オーストリア・ドイツ


コロナも、日本ではまだ危ないと言う医者が沢山いて、日本人の半数位がマスクしているし、コロナはまだ収束していない様子ですが、欧州では入国時の予防注射証明が去年の春から夏にかけて要らなくなり、マスクも今年の春には何処の国でもほぼ要らなくなりました。あまり気を使わずに行けるようになったので、久し振りの海外旅行でオーストリアに行く事にしました。行きはウィーン行きの直行便です。帰りは 11月には直行便がなくなるみたいなのでミュンヘンに行きミュンヘン観光をしてミュンヘンから帰ることにしました。ウクライナで戦争していますし、イスラエルも戦争をはじめました。飛行機は一体何処を飛ぶのかな?
日時: 2023年10月25日から11月2日
晋 万
10月25日 (水) 日本出発

4:30に目覚ましを掛けたが早目に目が覚めた。準備は済んでいたのでゆっくりの感じだ。飛行機はオンラインでチェックインして席も決めているが早目に出ることにした。5:03の一番電車で出る。荷物は大きい方が 19kg、小さい機内持ち込みが 8kgと、それぞれデイパックだ。新宿行きで新百合の乗り換えは同じホームなので良い。代々木上原 5:32着、5:36発の千代田線にのる。町屋 6:09。町屋経由で行くのは初めてだ。京成まで 5-6分で行き 6:17に乗って高砂へ。早かったので高砂で 20分ほど待って 6:52のアクセス線に乗った。ほぼ満席だったが別々に座れた。空港に行く人が多いので車両には座席を上げた荷物置き場がある。7:39成田空港に到着。

オーストリア航空のカウンターで家で印刷した航空券を見せて荷物を預けた。それから千葉銀で 500 ユーロ両替した 8:15。円安なのでで 163.44円。クレジットカードでは 161円位なので率は悪い。サブウェイに行き朝食 8:30。9:30 中に入る。パスポートチェックは機械でやるが、顔認証で万はブラジルの査証ページの顔写真を開いたので通らず、ちょっと混乱。待合室はまだ早いので人は少なかったが、段々増えてきた。10:30 搭乗。機種はボーイング 777-200。プレミアムエコノミーなので搭乗は早くて、荷物を上げたりするのもあせらず出来てよかった。座席は 2-4-2。エコノミーは 3-4-3 だから、幅も前も広いが、UNITED の方が広かったような気がする。機体にもよるのだろう。エコノミーの人が乗ってくる前にジュースが出た。

ボゴタ峰とボステン湖
予定より少し遅れて 11:00過ぎに出る。ソウル付近、北京付近を飛ぶ。12:00頃飲み物がでた。万はコーラ、晋はビールを貰う。12:30頃食事。牛丼にした。16:40トイレに行って窓から下を見ると砂漠の上だ。16:45-50砂漠の中に風力発電の風車が何列も並んでいるのが見えた。さすがに中国だね。北側も南側も砂漠だ。北に山が見えて雪がある。17:15頃おにぎりが出た。食べ終えて外をみると南側に雪山。17:25頃ボゴタ峰、ウルムチの手前だ。雪山の向こうに見える湖はボステン(博斯謄)湖だろう。17:30頃ウルムチ付近の街がみえた。ため池がある。18:10頃南側に、西岸付近に小さい島のある湖が見える。バルハシ湖の東方の湖で、丁度、中国からカザフスタンに入ったところで、ウルムチとカラガンダの中間くらいの位置だ。

アラル海の北岸付近から普通はウクライナのキーウの方へ行くらしいのだが、ウクライナ戦争で通れず、アラル海の北をかすめて南東方向へ向かう。21:00頃下に大きな枯れ川が見えた。21:15頃カスピ海に入る。付近は気流が悪い。カスピ海を横切ってバクーの少し北でアゼルバイジャンに入る。アルメニアを横切ってトルコの北岸を黒海に沿って西へ向かう。黒海沿岸を三分の二くらい進んだところでトルコを離れ、北西方向に向きを変え、ルーマニアのコンスタンツァの少し南に上陸して、ウィーンへ向かった。少し遠回りで 1時間くらい余分にかかると言っていた。23:20頃軽食、パスタを貰う。


25日 (水) ウィーン到着

日本時間 26日 01:00頃、オーストリア時間=中央ヨーロッパ時間 (CET) 25日 18:00頃、にはウィーンに近づき左前方にノイジールド湖が見えた。18:22着陸。これから時間は CET で書くことにする。まだ夏時間だ。

パスポートチェックはウィーンに滞在するのか?と聞かれただけだった。結構歩いて 18:45バゲージクレームに着き荷物を待つ。19:05からターンテーブルが回り始める。19:10荷物を受け取って出る。19:15 OBB (国鉄) の切符売り場で中央駅 (HBF、Hauptbahnhof) までの切符を買う。ホームに降りていくと 19:19の電車が来た。ゆっくりしている人を追い抜いて急いで乗りこんでドアが閉まったと思ったら、追い抜いた人が外からドアを開けて、これじゃないと教えてくれた。急いで降りる。電車は 33分だよと教えてくれた。違う路線に乗ってしまうところだった。

ウィーン中央駅コンコース
電車は Salzburg 行きで、乗り込むとガラガラだし、座席が 3列で広い。車内に案内表示があり、中央駅は次だ。いいねと言いながら、ゆったり座っていると車掌が来て切符のチェックがあり、ここは 1等車だと言われた。2等車の方に行くとガラガラどころか満員で通路にも立っていた。19:48中央駅に到着。南口に出て、用意した地図を見ながら行くとすぐホテルに着いた。部屋はダブルかツインかと聞かれたのでツインにした。505号室。ベッドも大きいし、部屋も広く、良かった。バスタブがないのは普通だが、湯沸かしやコーヒー・お茶などがないのがちょっと残念だ。冷蔵庫もない。欧州では無いこともあるので電気ポットを持ってきたしコーヒー・お茶も持ってきた。降りる前に機内で軽食があったので、夕食は外に出ず、機内で貰ったサンドイッチとりんごを食べた。

26日 (木) (曇時々晴) ウィーン

時差のせいか、目が覚める。4:30ころ起きて持参したコーヒーを淹れて飲み、クッキーなど少し食べる。ぼちぼち片付けなどして 7:30駅に向かい昨日と違う道を歩いて駅の右寄りに行くと駅のスーパーに出た。入ってみる。結構混んでいる。サンドイッチなども売っていて買う人が多い。スーパーの中は仕切りで駅側と道路側の二つに分かれていて、レジのところ以外は通り抜け出来ず、法律で規制されていると書いてあった。一回り見てから駅側に出てサンドイッチ屋などを見たりホームの番号を見たりする。地下鉄 1号線 (U1) の方へ歩いて行くと駅名は HBF ではなくて Sudtiroler Platz (訳すと南チロル広場かな?) と言うみたいだが、駅名の下に HBF と書いてある。「明治神宮前 (原宿)」みたいな感じだね。

地下鉄の方へ行く階段のところの店でサンドイッチを食べた 8:00。席があるので座って食べる。座ると言うとコーヒーはカップに入れてくれた。Take Out より高いのかもしれないが座って食べれて良かった (後で調べたら値段に違いはなく、消費税はサンドイッチは 10%だがコーヒーは 20%だった)。パンが美味しい。

