮へは階段を上がる。あまり大きくはないが赤漆に飾り金具の多い立派な建物だ。拝殿から脇に入って本殿の前まで行って見た。近くまでは行けないが隙間から見える。大名の奉納石燈籠が沢山ある。樹齢 370年の大杉が 2本。東照宮から本堂へ向かう。途中面白い顔の狛犬があった。本堂前の見晴らし台からは紅葉が綺麗だ。本堂は鉄筋。本堂左から鎮守堂へ階段を上がる。途中から左へ入って鐘楼の方へ行く。三重塔跡付近は紅葉が綺麗。鐘楼手前には住職墓地があり江戸初期の宝篋印塔が 2基ある。阿弥陀堂跡という立札があった。鐘楼は袴腰の建築だ。その先が鏡岩だが道が良くなさそうなので行かなかった。帰りに三重塔跡に上がってみた。紅葉が良かった。本堂からの階段に戻るとコノハズクの説明板。鎮守堂に上がりさらに少し上がって三社権現堂。ここから鏡岩が良く見える。雨が降りだした。本堂に戻り、紅葉を見ながら駐車場に帰る。途中道の下に見えた宿坊はもう使っていないようでかなり痛んでいた。駐車場に戻ったころにはかなりの雨になった。13:00出発。

帰宅
来た道をもどって長篠信号で右折。13:25新城ICから新東名に乗る (1966.7km)。13:42-14:14浜松SA (1990.2km)。餃子を食べる。浜松餃子は有名だが初めて食べた。15:23沼津市。15:26-31駿河湾沼津SA (2109.5km)。ここはトイレ休憩のみ。横浜町田IC手前で事故渋滞の表示が出ている。初め 70分だったのが 60分に減ってきたので運が良ければ大丈夫かなと思ったりしている内に 15:45御殿場で東名とドッキング。都夫良野トンネルから大井松田への下りも順調に走る。行けるかなと期待したら 16:17厚木で事故渋滞になった。11km 1時間とあった。事故渋滞は止まってしまうのでつらい。でも我慢。17:02横浜町田の手前で渋滞が終わる。横浜町田まで 6kmのところだ (2192.3km)。事故処理は終わっていたので徐々にスピードが出て 17:17横浜青葉ICで降りる (2206.1km)。料金所を出たところで交代。もう暗い。17:52帰宅 (2217.7km/6136km)。渋滞は疲れる。夕食はビッグボーイでハンバーグを食べた。今日は月曜でいつものとんかつ大将は休み。

月下美人は出発前に花芽が伸びていたので咲いただろうと思っていたが花芽は 10センチ位まで伸びてはいたがまだ咲いていなかった。冬は時間がかかるのだ。


久しぶりに長い旅行でした。車も2000km以上走りました。天気も良く移動日は雨でしたが、その他は天気も良かったです。巨樹では小豆島宝生院のシンパクは素晴らしかったですし、志々島は雨を押して行ったのですが十分以上の値打ちのある大楠でした。良かった。小豆島では晋の目的の石丁場も回れたし、寒霞渓はどっちでも良いやと言っていましたが行ってよかったですね。豊川稲荷・鳳来寺は行ったことがあるのですが、全然忘れていました。新東名新城IC付近は開発されているようで、大型店が沢山進出していました。