5:05出発。まだ薄暗い。5:29横浜青葉から東名に乗る (11.7km)。軽で高速は初めてだが、まずまずよく走る。エンジン音もうるさくない。5:42海老名PAを通過 (31.0)。右ルートに入ると正面に富士山がきれいに見える。今日は空が薄雲で写真は少し写りにくい。6:09静岡県に入る。6:20新東名 (89.1)。6:30-40駿河湾沼津SA (108.4)でちょっと休憩。7:18-50藤枝PA (186.3)。万が用意してくれたサンドイッチで朝食。8:20愛知県に入る (240.3)。8:28-42長篠設楽原PA (252.8)で休憩。9:23名古屋IC通過 (321)。9:40-10:05尾張一宮PA。コーヒー休憩。10:32養老JCT (375.7)を通過で東海環状道に入る。10:43大野神戸ICで降りる (391.7)。出たところでちょっと停めてカーナビをセットする。
揖斐二度桜
右折して県53を東へ 200mほど行き県92の角でガソリンを入れる 10:49-57 (392.2)。20L入れて満タンにした。県92を北へ行く。五之里で左折、五之里南屋敷で右折し 600mほど北へ行くと揖斐の二度桜に到着 11:03 (395.3)。駐車場寄りの木は一重、その隣は八重、他は一重だった。二度桜は八重の中に現れるが、めったに出ないそうなので説明してもらわなければ分からないだろう。でも桜はどれも満開できれいだった。11:16出て、少し西に行き右折して北へ行く。国303に出て左折。しばらく国303を西へ走る。11:38乙原で右折 (409.9)。県40を北へ。下神原で県267に入る。上神原で県268を左に分けて 200mほどで横蔵寺に到着 11:45 (414.7)。
横蔵寺
駐車場の前にバス停があるが平日は 2本、土休は 4本。そばにいたおばあさんと話をしたら昔は 8本あったと言っていた。2001年に万が来た頃はそのくらいあったのだ。赤い橋を渡って左に行くと正面に仁王門が見える。その手前の右に寺門がありそちらに入ると門を入ってすぐ右手に宝篋印塔があった。良い形で、塔身は浮彫仏像、基礎の格狭間の形もよい。もとは山上にあったそうで、昔、万が見たときは綺麗だったそうだが今は苔がついたりツタが這っていたりしている。ツタだけは少し払って写真を撮った。客殿も唐破風の立派な建物だ。
戻って仁王門。左右に大わらじがある。仁王は瑠璃殿に保管されていてここにはない。入ると右上に三重塔、江戸時代、寛文3年。正面が本堂。裏には蔵王三輪社。本堂左から下って行くと観音堂。橋を渡って瑠璃殿に行き重文の仏像を見る。板彫法華曼荼羅は思ったより小さかったので車に戻って双眼鏡を持ってきて拝観。横の舎利堂にミイラがある。ミイラは元は御正体山にあった。御正体山のイチイの木が植えられていた。12:35出る。県267を戻ると左手の川沿いに桜があってきれいだ。県40に戻って左折する。12:44ゆめさんさん谷汲という道の駅があったので昼食することにして車を停める (420.3)。昔風の中華そばを食べた。広い芝生広場がありここでも桜がきれいだった。13:10出る。
華厳寺
少し行って山門前で左折すると駐車場がある。今日は町営駐車場は有料 400円。手前に私営の駐車場があり、客引きが 300円という看板を持っている。そこで停める 13:15 (422.1)。ここから参道を歩く。参道の桜が満開だ。桜祭りの幟が立っている。ういろうの三枡屋は本日売り切れ。立花屋は仁王門前。万が泊まった昔より綺麗になっている。13:25山門から入る。桜祭りの飾り灯篭がある。百度石を過ぎると階段があり上がると本堂。向拝の左右の柱には鯉が付けてある。撫でると縁起が良いと言うので撫でてみたが他に撫でている人はいなかった。本堂にお参りして左側に戒壇巡りがある。100円納めて入る。真っ暗の中を歩いて数珠に触り、戻る。