切符は中央駅の OBB (国鉄) の切符売り場で買う 8:25。職員みたいな人が 3人くらいいたので 72時間券を買いたいと言うと、女の人が来てやり方をつきっきりで教えてくれた。72時間券と 1週間券があって同じ値段で 1週間券は月曜から 1週間だという。我々は土曜日までの滞在だが月曜日の 9時まで使える 1週間券を買った。クレカが上手く通らなかったがやり直したら通った。切符の Validation (使用開始時間の印字) はこのカードは要らないそうだ。これでウィーンに居る間は、持っていれば、何にでも乗れ、検札のときだけ見せればよい。でも 3日間いろいろ乗ったが検札は一度も来なかった。パリに行ったときは一回だけ乗り換え通路で検札があったけどね。

8:35 U1 (地下鉄 1号線) に乗る。ホームの電光掲示板には次の列車の行き先と待ち時間が出ている。Stephans Platz (シュテファンス広場) で U3 に乗り換え、次の Herrengasse (ヘレン通り) で降りる。王宮に行くと Sisi博物館は開館前だったので、中庭に行ってみると大勢の兵隊が並んで準備していた。新王宮前には戦闘車両が置いてあったりする。聞くと、今日は National Day でパレードがあるとのことだった。新王宮の前の広いところでパレードするみたい。まだ早いので人は少ない。見たい気もするが Sisi博物館に入る 9:00。皇帝の部屋のほうに入る。シェーンブルン宮殿と共通の入館券 (Sisiチケット) は日本でオンラインで買って印刷してきた。音声案内は Sisiチケットに込みで日本語もある。

聞きながら回ると結構時間がかかった。10:00見終わって、案内書などには銀器博物館から回ると書いてあったが見ていないなと思う。出たところは新王宮前で National Day の催しに人が集まって混雑していた。そういえば皇帝の部屋を見ている時に窓から兵隊の隊列が下を通るのが見えた。人ごみを掻き分けて博物館に戻り聞くと銀器博物館は改修中で閉館だった。残念。

資材置き場からパレードを見る
また新王宮前に戻ってパレードを見ようとするが、人が多くて殆ど見えなかった。それでも資材を置いてあるところで不安定な箱に乗って幕越しに楽隊の行進をちょっとだけ見た 10:15。パレードはあきらめてカール大公像から新王宮の入り口側に回り込もうと思ったがそちらはパレードの通路でだめ。戻って新王宮の入口側に回り、人混みの間から式典の様子を見るが遠くてよくわからない 10:30。ヘリコプターの展示を見たりオイゲン公騎馬像周囲の展示を見たりする。兵員輸送車には子供が乗せてもらっていた。新王宮前からスイス門に行き、新王宮とスイス宮の間を通って国立図書館に入る 10:45。National Day で入館は無料。階段を上がるとホールで、今日は人が多いが中は豪華で美しかった。図書館を出るとヨーゼフ 2世像の広場 11:05。11:10-20アウグスティーナ教会。入り口は広場側にあった。入っている人が少なくて静かで良かった。

オペラ座に向かうと右側にアルベルティーナ 11:30。グラフィックアートの美術館だが今日は入らない。美術館の前の角にホットドッグの店がある。ネットで見て屋台だと思っていたが恒久的な店だった。みていると金属の棒にパンを差し込んで穴を開け、そこにソーセージを詰める。面白そうだ。買おうかなと思ったが、まだちょっと早いのでオペラ座まで行って噴水の前で座って少し休む。オペラ座の当日券を売っているダフ屋が沢山いる。中世風の服を着たりして工夫している。12:00に角のホットドッグ屋に戻ってホットドッグを買う。30分前には誰も並んでいなかったが 12時にはさすがに行列が出来ていた。並んで一個買いオペラ座の噴水のところで食べた。結構美味しかった。

オペラ座のツアーは 12:45なので少し早いが 12:15ころからツアー入口の前で座って休む。チケットは日本からオンラインで買ったが当日券に並んでいる人が多くかなりの行列が出来ていた。入口の前の芝生の縁に腰かけていたら、人が来て「並ぶのか?」と聞くから「オンラインチケット持ってるので並んでいない」と言うと「私も持ってるんだけど」とか言っていたがその人たちは心配で結局並んでいた。12:30に係員が出てきて、前売り券を持っている人を入れる。我々も入った。それから当日券のドアが開き、行列の人たちは中で当日券を買う。英仏西独それぞれツアーがあり、それぞれの言葉の看板が立ててある階段下でたむろする。日本語は今日は無い。行列するわけでもなくただその辺りにいるだけだ。英語は一番奥だった。当日券の人たちも入ってくる。

オペラ座ツアー、舞台は今日の演目「愛の妙薬」のセット
英語は少なかったが 20人くらいになった。フランス語は満員で 1組が少し早めに出て行ったが、もう 1組あった。ドイツ語もスペイン語も英語より多い。英語も段々増えてきて 30人くらいになった。我々もそうだが、自国語のツアーがない人は、英語に入るようで、なじみのない言葉が聞こえてくる。オペラ座の HP では定員 30人と書いてあったのであせって予約したがそんなことはない。多かったら二組三組作るだけみたいだ。順番に出て行って英語は 13:05ころスタートする。1階正面席でオペラ座の歴史の説明があり、それからオペラ座内を回りながら説明がある。幕間に飲食するホワイエの扉の上には作曲家の胸像が飾ってあった。説明は英語だがまあまあ分かった。映画に出てくるようなボックス席がずらっと並んでいるのを平土間から見たり、ツアーは良かった、満足。13:55出る。ツアーが終わって今日の決まった予定は一応終わりだが、次に美術史美術館に行く事にした。

外に出ると電車通りが National Day で歩行者天国だった。美術史美術館に向かって歩く。ゲーテの像、モーツアルトの像がある。ゲーテのところは誰もいなかったがモーツアルトのところは混雑で写真を撮るのに 2-3組待った。美術史博物館と自然史博物館の間の公園にはマリアテレジアの大きな銅像がある。

14:25美術館に入る。建物も綺麗で宮殿やオペラ座と同じような形式だ。マリーアントワネットの大きな肖像画がある。「青いドレスのマルガリータ」などベラスケスが沢山あり、ルーベンスも「自画像」や「ネルトリンゲンの邂逅」など沢山あった。ラファエルの「牧場の聖母」もここにある。疲れたが良かった。ゆっくり見れば幾らでも時間がかかるが 16:00頃出る。

ザルツブルグへ行く時に乗る Westbahnhof (西駅) と明日シェーンブルン宮殿に行く時に乗るバスのチェックをしておくことにした。美術館と博物館の間の庭を横切って Volkstheater駅から U3 に乗って行く。16:20 Westbahnhof に着く。時刻表や入線予定ホームの表示などをチェック。6番線に Westbahn (ザルツブルグまで乗る予定の私鉄、線路は 国鉄 のものを使用する) の列車が止まっていたので覗いてみたりして様子を見る。OBB (国鉄) の車両は赤塗装だが Westbahn は青色だ。列車は 2階建てで我々は 2階席を予約している。荷物置き場は 1階で、見ると結構混んでいるので早いほうがよさそうだ。

Meidlingから OBB (国鉄) のS3で中央駅へ戻る
16:45 西駅から U6 に乗ってマイドリンク (Meidling) へ行く。16:55着いて Hauptstrasse (中央通り) 出口で出ると、市電の走る道を挟んだ向かいに OBB の Meidling駅の出口が見えた。日本でネットでチェックしたときにはその出口を出て左にバス乗り場があったので行ってみた。この付近は落書きが多く、ちょっと下町の感じであまり綺麗ではない。バス乗り場をチェックすると、逆方向だった。乗る予定のバス乗り場は先ほどの U6 Hauptstrasse出口側にあった。確認しておいて良かった。U6 出口の前のコーヒーショップを覗くと美味しそうなパンが並んでいたが、ここでは買わなかった。17:20 Meidling から OBB の近郊線 S3 で中央駅に戻る。ここは近郊線 (S線) も本線も走るので方向さえ間違えなければどれに乗っても中央駅に着く。17:25中央駅に戻った。

夕食は駅でサンドイッチを買う。万は三角のサンド、晋はバケットサンド。それからスーパーに行って缶ビールを今日と明日用に 2本。レジは結構長い行列だが一人一人が買う量が少なくて列の動きが早かった。ホテルに戻って食べる。美味しかったが写真を撮るのを忘れた。食べて、万はすぐ寝てしまう 19:30。晋はタブレットパソコンを見て起きていたが 20:30頃には寝てしまった。少し時差が直ってきたのかな?まあまあ寝れた。


27日 (金) (雨) ウィーン

今日は雨。4時過ぎに起きた。まずまず良く寝れた。コーヒー飲んだりしてのんびり。窓から見ていると 6時頃から本降りになった。雨だが予定通り行く。ホテルは空調あるがあまり効かない。でもこの季節だから特に問題はない。シャワーは少し水の出がとろいがまあ問題ない。冷蔵庫がなくビールを冷やせないので窓枠に置いた。

Haltestelleでバスを降りる
7:35頃ホテルを出るが本格的な雨だ。山道も歩ける底厚の靴を履いてきたので水が入る心配がなくてよい。駅で、万が昨日食べて美味しかった三角形のサンドイッチを買う。近郊線 (S線) に乗って Meidling へ行く。Meidling では明日乗る予定の U6 の乗り場を確認しておき、昨日確認した Hauptstrasse 出口から出る 8:05。バスは 8A。バス停には屋根があるので助かる。8:09バスが来て乗る。バスの案内画面には次のバス停の表示が出るのだが、心配なので、しっかり勘定して四つ目の Stranitzkygasse が表示されたところで降車ボタンを押す。8:13 Haltestelleで下車。他に一人下車。

バスの進行方向に向かって進む。広い道路の左側は住宅地で、同じような形の家が並ぶ。道路の住宅地側一列は駐車場になっていて車が停まっていた。少し行くと下を道路が通る橋になり、橋の両側にスフィンクスの像がある。橋を渡るとシェーンブルン宮殿の庭園入口で鉄扉がある 8:15。この扉は 6:30開門。真っ直ぐ先にグロリエッテが見える。歩いていくとカラスがいたが真っ黒ではなくて背中から胸にかけて灰色のズキンガラスだった。8:25グロリエッテに着いた。宮殿側から見て左側に着く。雨なので誰もいない。時々走る人が来る。走る人は万国共通だね。中央に建物があり左右に翼廊がある。建物の中はカフェになっていて、人が来て準備していた。グロリエッテからシェーンブルン宮殿が良く見えるが、雨でけむっている。向かって右の翼廊の屋根下で持参のパンとお茶。グロリエッテの裏側にも池がある。

庭園からネプチューンの泉とグロリエッテ
8:45宮殿に向かう。天気が良ければ庭園散策と思っていたが寄り道せずに行くことにした。グロリエッテ前の四角い池は柵で囲んである。そこから下りになる。歩道はぐねぐねと曲がる。真っ直ぐ行きたい人がいるのだろう、入るなと言う小さい看板が立っている。下って水平になったところにネプチューンの泉。水は流してなかった。そこから宮殿まで広い砂利道と左右に花壇があるが、左右の花壇は手入れの為に掘り返してあった。砂利道も水があちこち溜まって歩きにくい。歩行靴で良かった。振り返るとネプチューンの泉の上にグロリエッテが見えて、天気が良ければ素敵だろうと思える。宮殿に近づくと、庭園の写真を撮るのに人が入ってきていた。話し声が聞こえ日本人の団体だった。

庭園から宮殿
庭園側から見て左側に宮殿への通路がある。宮殿の表側に回り、正面に向かって左側から入る 9:05。クロークでリュックを預け、トイレする。中にはトイレがないそうだ。Sisiチケットを持っているので音声ガイドを借り、時間指定も無くすぐに入れた 9:15。館内は写真禁止だ。さすがに人が多い。音声ガイドを聞きながら回る。団体の人達は 26室までが多いので 27室からは人が減る。27室からは、装飾・その他地味な感じで、行かないのもわかる気がするが、中国の様式の部屋は圧巻だった。1時間ほどで回り終えた。ショップを見て 10:15にクロークを出して出る。団体がいて女性トイレは長い行列だ。

宮殿テラスから正面の広場
外は相変わらずの雨。正面のテラスに登ると宮殿正面の広場が広い。庭園巡りのバスが出て行ったが雨なので殆ど乗っていなかった。オペラ座の今夜の立ち席予約が 10時からなので、入り口近くの屋根の下でタブレットから Wifi を試すと繋がる 10:30。オペラ座の HP に繋ぎ、予約画面に行き、座席指定迄は行けたが最後の支払いで VISA の認証がうまく行かなかった。30分近く色々やったが駄目であきらめる。でも 10時の予約開始から、たった 30分で良い席はもう殆ど無かった。雨だが入口から人がひっ切り無しに入場してくる。

11:00 門を出て地下鉄に向かう。外に出ると完全に葉が落ちたマロニエの街路樹に花だけが残っていた。U4 の Schonbrunn駅で待つ 11:05。11:10 電車が来て乗る。アコーディオンの人が乗ってきてチップをもらっていた。同じような人がパリでもロンドンでもあったね。11:20 Karlsplatz で U1 に乗り換えて次の Stephansplatz で降りる。

シュテファンス大聖堂
シュテファンス大聖堂 (Stephansdom) はすぐ。ウィーンのシンボルと言われる大寺院だ。中に入り、内陣には入らずに柵の外側を歩いて見学する。左側には北塔へ上がる入口がありエレベーターで上れるが我々は南塔へ行く事にした。一旦外に出て寺院の右側に回り込むと後ろ寄りに入口がある 11:40。こちらは 343段の階段を上がる。狭いので途中のすれ違いはお互いさまで立ち止まらなければならない。5分ほど上ったら外の見える狭い通路があり、その先は天井の高い広い部屋がある。そこから 2-3分で一番上の部屋に到着した。四方に窓があり外が見える。しっかり売店がある。寺院のタイル屋根の綺麗な模様が眼下に見えた。高い建物は遠くに少ししかないので視界を邪魔することがない。綺麗な街がよく見えて良かった。12:10降りてきて、もう一回寺院に入る 12:15。昼のミサ中だった。

シュテファンス大聖堂を出てベルヴェデーレ宮殿に行くことにする。U1 の Stephansplatz駅に行きカフェでシュニッツエルサンドとコーヒーで昼食。座席があって座れたのでゆっくり食べれた。シュニッツエルは美味しいが、こちらのサンドなので野菜は薄いレタスが 1枚挟んであるだけだ。その辺りは豪快だけどパンは確実に日本より美味しい。ここも WiFi が通じたので昼食を食べてからオペラ座立ち席をもう一回やってみた。ゆったり気分で落ち着いて出来たので別のクレジットカードを使ってやって OK になった。席は前にやった時よりもすこし悪いが時間が経っているので仕方がない。Stehplatz (立ち席)、Galerie (最上階) の中央席 c12 と c13、19:30開演だ。13:10カフェを出る。