本堂から左に行くとおいずる堂。以前はお堂一杯に巡礼の白衣 (おいずる) が置いてあったそうだが、今はかなり整理されている。その先で階段を上がると満願堂。周りに狸の像が多い。石段でニホントカゲが交尾中。頭を噛み合いしている。近づいて写真を撮っていると気づいて離れてしまった。他人の恋路を邪魔しちゃったみたいだ。満願堂から下を見るとお堂と桜がきれいだった。下って元三大師堂、内仏客殿、庫裏を通り、経蔵の前を通り豊川稲荷の明王院前を通って参道に戻る。万が以前来たときは時間が遅かったのか、西国巡礼の人ばかりだったのだが、今日は観光客がほとんどで、東海自然歩道を歩く人も多かったようだ。時期によって違うのだね。
土岐頼芸墓、伊野一本杉
14:25出て国40を東へ向かう。谷汲山大橋の手前で県255へ左折する所を進んでしまい国157まで行ってUターン。戻って県255を北へ向かう。ところどころ細いところもある道だ。カーナビのセッティングが分からなかったので地図を見ながら行く。岐礼で左へ入り、突き当たって左へ進む。道が細くなって少し先の右側に法雲寺がある。道が細いので通り過ぎてUターンして上がると駐車場 14:40 (431)。本堂前から一旦山門を出て、階段降りる途中の右側 (寺に向かって左側) に土岐頼芸の墓があった。自然石の墓で右側面に天正十壬午年とある。県255に戻り北へ進む。見えるはずの大杉の姿が見えない。県道が大きく左に曲がったところで行き過ぎに気付き戻ると右手に神社がある。大杉は見えないが車を停める 14:45 (432.8)。神社の幟には神宮神社とあったが標柱には新宮神社とあり間違いない。行くと伊野一本杉の説明板があり、社殿の後ろに杉があった。太くてすごく立派な杉だが、上がない。でもまだ元気な枝が残っていた。調べてみると 2018年9月の台風で折れたそうだ。生き続けて欲しいと思う。14:54出る。
住吉屋
細くなった県255を北へ向かい鍋原で根尾川を渡り、国157に出てさらに北へ向かう。根尾谷断層への道標があったが明日にすることにして宿へ向かう。淡墨桜へ向かう桜橋の手前で右に入りすぐの分岐を左に入って進むと左側に今日の宿、住吉屋、に到着した 15:15宿 (445.5)。車は宿の前に停めてチェックイン。部屋へ入ってからサクラを見に行くことにした。丁度マイクロバスが来て 9人グループがきた。ガイドの男性 1人と女性 8人のグループだった。
淡墨桜(夕方)
15:25宿を出て右へ行くと左に樽見駅が見え、樽見線のディーゼル車が止まっていた。右に曲がり川 (根尾東谷川) に出て左へ行き新市場橋を渡り、こんどは根尾川沿いに進み、淡墨橋を渡る。右に上がって車道を横切って左へ上がって行く。登りきると正面に淡墨桜が見えた。満開で夕日があたっている。きれいだ。根元はさすがにごつごつしている。大きなよい桜だった。一回りしてから左のお堂の方にも上がってみた。遠くに雪山が見えるのは能郷白山だ。淡墨桜の山側に二代目の大正の桜があり、これも 100年経っているので大きい。帰りは市場橋を渡って帰る。こちらのほうが近い。
16:15宿に戻って風呂に入る。風呂は、一つが使用できないそうで、鍵をかけて入るように言われた。16:45部屋に戻り、テレビを見ながら予定整理などする。18:30から夕食。9人の団体、単独の人、夫婦連れと我々の 14人だった。団体と夫婦連れは鍋などもあって我々よりも少し豪華。我々は豚生姜焼き。蕎麦は宿で打った 10割蕎麦でおいしかった。米は岐阜の米、ハツシモ。美味しい米だった。
淡墨桜(夜)
食事を終えてライトアップを見に行く。コロナで中止があり 3年ぶりだそうだ。ライトアップでは花が白く見える。花の上に 5日くらいの月が見えた。よさこいソーランを踊る若者たちが来て、音楽はかけてなかったが、花を背に踊りを動画にしていた。九州から桜を見て回っている人がいて 10日位も各地を回っていると言っていた。高遠の桜は、上の方はまだ早いが、下の方は咲いていて、ゆっくり見れたとのことだった。8:30ころ宿に戻る。
再度風呂に行こうと思ったが、人が入っておりやめた。早朝出発したので、疲れたのでそうそう寝る。
淡墨桜(朝)
昨日、桜に朝日があたるのは素晴らしいと聞いたので 5:00過ぎに起きて 5:30過ぎから桜を見に行く。市場橋を渡る時に対岸の桜がきれいだ。渡ると遠くに淡墨桜が見える。淡墨橋を渡り上がっていく。今日は芝生広場の方に上がった。もう人が来ている。赤い橋があり遊歩道がある。芝生広場には記念植樹があった。昭和44年 (1969)なので 50年くらい。日の出は 5:30ころだが山があるので日が差すのは遅い。6:00ころになるとだんだんと人が増える。山の上には日があたってくるが桜まではまだまだ届かない。同宿の団体の人たちも来て遊歩道の展望台の方に行っていた。記念植樹とか記念碑を見ながら待つ。6:30頃大正の桜の上の方に日が当たり始める。きれいだ。4-5分で淡墨桜に日が当たりだした。6:40頃には全体に日が当たってすごくきれい。遠くに能郷白山も見えた。7:00時過ぎに戻って朝食。久しぶりに生卵で卵かけした。地元の卵で美味しい。韓国のりもおいしかった。梅干しは昔風。8:05出発。
根尾谷断層
国157を南へ少し行き根尾谷断層への道標に従って右に県255に入る。開運橋で川を渡り 1kmほどで右に根尾谷断層の看板があり右に入ると駐車場に着く 8:10 (448.0)。駐車場から断層がよく見える。草が生えていて素人には普通の河岸段丘みたいに見えるが、崖がずっと続いていた。当時の写真が説明板にあり、藁屋根の家があるところには今も家がある。近くの観察館に行くと地中の様子がみれるのだがまだ早いので開いてない。断層の写真を撮って 8:15出る。
恵那へ
来た道を戻る。開運橋から能郷白山がきれいに見えた。8:20根尾の町に入る手前で道標に従って国418を関・山県方面に入る。8:33山県市に入る (457.9)。道は細くなったり広くなったりするが車も少なく快適だ。8:44美山支所付近を通過。山県高校の先で関市に入る。関市広見付近は桜並木がきれい。9:06関広見で高速東海環状道に入る (483.5)。9:20-30美濃加茂SAで休憩 (501.0)。9:48土岐JCTで中央道に入る (523.1)。10:04恵那ICで中央道を降りる (547.8)。カーナビの通りに進み恵那峡自然公園に入った。少し下ると第2駐車場があった。一旦入ったが、先まで行けそうなので、出て進み、第1駐車場に行く。混んでたけど出ていく車があったので停めた 10:17 (553.0)。
傘岩・千畳敷岩
ウッドデッキからは遊覧船が見え、右手の半島状のところは桜が満開だ。少し上がると福沢桃介像と川上貞奴のレリーフがあった。下って半島状の所を満開の桜を見ながら一回り、北原白秋の歌碑もあった。傘岩はちょっと離れているみたいなのでビジターセンターに行って行き方を聞き 10:45出発。道を戻りうなぎ屋の前を左に入り車を停める 10:46 (553.9)。傘岩はすぐ。キノコみたいな形の岩だった。千畳敷岩は隣で平らな大岩。どちらもなかなか良かった。11:03出る。
関戸宝篋印塔
ここからは石造物を 3件みる。南へ向かい県401に出て南へ。県410に左折して北東へ向かう。500mくらいで下り坂になり、左へ回り込み、甚平坂公園の駐車場で停める 11:12。駐車場から上がっていくと東屋から雪山が見える。そこに居た人に聞くと御嶽山とのこと。そばに恵那市の木のハナノキがあったが花はまだまだだった。公園から県道を横切って根津神社の階段を上がると神社の社殿の後ろに宝篋印塔があった。岐阜県内最大級だ。社殿に接して立っていて周囲を木の垣と石の垣で二重に囲まれているので観察しにくいがいろいろ工夫して写真を撮った。鎌倉時代と推定されている。種子が小さめなのと格狭間の形から少し時代が降るかもしれないが地方色かも知れない。横に室町時代と思われる小型の宝篋印塔基礎が置いてあった。社殿は小型だが木鼻や脇障子などもきちんとあって丁寧な造りだった。11:28出る。