ベルヴェデーレ宮殿 300年
13:15 U1に乗り、2つ目の Taubstummengasse で降りる 13:20。Mayerhofgasse 出口に出ると雨が上がっていた。ベルヴェデーレ宮殿までは歩いて行く。宮殿入口を入って右にチケットオフィスがある 13:40。前に立ててある看板には次は 15時とあったが、14時のチケットが買えた。20分ほどあるので前庭を一回りする。今年は宮殿 300年なので前庭北側に 300 という看板がある。南側 (裏側) から見ると ZOO に見えたので、万がウィーンには大きな動物園があるから此処かな?という。晋も賛成するが、行ってみると ZOO ではなく 300。ウィーンの大きな動物園は此処ではなくシェーンブルンだ。300 の看板から池を挟んで宮殿全景が見える。なかなか良い。

戻って、宮殿の入口側に行くと庭を間にして赤い屋根の下宮が見えて綺麗だ。宮殿に入って少し時間待ちし、13:55に入った。クロークに行ってリュックを預け、ホールから階段を上がって 3階から回ることにした。2階の赤大理石の間は、第二次大戦後オーストリアが占領終了の条約を結んだ部屋で、記念の銘板が床にはめ込んであった。この部屋からも庭と下宮が綺麗に見える。ここはクリムトの絵が多い。「白い服の女」「花嫁」「接吻」「フリッアリードラー」「ひまわり」などがあり、良かった。ダヴィッドの「ナポレオン」もあった。地階 (1階) には日本の仏像の厨子と同じ形態のマリア像厨子や厨子の扉絵みたいな見開きの巨大な宗教画・浮彫り画が沢山あり、あまり見たことないので面白かった。

15:40上宮を出て庭を下宮まで散歩した。初めは少し雨が残っていたが歩いているうちに上がる。赤い屋根の下宮の建物も綺麗だ。下宮にも美術品の展示があるらしいが省略した。庭には 2段の噴水があり、庭からの上宮もなかなか良い。16:10上宮まで戻り、北側の前庭を通り過ぎて Wien Quartier Belbedere駅から近郊線 S3 に乗り 16:25中央駅に戻る。駅を少し歩き回っていると地下にアジア料理の店があり、1階にカレーの店が 2軒あった。タイカレーの店が美味しそうだったので持ち帰りでビーフカレーを買った。紙の容器に下にご飯を詰めて上にカレーを載せる。ぎっちりと詰めてくれる感じだ。別な店でサンドイッチを買う。

16:45ホテルに戻る。コーヒーを淹れて、買ってきたビーフカレーとサンドイッチ、昨日買ったビールで夕食 17:30。カレーは美味しかった。入れ物の紙容器は小さい感じだったが量も結構あった。

少し休んで 18:30ホテルを出る。オペラ座に行きタブレットの画面でチケットを見せると上に行けと言われて 1番上まで行く。ジャケットを預けろと言われてクロークで預ける。そのすぐ前が観覧席の入口だった。係の人にチケットを見せると案内してくれて、この列だと言われた。手すりのある所に立って、まあ見えるねと言っていると、人が来て、我々はその後の壁際席だった。前の柱がちょっと邪魔で、席が残っていたのはそのせいだろうと思う。今日の演目はバレエ「ジゼル (Giselle)」。昨日はオペラ「愛の妙薬」だったのでどちらにするか迷ったのだが、言葉がわからないからバレエの方が良いだろうと思ってこれにした。

立見席から舞台を見る
柱が少し邪魔で、前の人の頭も少し邪魔だが、そこは立ち席の良いところで、頭と身体を動かせば見える。時間が来ると容赦なく扉が閉められて開演する。遅れてきてクロークで引っ掛かった人たちはモニターがあるのでそこで見るのだろう。我々の左側の二人のうち女性は通路側に座り込んだので、すこし隙間もできた。晋はクラシックバレエは初めてだったので見れて良かった。双眼鏡で見ると Albrecht 役の男性ダンサー (主演) は東洋人に見えた。後で調べると日本人 (木本全優 Kimoto Masayu) だった。

幕間は結構長い。オペラ座の中をすこしうろうろした。第2幕は帰る人もいるかと期待したが誰も帰らなかった。だけど前の女性が疲れたのか座り込んでいたので少し見やすかった。21:40終演。カーテンコールもあるみたいだけどクロークが絶対に混むと思うので、拍手の後、急いで出た。U1 に乗って帰り 22:00ホテルに戻る。疲れたが充実。


28日 (土) (曇後晴) ウィーンからザルツブルグ

今日は14時までには西駅に行っておきたいので特に予定は組んでいない。ドナウ運河まで行って付近を散歩した後、リンク周辺を歩いてみようと思う。朝フロントでチェックアウト後の荷物預かりを確認しておく。OKだ。チェックアウトは 12時までなので、一旦ホテルに戻ることも考えたが、時間を気にするのも嫌なのでチェックアウトしておくことにした。8:00チェックアウトし荷物を預ける。フロントの横に大きな荷物置き場があった。駅に行って初日に朝食を食べたカフェでサンドイッチとコーヒーの朝食 8:10。クロワッサンサンドを食べたがパンはどれも美味しい。

ドナウ運河の観光船 - まわりは落書きばっかり
U1 に乗ってシュヴェーデンプラッツ (Schwedenplatz) で降りる 8:35。駅を出てシュヴェーデン橋でドナウ運河を渡り対岸に行く 8:40。川岸に降りて運河沿いの幅広い歩道を下流に向かって少し歩く。ドナウ川の遊覧船 Blue Danube が対岸 (地下鉄駅側) に繋いであるのが見える。一応遊歩道らしく、彫刻が置いてあったりするが、壁などに落書きが多く汚い。落書きがなければ綺麗なところなので、何とかならないかなと思う。5分ほど行って龍の彫刻が置いてあるところから階段を上がって車道に出る。車道脇を少し歩いてアスペルン橋まで来ると対岸に川が合流しているのが見えた。ウィーン川が運河に合流する場所だ。川に綺麗な橋がかかっているのが見えるので橋を渡ってそちらに行く。ウィーン川の橋はラデツキィ (Radetzky) 橋で綺麗な橋なのだが、ここも周囲に落書きが多くて汚なげだ。

川沿いに地下鉄駅に戻る。途中に船上レストランがあり、過ぎると遊覧船が繋いでありクルーズの案内板があった。乗り場はシュヴェーデン橋の上流側に見える展望デッキ付近らしい。ここから U4 に乗って市立公園 (Stadtpark) に行こうと思ったがホームに降りると両側とも反対側のハイリゲンシュタットに行く電車が停まっている。ちょっと迷って立っていると人が来てどこに行くのかと聞くので市立公園に行きたいと言うとそちらは工事中で停まっている。U1 に乗り次のシュテファンズプラッツ (Stephansplatz、シュテファン大聖堂に行ったときに降りた駅) で乗り換えて ステューベントール (Stubentor) で降りたらよいと教えてくれた。その人は停まっていた電車の運転手だった。