弘法堂 五輪塔・宝篋印塔
県410を戻り県401に出て南へ。恵那高校北で県68に右折する。その先の阿弥陀堂が目的地だと思ってカーナビをセットしていたが行くと間違い。阿木川を渡ってその先のエディオンの付近でカーナビを東野の弘法堂にセットしなおす。戻って御所の前信号で右折。宮の前信号を直進し県407に入る。大門の信号を過ぎて右にカーナビに従って入っていくが細い道だ。弘法堂に向かって入っていく所では軽自動車なのに曲がるのに苦労した。知らないところなのでカーナビに頼らざるを得ないが、知っていればもっと入りやすい道がある。困ったものだ。なんとか弘法堂に到着 11:43。お堂の前左に小型だがきれいな宝篋印塔がある。お堂の裏には大型の五輪塔が 3基、風空輪の形もよく、繰形の台座がある立派な塔だ。周囲に小型の五輪塔も数基あり。
宮の前五輪塔の住所でカーナビをセットするとカーナビは軽しか行けないような細道を指す。万が歩いて偵察すると、車を停めてある弘法堂の前の細い道を南へ 2-30m直進し、道なりに右へ曲がって 4-50m下ると農道に出て、そこには幅員減少と書いた注意板がある。カーナビの指す方向よりはずっと良いのでカーナビを無視してそちらに行き、農道に出て右折する。農道は普通車がゆったり走れる道だ。しばらく道なりに行くと 2車線の車道に突き当たり右折するとすぐ大門の信号で県407に出た。右折して県407を行く。カーナビが働き出した。次の東野の信号で左折する。晋が事前に調べた道と少し違うがそのまま進む。明知鉄道の踏切を越え上がっていくと 300mで目的地に到着しましたと出た。左に下れば五輪塔の近くに行けるが細い道だ。傷がついても良い軽トラなら問題ないだろうが、家の車 (軽だが新車) で降りるにはつらい。少し先まで行ってUターンして戻る。踏切を渡ってすぐ細道へ右折すれば下から五輪塔の近くに行ける。でも行き過ぎてしまったので晋はもう諦めると言うが、それは口だけで、実は行きたそうなので、万は怒って、もう一度Uターンして戻り、踏切の手前を左折して入った。細道を 400m行くと宮の前五輪塔の標柱があった。道が狭く停められないので少し進んでUターンし、標柱から、もっと細い道を北へ入る。明知鉄道の線路の手前にわずかに場所があったので停める 12:03 (565.1)。先ほどの道を下ってくればここに着くが、下から見ても下らなくて良かったような道だった。
宮の前五輪塔
手前に標柱があるのでそこから畦道みたいな道を入っていくと覆い屋の中に五輪塔 7基と宝篋印塔 1基があった。全体に綺麗でよく残っている様子から、バラバラで埋まっていたものを掘り出して積んだものだろうと推測した。当初の通りの組み合わせかどうかは何とも言えないが、各部材の形もよい。応永11年の紀年銘の地輪がある。宝篋印塔も良い形で室町初期と見ても問題ないと思う。良かった良かった見れて!!。見終わって車に戻ると、電車の音がする。我が家の車を見て運転手が警笛を鳴らす。そうだよね、こんな場所に車が (?) と思うもん。我々は電車が見れてラッキー。晋は急いでカメラを出して写真を撮った。どうにかUターンして 12:13出発。