ヨハンシュトラウス像
教えてもらった通りに Stubentor に行く。この駅はエレベーターがあった。10:20出るとすぐ前が市立公園の北西の角だった (地理が分かっていれば歩いても 600m位だったし、ウィーン川の運河合流点からウイーン川沿いに歩いても 600m位だったので歩いたら良かったとちょっと残念)。50m位南に行って公園に入ると広場があり真ん中に元市長の銅像がある。南に向かって歩くとシューベルトの像、アマリンクという画家の像があり、池に沿って行くと時計台がある。進むとブルックナー像があり、池の南側を行くと画家のシンドラーの像がある。戻るとドナウの乙女噴水に出た。今の時期は水は出ていない。通り過ぎて進むと、何やら人が数人いる。ヨハンシュトラウスの金色の像があった。人のいない時を見計らって写真を撮る。川沿いに出ると北に市立公園橋があったので行って写真を撮る。橋から南を見ると川が暗渠になっているのが見えた。戻ってクアサロン (ミュージックホール) の建物を見て公園の南東から出る 9:50。交差点の対角に地下鉄 Stadpark駅が見え、綺麗な駅舎だ。

ベートーベン像を見て、広い通りに出るとシュヴァルツェンベルク公の像があり、大通りの南東方向に大きな噴水が見えたがそちらは省略して楽友協会の前に行く。ウィーン響の本拠だ。その前から広い通りを渡って南側はドームのある大きなカールス教会だ。そこから工科大学の前を通ってカールスプラッツ駅にでた 10:20。オペラ座側とは違う駅みたいな感じだった。駅には円形に通路があって通路内側にも外側にも店が並んでいる。人も少ないので一回りしてからオペラ座側に出た 10:25。道を挟んだ反対側からオペラ座の全景を見る。

リンクを走る市電の乗り場
オペラ座の前からリンクを走る市電に乗ることにした。10:30に乗って 10:35国会議事堂前で降りた。ギリシャ神殿風の建物だ。ここから歩いて市庁舎の方へ向かう。ブルク劇場が道の向かい側に見える。市庁舎前の公園は工事中で立ち入りできない。クリスマスの飾り付け準備みたいだった。ちょっと遠いが柵の間から市庁舎の写真を撮った 10:45。通り過ぎてから左折して北側からも見るがこちらも近くには入れない。ウィーン大学の西側を通ってヴォティーフ教会へ行く。正面に二つの尖塔を持つ大きな教会だ 11:00。中はすっきりしていて窓のステンドグラスが綺麗。ヴォティーフ教会を出てリンクに戻りさらに少し行くと日本大使館があった。その少し先に証券取引所があり煉瓦造りの綺麗な建物だ。ここまでにして市電で帰る。1番か Dに乗るのだが Dが来た。乗ってオペラ座迄戻る。バスは降りるときに降車ボタンを押さなければならないので緊張するが市電は景色をしっかり見ていて停まれば降りればよいので楽だ。

駅でカレーを食べる
オペラ座から U1 で中央駅へ。中央駅で昨日と同じ店でチキンカレーを買って食べる。何軒か店が並んでいる前に通路を挟んでテーブル座席が並んでいるのだが、昼時で人が多く、座るところがない。一旦あきらめたが、もう一度と戻ると、立つ人がいたので入れ替わりに座れた 12:10。今日は持ち帰りじゃないのでプラスチック皿に入れてくれた。12:45頃ホテルに戻り荷物を受け取る。ロビーで少し休んで 13:20頃出る。

13:30中央駅。13:35近郊線 S1 でマイドリングに行き、乗り換えて U6 に乗り西駅 (Westbahnhof) に到着した。前回は地下道を通ったが今日は地上に出て駅の正面から入る 13:55。待合室で見ると予定の 14:38発ザルツブルグ行き 918便は 7番ホーム。待合室で座ったが、することもないのでホームに行って待つと 14:10に電車が入線してきた。12号車は前から 2両目。荷物置き場にスーツケースを置いてリュックだけ持って 2階席に上がる。座席は前から中央まで後ろ向き、中央から後ろは前向きで回転させることは出来ない。予約した 225番席は後ろ向きと前向きが会う中央で、テーブルを挟んで向かい合わせの 4人席だった。我々は Wien から Salzburg 迄の予約なので座席上の座席番号表示に Wien - Salzburg と表示がある。何も表示のない席は予約のない席なので自由に座ってよい。誰か座ったら検札の車掌が座った人が降りる駅名を表示する。

ザルツブルグ行の列車
向かい側の席には女性が一人来た。例によって何のアナウンスもなく時間になると出た。道中、万は寝てしまった。鉄道からの景色は広々として綺麗だ。トンネルが結構ある。よく晴れている。太陽の当たる側の席だったので、まぶしいし、写真が撮れない。かなり紅葉しているが赤は少ない。15:54 Linz。万と交代して晋が窓側に座る。リンツを過ぎたあたりから太陽が後になることが多くなり写真が撮れる。帽子みたいな形の左右が切り立って上が平らな形の山が見える。16:11 Wels HBF。Wels を過ぎて 16:19頃になるとその山が真横に見えるようになる。Attanang Puchheim 16:26。前に座っていた女性はここで降りた。次の Vocklabruck は小さい駅だった 16:30。出て 1-2分で左へ線路が分岐して行くから乗換駅かな。景色が綺麗で写真をだいぶ撮ったがぶれているし、窓の反射があり、上手く撮れてない。17:08ザルツブルグに到着。


ザルツブルグ
ザルツブルグに到着
降りると広いコンコースで、スーパーがあった。駅の出口付近に案内所 i の表示があるがそれはどうやら OBB (国鉄) の i みたいで、その先に市の i があった。入ると 2人組が何か相談していて少し待つ。ザルツブルグカード 24時間を 2枚買った。我々の後ろに東洋系の 2人組が来た。i は 18時迄で朝は 9時からなので今日中に買っておきたかったのだ。買えてよかった。ザルツブルグカードは裏に名前と使用開始の日付・時間を書くようになっているが、それは持ち主の控えの為で、対象施設に入るときにバーコードをタッチすると記録されるようになっているので書かなくても問題ない。

ホテルは駅前広場の南側にある背の高い建物だ。17:30に C-IN して部屋に入る。605号室。ウィーンではツインにするかダブルにするかときかれたが、ここは何も聞かれずにダブル。だけど大きなベッドだし、掛け布団は別々にある。バスタブは無いが、湯沸かしとコーヒーやお茶があり、冷蔵庫もあった。

荷物を置いてから 18時過ぎに出て、駅のスーパーで買い物。パン、七面鳥のフライ、メンチカツ、サラダ、ビールを買う。駅近くなので客が多く、並ぶが、みんな買う量が少ないので結構レジは進む。18:50部屋に戻る。コーヒーを淹れて食事。シャワー浴びて寝る。


29日 (日) (雲の多い晴) ザルツブルグ

7時起床。今日から冬時間になる。晋は 29日の朝 3時に切り替えだと知ってはいたが 29日の変更なので 30日からだと思い込んでいた。万が携帯電話をチェックしたら時間が変わっていて、晋がタブレットを見るとこちらも時間が変わっていた。腕時計のローカルタイムを 1時間遅らせる。

窓からホーエンザルツブルグ城が見える。ウンターベルク山も見える。本来なら城と山が一望できる筈だが手前の高い建物で分断されていて残念だ。コーヒーを飲み、昨日買ったパンを食べる。部屋には丸テーブルがあるので便利だ。

ペガサスの噴水から城
7:45出る。駅前を右 (南) に行くと広い通りに交差する。ここは真っ直ぐ行った方が良かったのだが、左折して鉄道のガードをくぐり、その先の交差点で右折する。南に行けばよいので進むとミラベル宮殿の北の角に出た。大きな木がある。そこから宮殿建物の方に向かい宮殿庭園北側に着いた 8:00。ペガサスの噴水と城が一直線に見える。左側の宮殿に入ってみたが今日は日曜日でマーブルホールは開いてない。庭に戻り散策。まだ早いので人は少ない。八角噴水から城をバックに写真を撮ったりする。此処はサウンド・オブ・ミュージックの映画に使われた場所とか。万は知らなかった。