先ほどの細い道に戻り右折して道なりに行く。県407に出るので右折するとすぐ宮の前の信号。昼食にしたいので、左折して国19に入る。阿木川を渡ってから、よさそうな店を探しながら 800mほど行くと右にココスが見えた。大崎の信号で右折してココスへ行く 12:20。カレー屋かと思ったらファミレスだった。昼食にし 13:05出る。このまま宿に行っても早いので、先に南木曽の桃介橋などを見学することにした。国19に戻り、南木曽方向へ向かう。カーナビは桃介橋にセットした。晋は地図を膝に広げたまま時々うつらうつらしている。目をあげると対岸に読書発電所が見えた。まず読書発電所に行くことにする。
読書 (よみかき) 発電所
少し先で妻籠方向への国256を右に分け、吾妻洞門を抜けると信号があるので左に入り、少しで左折する。進んで発電所へのアクセス橋を渡る。発電所の中には入れないとあったので橋を渡ったあたりにゲートがあるかと思っていたら、特になく、そのまま発電所の建物の前まで行けた。前の広い場所に駐車する 13:50 (597.2)。建物はクラシックで、昔の建物なので装飾もあって綺麗だ。敷地の端まで行くと南木曽大橋がよく見える。対岸には蘭川発電所が見えた。戻る途中に左に上がる道があったので上がってみると遊歩道になっていて、更に少し上まで歩けた。3本の水圧鉄管が曲がっているところまで上がって上を見ると最上部に構造物が見えた。説明図の水槽の出口だろう。単に鉄管が 3本並んでいるだけの景色なんだが、太いし長いし高いので迫力がある。戻って 14:13出る。橋を渡って国19の読書発電所への入口の信号が名古屋から 100kmだった。
柿其 (かきぞれ) 水路橋
桃介橋は後にして一番遠くの柿其水路橋へ向かう。国19を北へ 7kmほど進み柿其入口で左に入る。下って柿其橋を渡り少し行くと正面に水路橋が道を横断している。巨大な橋だ。水路橋を通り過ぎて新青木橋を渡ったところに右に旧道があり旧道は行き止まりなのでそこに車を停めた 14:24 (605.0)。橋を渡って水路橋のそばまで戻ると右 (南) に、運動場に上がっていく道がある。上がっていくと水路橋を上から見ることができた。現役の水路橋なので水はたっぷり流れていて、水路はトンネルで運動場の下に入っていった。14:37出る。
桃介橋
国19を南に戻る。桃介橋の少し手前のセブンイレブンでコーヒーを飲む 14:44 (610.2)。600mほど南へ行き、右折して三留野大橋を渡り、右に行くとすぐに天白公園の駐車場があるのだが入り口の標識が小さいので見落としてそのまま上の方の住宅地まで上がっていってしまった。戻って駐車場に入る 15:08 (602.0)。上流方向に少し歩くと桃介橋。全長 250m、主塔 3基の木造の吊り橋だが、トロッコも通った大きな橋なので揺れることもなく安心して渡れる。対岸まで渡り、戻って中央の主塔から下へ降りてみたりした。戻って、駐車場を通り過ぎて桃介記念館に行き桃介橋の旧構造部分が保存されているのを見た。15:45出て今日の宿泊地に向かう。
宿へ
国19に戻り南下する。読書発電所への分岐を過ぎ、吾妻洞門を通過し、妻籠宿方向へ左折して国256に入る。妻籠宿を通り過ぎ、県7へ右折する。すぐ大妻籠。万は 2000年10月に来た時には大妻籠の「まるや」に泊まった。16:01馬籠峠で岐阜県に入る。16:09馬籠宿上側の B-4駐車場で停める。恵那山が美しい。下って馬籠宿下側の馬籠バス停 A-2駐車場で停めてトイレし、ちょっと馬籠宿を見て 16:23出る。さらに下って県7が中津川方向に右折する三叉路を左に行くと宿につく 16:34 (629.4)。駐車場は温泉施設と共通なので温泉に来た車で一杯だった。下の第2駐車場に行ってくれと言われたが少し待ったら空いて停められた。16:40チェックイン。部屋は和室。温泉施設の入浴券をくれたので行ってみた。アルカリ温泉かな?ちょっとつるつるする。夕食は 19:00から。かんぽの宿などと同じようなフルセットの和食で美味しかった。
明日は飯田で石造物を一か所見ることだけしか決めていない。淡墨桜で、桜を見て回っている人から高遠の桜はちらほらだったと聞いている。明日あたりには満開かなと思い、高遠の桜を見て、山梨あたりでもう一泊しようかと考えた。晋が検討する。桜の高遠は大混雑だが、遠めの駐車場に停めて少し歩けば何とかなりそうな感じだ。ざっとした計画を立て、あとは出たとこ勝負にする。寝る前に宿の風呂に入る。同じ温泉で体がつるつるした。
万の花粉症がひどくなってきたので高遠はやめにして、文永寺の石室を見てから元善光寺に行き、今日中に帰宅することにした。6:00前に起床し風呂に入ってから散歩に出かける。部屋から見ると川沿いに桜や紅梅が咲いてきれいだったので川沿いを一周した。こちらからも恵那山がよく見えた。宿に戻り 7:00朝食。朝もたっぷりあって美味しかった。部屋に戻って準備し 8:12出る。飯田方面に行くのだが、高速を通ると中津川 ICまで戻ることになるので、馬籠から国256に出て、清内路トンネルを抜けて行くことにした。
馬籠・男滝女滝
国256までは昨日の道を戻る。宿を出て左へ少し行き、県7を北へ向かう。馬籠バス停を通り過ぎ、馬籠の信号で右折して上がっていく。高札場の近くの B-2で車を停めた 8:21 (634.5)。旧中仙道を藤村記念館まで下ってみた。坂道の宿場なので奈良井宿などとは随分感じが違う。戻って高札場から少し上の展望台で正面に大きな恵那山を見て 8:40出る。県7を進み峠の茶屋を過ぎて下りになる。8:50男滝女滝の駐車場に停める (639.8)。階段を下って川に出ると右に女滝が見えた。橋を渡って行くと男滝がある。こちらは滑め滝状だ。もう一つ橋を渡ってその先の橋の所から男滝を見て戻る。どちらも綺麗な滝だった。9:05出る。県7をさらに進み大妻籠宿を左に見て過ぎると、その先で国256に出る。右折して飯田方面に向かう。
前方に大きな建物が見えたのはホテル木曽路。9:26清内路トンネル。1600mの直線トンネルだ。9:42-9:58昼神温泉を過ぎた所のファミマ昼神店でコーヒーを飲んで一休み (669.5)。1kmほどで国153に入る。東に進んで緩やかに曲がって北向きになり 10:04飯田市に入った。飯田山本 ICから三遠南信道に入る。無料の高速だ。東向きに走ると正面に南アルプスがよく見える。塩見から聖にかけての稜線だが、西側から見るので馴染みがないし、車からは稜線の一部しか見えないので山名はよくわからない。千代 ICで高速を降りて県1に入る。天竜峡の遊覧船への入り口を通り過ぎる。このあたりから前方左には中央アルプスが見え出す。県237が左へ分岐し、少し進むと道が細くなる。しばらくして家が出てくると文永寺と書いた矢印があった。その先で右へ入り道なりに緩く坂を上り、突き当たって左へ行く。150mほどで分岐を右へ細道に入ると文永寺の山門の横に出た。右へ行き、突き当りが文永寺。左へ回り込んで公民館みたいな所の前に停めた 10:23 (686.6)。
文永寺石室・五輪塔
寺の正面に回って石段を上がる。右に大杉がある。正面は本堂で左の桜が満開で美しい。右にある梵鐘は県の文化財だ。右側の庫裏の方に行くと覆い屋の下に勅使門がある。立派な門だが少し傷んでいる。横の門を通って庫裏に行くと勅使の松。日本三大銘松の一つとあった。下枝が水平に出て 14mある。重文の石室・五輪塔の場所を聞こうと行ったのだが人はいないようだった。古いお寺だけど無住なのかな?。石段の付近まで戻って山門の方を眺めると右手の方の畑の向こうに石室が見えた。寺から石段を下り、山門に向かって 10m位で右折して 50mのところだ。角のところに説明板があった。重厚な石室の中に五輪塔が入っている。このような石室は初めて見た。天井に銘文がある。五輪塔もとても良い形だった。たくさん写真を撮る。石室の横に小型の五輪塔が 3基あった。