8:15南側から庭園を出るとマカルト広場。三位一体教会があり、広場には面白い形の彫刻があった。ブリストルホテルがあり、入ってみるとなかなかクラシックな感じだ。台湾から来た女性とちょっと話をしてホテルの前で 2人で写真を撮って貰った。8:25マカルト橋。橋の両側の金網に南京錠が沢山付けてある。他所でも同じようなのを見たことがあり錠が錆びたりして汚い感じだったが、ここは綺麗だ。渡ったところにトイレがあり 50セントだった。お金を入れずにバーに触るとビャービャー鳴る。マカルト橋を渡り返して戻りモーツアルトの住居に行ってみたがまだ開いていない 8:40。

モツアルト像 まだ早いので観光客はいない
モーツアルト広場やホーエンザルツブルグ城に先に行く事にした。川に沿って行きモーツアルト橋に着く 8:50。川の土手は黄葉が綺麗だ。橋からも正面に城が見える。渡るとモーツアルト広場に出た 8:55。広場の中央にモーツアルト像が立っている。まだ早くて観光客もいないので一回りして四方から写真を撮った。像の前には 1997年の世界遺産指定を記念したプレートが埋め込んであった。このころから団体の観光客が来はじめた。レジデンツ広場の噴水前を通り、大聖堂の前からレジデンツに行ってみたがまだ開いていなかった。先に城に行く事にしてケーブルカーへ向かう。

ケーブルカーも城もザルツブルグカードに込みだ。乗り場に着いて、乗り込む。早いので行列も無く、すぐに乗れた。二人とも席を譲られた。やっぱり年寄りに見られるのだね。9:15に出て 2-3分で城に到着、みんなの行く方についていく。テラスからは街が綺麗に見える。塔の横に階段があるが手前のスロープを上がると城の壁をトンネルで通り抜け、エレベーターで上がる。降りて、人の行く方について行くと、建物の中に入り、人が並んでいる。切符売り場に行って聞くとザルツブルグカードで入れる。さっそく列に並んだ 9:25。9:30に入口が開き城の中を見学。

城の塔からウンタースベルグ山
まず城と街の大きな模型があった。少し廊下を歩いてから階段を上がる。床に牢屋の穴が開いている部屋がある。さらに上がると手枷足枷が置いてある。さらに階段を上がって塔の上に出た。川を挟んで街が良く見える。街の右手の山の中腹を城壁が取り巻いている。反対側を見ると左手ずっと奥に雪をかぶったホーハーゲール山、その右手前にウンタースベルク山が見える。その右手奥に見えるのがホーホシュタウフェン山。360度の景色が良く見えた。塔から降りていくと三人並んで拘束できる手足枷が展示してあり、同じ部屋に囚人を押し込む小さい箱がある。いかにも拷問用だ。廊下を歩くと川方向が見えて、モーツアルト橋が見えた。手回しで風を送るラッパがあり、自動式のパイプオルガンもあった。

階段を降りて一旦中庭に出た 10:05。中庭に実がなった木があった。はじめマメ科かなと思ったが実が鞘に入ってないから違うのだろう。中庭から入ると博物館になる。城の模型を見てから上がって行くと第一次大戦の塹壕の様子などの展示がある。昔のスキーセットや輪かん、ピッケルなどが展示してあったので写真を撮った。モーツアルト橋は眼下に見える。台所があったり、鎧があったり、裏側から焚く陶器製のストーブ、天蓋付きのベッド、子供の遊び道具 (独楽やおはじき) などいろいろ展示してあった。一回り見てから、博物館を出て、歩いて登って来る道の所まで行き、10:35戻って、ケーブルカーで降りる 10:40。すれ違う登りのケーブルカーは満員だったが下りは我々だけだった。

ザンクトペーター教会墓地
下ってザンクトペーター教会墓地 10:45。綺麗な墓地だ。出たところに水車があった。上掛け水車だ。ドーム広場に出てレジデンツの博物館・美術館へ入る 11:00。博物館は昔の大司教の居住した宮殿だ。大きな、豪華な部屋が沢山あるが、家具が殆どないので、豪華だががらんとした広間が続く感じだ。モーツアルトが演奏した部屋もある。暖房ストーブの裏側の焚き付け口が見えて面白かった。そのままレジデンツギャラリーに入るとルーベンスの絵などがあった。博物館には殆ど人がいなかったが美術館には少し観客がいた。窓からレジデンツ広場やチャイムの塔が見える。11:45 出る。

レジデンツ前の広場には観光馬車が集まっていた。アルターマルクトというマーケット広場に行く。普段は露店が並ぶらしいが、今日は日曜日で店は出ていない。でも観光客は沢山いた。近くに「モーツアルトの妻が 2番目の夫と住んだ」というプレートが貼られた家があった。左折してフランツィスカーナ教会へ行く 12:00。すっきりした綺麗な教会だった。北へ戻り Universtatsplatz (大学通り) へ左折すると Furst (フュルスト) というチョコレート屋さんがあり、モーツァルトクーゲル (モーツァルト玉という丸いチョコレート菓子でモーツァルトの描かれたアルミ箔に包まれているもの) を売っていた。買わなかったが、同じようなチョコレート菓子は Furst が発祥の店らしい。

魚料理のファーストフード店で昼食
Universtatsplatz を少し西へ行くと道が左へ曲がる。曲がり角まで行って、曲がり角のところから右へ建物の中の通路をくぐってゲトライデガッセに出た。右へ少し行くとモーツアルトの生家の黄色い建物がある。12:15 入って一回りする。モーツアルトの楽譜やモーツアルトの髪があった。12:50 出るとすぐ左隣に NORDSEE (北海) という魚料理のファーストフード店があったので入って昼食。鱈のフライとパエリアを食べたが美味しかった。13:20 出てザルツブルグ大聖堂へ行く。

ゲトライデガッセから左折してアルターマルクトに行くとプラダやルイヴィトン、エルメスなどが並んでいた。ここには Josef Holzermayr というモーツァルトクーゲルの店があった。Furst が発祥だが特許を取らなかったので色々な店があるらしい。この店は 150年と言っている。13:30ザルツブルグ大聖堂。入ると祭壇前の中央に大きな丸天井があって、その左右にやや低い丸天井がある大きな聖堂だ。13:45大聖堂を出てフランツィスカーナガッセを通って祝祭大劇場前を過ぎると左にトンネルが見えて馬洗い場がある 13:55。その少し先が現代美術館へのエレベーター。

遊覧船
14:00エレベーターで上がるとメンヒスベルクの丘。現代美術館があるがこれは省略。ここから見る城はなかなか綺麗だ。現代美術館の横を少し上がると展望台があり城と街が良く見えた。降りてマカルト橋に戻る。14:25クルーズの切符売り場あったので見ると 15:00のクルーズあり、ザルツブルグカードが使えるので乗ることにする。待っている間に水陸両用遊覧船が来たがこれは小型だ。我々の乗る遊覧船は一回り大きくて、船長は女性。まず上流に向かいモーツアルト橋まで行く。戻って下流に向かい、ミュルナー橋の少し下流まで行く。船着き場にいた水陸両用遊覧船が陸揚げされていた。戻って船着き場の前で船をぐるぐると回転させる。15:45下船。