石室から寺の方を見ると寺の裏手に大きな枝垂れ桜が見えたので行ってみる。寺の左横を上がっていくと雄の雉が歩いていた。久しぶりに雉を見た。枝垂れ桜は、住職墓地の近くにあり、花は盛りをすこし過ぎかけていた。ここから中央アルプスがよく見えた。墓地から右に入ると諏訪社。境内に立派な桜の木があって満開。鳥居の左横に観音像があるのは何故かな?。駐車場の周りは八重桜が満開。正面に恵那山がみえた。10:56出て、山門から直進する。山門前には石仏が並んでいて、揃ってはいないが三十三観音のようだ。そのまま道なりに行き県1に出て北へ進み国256に出て左へ行く。
水神橋で天竜川を渡り道なりに国256を進んで飯田線の踏切を渡り八幡町で国151に右折する。角に天音食堂というレトロな建物があり、丸西産業の旧事務所。国151を北に進み国153飯田バイパスの下をくぐり 11:10東鼎で右折。北へ進み国153に出て更に北へ。座光寺共和の信号で斜め左に入る。飯田線の踏切を渡り、少し先で左へ入ると元善光寺の前に出た。石段脇の駐車場に空きがあったので停める 11:21 (695.7)。
元善光寺
石段を上がってお寺へ。周りの桜も満開だ。今年は 7年に一回の御開帳。山門を通り、もう一度石段を上がると回向柱が立っている。本堂に参拝すると戒壇巡りがあったので入った。真っ暗だ。華厳寺は数珠だったがここは鍵に触る。参拝を終え舞台桜を見に行く。案内板に従って左方に行くと広い運動場みたいな場所があり、左に満開の桜が並んだ先に舞台桜が満開に咲いていた。枝垂れ桜。ピンクの花が豪華に咲いていた。麻績 (おみ) 学校は外観だけ見学。戻ると駐車場の前の吉丸屋に人が並んでいたので行って饅頭を買う。白饅頭は売り切れで茶色を 2個買って食べた。12:07出る。
県251に出て北へ向かう。道なりに行き、国153のガード下をくぐって反対側に出て北へ 200mほどで国153 に出た 12:08。昼食場所を探しながら国153を北へ行く。しばらく行くと左にきしめんの店が見えたので入って昼食にする 12:15 (700.2)。万は五目きしめん、晋はシンプルなきしめん。12:50出る。12:52松川町に入る。中央道も並行して走っているがしばらく国153を走ることにした。中川村を過ぎ飯島町に入ったところで伊南バイパスに入る。駒ヶ根市に入り 13:17駒ケ根市下市場信号を通過。駒ヶ根市役所の近くだ。宮田村の手前で国153と合流する。宮田村を通過して 13:28伊那市に入った。伊北ICで高速に入ることにする。伊那市では桜を見に高遠へ行く車の渋滞を心配していたが、入舟の信号で高遠方向が渋滞していないのを確認して右折し、大橋を渡る。すぐ中央区の信号で左折して県19に入り福島南部の信号から箕輪バイパスに入る。天竜橋を渡って南箕輪村を通り過ぎ箕輪町に入った。バイパス沿いにはガソリンスタンドがある。2軒ほど見過ごしたが、木下栄町信号の右側にあるスタンドでガソリンを 17.95L入れ、満タンにした。これで家まで安心、14:06出る。4.5kmで国153と合流し、その先の伊北ICから高速に乗った 14:13 (750.2)。
14:27-55諏訪湖SA (769.0)。コーヒーを飲む。諏訪湖が綺麗だ。八ヶ岳もよく見える。 16:20東京に入る。16:27八王子料金所 (924.0)。カーナビは国立府中で降りるようになっているが晋は調布ICが一番近いと思っているので無視すると、次に府中スマートICで降りろという。それも無視して 16:35調布ICで降りる。出口が渋滞した。国20に出てすぐの信号で右折すると鶴川街道に入る。多摩川原橋を渡り矢野口を過ぎて稲城へ。稲城でカーナビが近道させようとするのか、指示がおかしくて、晋がカーナビに従って行くと、ぐるぐる回される。訳が分からなくなって運転を万と交代。鶴川街道に戻って普通通りに走り 17:20帰宅 (953.6)。明るいうちに帰れて良かった。一休みしてから夕食はとんかつ大将へ行った。