マカルト橋を渡ってモーツアルトの住居に行く。ここはチェンバロが置いてあったり、小型のチェロ展示してあったりするが、あまり展示は多くなかった。出てミラベル宮殿の前まで歩き、バス停の前の聖アンドレ教会に入ってみた。シンプルな教会だった。前のバス停から 16:30 25番のバスで駅に戻る。ホテルに行くとホテルカードがうまく働かなくてフロントで直してもらう。フロントの人は我々が財布にクレカと一緒にいれたのが悪いなどと適当な言い訳をしていた。

ビヤホールのジョッキ棚
ホテルで一休みしてから 18:00にホテルを出てビヤホールに向かう。駅前を過ぎて、朝左に曲がったところを、右に曲がる。少し行くと人影が少なく寂しい感じになるがザルツブルグの治安は問題ない。進んで橋を渡り左に行く。鉄道の手前で右に曲がり広い通りに出たところで左に行くと鉄道のガードをくぐる。左側は駅だ。割に長い地下道を通り抜けて右に行くと左側に Augustiner Brau Mulln というビール工場兼ビヤホールに到着した。大きな駐車場がある。酒酔い運転には厳しくないのかな?と思ったりする。階段を上がるとビヤホール。民族衣装みたいのを着た人がいたので聞くと何処でも自由に座ってよいそうだ。左に行くとジョッキの棚があり 1リットルと 0.5リットルの陶器のジョッキが並んでいる。

ビヤホール
取り敢えず中に入ると広い。テーブルがたくさん並んでいた。奥には食べ物の売店が並んでいる。様子を見てから戻りジョッキ棚のところで、晋は 1リットル、万は 0.5リットルのジョッキを取る。陶器なので重い。ビールを注いでくれるカウンターに向かって並ぶ。右側に会計がありビール代を払う。ここは現金のみだ。左側に水が流れていて、ジョッキをざっと洗うが洗わない人も多い。行列についてビールのカウンターに行き、会計で貰った紙を渡すと木の樽からビールを注いでくれた。床がこぼれたビールでべたべたしている。

中に入り、大きなテーブルが空いていたので座る。奥に行き肉などを売っている店で店の上に並ぶ写真から鶏肉を細くむしった炒め物とポテトフライのセットを指差すと店の女性がフライパンで作ってくれた。晋は待たなかったが、晋が料理を待っている間に行列が出来ていた。美味しいビールで 1リットル問題なく飲めた。鶏肉の炒め物も美味しかった。満足して 19:25 出て、ホテルに戻る。部屋に戻ると万は、もう、うつらうつらしていた。


30日 (月) (晴、夜雨) ザルツブルグからミュンヘン
マーブルホール
今日は午後の電車でミュンヘンへ行く予定だ。5時過ぎに起きる。晋はだいぶ時差とれた。夜トイレに何回も行く。朝食は昨日スーパーで買ったハムとチーズのサンドイッチとチーズぬって焼いた長細いチーズパン。

8:00 START。駅に行ってバス乗り場から 5番のトロリーバスに乗る。Mirabellplatz で下車する。少し戻りバラ園への小さい門の前を通り過ぎてバス通り側からミラベル宮殿に入った。中庭を通り過ぎると塗装工事をやっていて大きな脚立の上で職人が鏝みたいなもので塗装落としをしている。建物に入り昨日は閉まっていた扉からマーブルホールへ入る。入ると階段ホールになっている 8:10。豪華な装飾の階段を上がる。3階まで上がると木の扉があり、開けて入るとクロークに使われるような控室があり、その先がマーブルホールだった。入口はロープで止めてあって中には入れなかったが綺麗なホールだ。小さいコンサートも開かれるようで、扇形に椅子が並べてあった。控室の奥の木扉を開けると廊下で、トイレがあった。左右は事務室みたいでコピー機がおいてあったりした。

戻ってペガサスの噴水側に出る。噴水は掃除中で水が抜いてあり、女の人が柄たわしで底磨き中。北側に一段上がると城と庭が良く見える 8:25。結構大きな木があって綺麗に黄葉していた。ペガサスの噴水からコメディアンの石像の立つ陸橋を渡って西側に行くと石像が円形に並び 12か月 (2月、11月は石像欠) を表している広場に出た 8:30。一回りして戻り、西に進んでミュルナー橋を渡る 8:40。北側に鉄道橋が見えて列車が走っていた。南側には城が良く見える。メンヒスベルクにもう一度上がってみようと思い、ザルツカードの時間がまだ残っているのでエレベーターまで行ったが入れない。うろうろしていると係の人が来て one time と言われた 8:50。一か所一回なのだ。昨日登ったから今日は駄目、残念。

そのままマカルト橋に向かい、昨日、城から対岸に見えた修道院と城壁に行く事にする。マカルト橋を渡り、信号を右に行ってシュターツ橋が右に見えるところで左折しリンツァー通りに入る。3-40m入ったところから右に見える細い道に入り 30mばかり行くと家の間に左に上がって行く階段があった 9:05。これかな?と万が少し上がってみると行けそう。家の下を通り抜けて左に曲がって行く。少し行くと階段は右に上がって行くが、真っ直ぐ先の突き当りに St Johannes教会がある。小さな教会だけど入るとドーム型の天井の美しいお堂だった。この付近の家は全部空き家だった。階段は年寄りには無理だね。さらに登るとハイキング道 (散歩道) の道標があり、その先で修道院下の小広場に到着した 9:15。城から見たら修道院の下を回って修道院の左下に到達している城壁の先端にあたるところだ。

修道院裏からカプツィナー山へ
眼下に先ほどの教会の塔がみえ、対岸正面にメンヒスベルクの現代美術館が見える。修道院の裏側にはリンツァーガッセから上がって来る道があり、車も上れる。その道の方に 3本の十字架が並ぶキリスト磔像があり、そちらが修道院への本道かもしれない。修道院の教会内部は簡素だが美しかった。

城とウンタースベルク山が見える
修道院から裏のカプツィナー山へ行く。ザルツブルグ新市街の南にある東西 1.5km程の独立した丘でハイキングとサイクリングのコースがある。修道院側から小さなアーチを通り抜けて山側に入るとモーツアルトの胸像がある 9:20。その先から自転車道を離れて、左へ、階段のあるハイキング道に入って行くと黄葉が素晴らしい。少し上がるともう一段上の自転車道に出た。階段道はまだ上に続くがここまでにして戻る 9:30。修道院から来る自転車道に下ると自転車の親子 3人連れがいた。その人たちが行く方向に歩いていく。登りになって、右にホーエンザルツブルグ城が良く見える場所があった。3人連れが城を見ている間、少し上のベンチのところに行くと、そこから下る道があり、整備されていないので注意するようにとの看板があった。3人が出て行ったのでそちらに行くと、黄葉の間から城が見え、背後にウンタースベルク山が見える。素晴らしい景色だった 9:40-45。城を見る景色としてはここが一番じゃないかな。

城壁から川を見下ろす
ここまでにして戻る。坂を下ると左下に池があり、夏場は蛙が多いらしい。修道院迄戻り、階段をすこし降りて左に入ると城が綺麗に見える。更に階段をおりると城壁の上に出た 9:55。リスがいた。城壁に沿って歩道があり、歩いて来る人がいる。城壁の所からは川向こうに大聖堂の丸屋根と城が見える。戻って、来るときに登ってきた階段を下り、リンツァー通りに出た 10:10。通りは商店街で TOKYO という日本食の店がある。看板に不二家のペコちゃんの絵があり、いかにも日本人的じゃない感じの店だがどうかな?。進むと左側に聖セバシュティアン教会がある。横を入って行くと墓地。綺麗な墓地を一周して 10:20出る。

その先でヴォルフディートリッヒ通りに左折、変形五叉路からフランツヨーゼフ通りに左折、少し先でハイドン通りに右折、突き当たってヴァイザー通りに右折、カールスベルガー通りに左折して、駅南側のガード下を通って 11時前にホテルに戻った。シャワーしてチェックアウト 11:25。荷物はホテルに預けて駅付近を散策。駅の反対側に行ってみたりしてから、駅のスーパーでパンとシュニツッエル、ブドウを買って駅の待合室で食べる。隣にコインロッカーがあって結構繁盛していた。12:35出て駅前広場に行く。

ザルツブルグ駅前広場
駅前広場には失業中みたいな人達がたむろしていたりする。北側に FORUM 1 という 2階建てのショッピングモールが道を挟んで 2棟ある。両方に入ってみた。西側には AKAKIKO という日本料理店があったが名前からしてちょっとずれているね。東側には駅のスーパーと同じスーパーがあったがこちらの方が綺麗だ。モーツアルトクーゲルを買う。コーヒーの自販機があったので買おうと思ったが、どれがアメリカンなのかよく分からない。店員さんを探してに聞くと自販機迄来て教えてくれた。フェアレンガーター (Verlangerter) と言うのがアメリカンに相当するらしい。駅前広場で座って飲んだ 13:35。

駅で列車の時刻を確認したり、バス停で切符の自販機 (日本語もある) をいじったりしてからホテルに戻り 14:00トランクを受け取る。駅に行き 14:15ホームに上がって待つ。ミュンヘン行は WB299 14:39発。席を予約した 12号車は 3番ホームの C と D の位置に着く。インスブルック行やフィラッハ (Villach) 行は遅れていたが、ミュンヘン行は時間通りに来た。予約席は 12号車 2階の 220 CD だったが乗ってみると進行方向後ろ向きだったので空いている 進行方向前向きの 227 CDに移った。空いている席だったら変わってもうるさいことは言わないので良い。

次の駅ローゼンハイムは 15:32で、到着まで 1時間近くあるので、検札はゆっくりだった。切符 (日本で印刷して用意したもの) をみせると席の上の空席の表示をクリックし空席の表示が空からミュンヘンに変わった。予約していた 220 CDは空席にしたのだと思う。いずれにせよ予約席は電車出発後 15分以内に座らなかったらキャンセル扱いになる。電車に乗っている間ずっと曇り。国境を越えるので何かチェックがあるかと思っていたが何もない。ローゼンハイムはもうドイツだ。10分くらい遅れて 15:40ころ着いた。少し停まって警察が 3人乗って来て前方の席の人を何かチェックしていた。15:55ローゼンハイムを出た。ミュンヘンには 27分遅れで 16:40着。


ミュンヘン

ミュンヘン到着
列車は駅の一番南側のホームに入線した。ホームの端から右に出たら外に出られるようだ。取り敢えずみんなが歩く方についていくと広いコンコースに出た 16:45。ホテルはバイエル通りにある。ちょっときょろきょろして、右を見ると Ausgang Sud Bayerstrasse (南出口 バイエル通り) とあったのでそちらに向かう。駅を出るとホテルは目の前だった。バイエル通りを渡ってホテルに入りチェックイン。部屋は 619号室、6階の一番奥だった。17時に部屋にはいる。大きなベッドが二つある広い部屋。冷蔵庫、湯沸かし、コーヒーもある。残念ながらバスタブは無いが、今回泊まった 3つのホテルの中では一番良い部屋だった。荷物を広げてちょっとだけ片付けて 17:50夕食に出る。ミュンヘンではビアホールに 2軒行くつもりだが、今日は遠い方のホフブロイハウスへ行く。

ホテルを出てバイエル通りを右 (東) へ行く。街の雰囲気はウィーンやザルツブルグは歩いても安心だったが、ここはちょっと雰囲気が悪く、気を付ける必要がありそうだ。4-500m行って地下道を通って上がるとカールス広場。少し雨が降る。アザム教会に今日中に行っておこうと思っていたが右に入る道は人が少ない。夜でもあるし、やめにして、そのままノイハウザー通りを進む。右側に明日行く予定のアウグスティナーというビアホールを見ると左に大きな教会、さらに進み 18:15 マリエン広場に着いた。からくり人形で有名な市庁舎がある広場だ。人が多い。

ホフブロイハウス
広場の東側に旧市庁舎の時計塔がある、その左側の建物の下のトンネルを通り過ぎて左へ行く。2本目の道を右へ入ると前方にホフブロイハウスが見えた 18:20。入って、入口のところにいる店の人に何処でも座って良いのかと聞くと、どこでも良いらしい様子だったが、こっちへ来いと連れて行ってくれ、女性が 2人で座っている席に、ここに座れと言う。女性たちに良いですか?と聞くと良いよと言って奥に詰めて我々の席を空けてくれた 18:30。

まずビールを注文する。晋 1L、万 0.5L。すぐ女性たちの連れの子連れの女性が来た。子供は今日が 12歳の誕生日だという。晋は来月10日に 76歳になるんだと言ってお喋り。食事を注文する段になってドイツ語なので分からない。女性達が食べているものを指してそれは何だと聞くがよく分からない。量が多すぎる感じだと言うと、じゃあ選んでやると、シュニッエルとパスタを選んでくれた。楽隊が演奏していて賑やかだ。ここのビールもすごく美味しくて、料理も美味しかった。飲み終え、食べ終えてから店内を一回り、楽隊をみたりして 20時に出る。

戻って、帰りの為にバス乗り場を見ておこうかと駅に行く 20:30。コンコースを通り過ぎてバス乗り場の方に行こうと思ったが雨も降るし、暗いし、晋がトイレに行きたくなったのでやめ。20:40ホテルに戻った。


31日 (火) (雨、曇) ミュンヘン

ホテルの朝食
ホテルは朝食付きで予約した。5時前に起きる。6時から朝食。入口で部屋番号と人数を言い、表にチェックして貰って入る。チェックインの時、朝食場所をちらっと見たが、狭そうだったので、コンチネンタルかなと思ったが、卵、ハム、ベーコン、茹で卵、スクランブルエッグ、ソーセージなど温かいものもあり、パンもおいしいし、ヨーグルトもあって良かった。

明日のルフトハンザのオンラインチェックインは 31時間前の 6:45からだ。ホテルは WiFi 可能なので、食事を終えてからルフトハンザにログインして座席指定をやるがドイツ語。晋がドイツ語で適当にやったのだが、出来たかどうか分からない。英語にできないので困り、フロントの人に手伝って貰った。フロントの人も同じようにやってくれて、何とか出来ていたのが分かった。よかった。これで明日の飛行機も安心だ。

8:15出て、駅を通り過ぎて、バス停の様子を見に行くと長い列だ。雨なので雨の当たらない建物の通路に行列ができていた。この調子だと明日も早目に行く方が良いと分かる。一旦ホテルに戻り 8:40出る。

カールス門
9:50カールス門。門を過ぎて右に曲がり地図を見ながら昨日行かなかったアザム教会へ向かう。一寸分かりにくかったが、教会の裏で小さな店が何軒かあるアザム中庭通り (ASAM HOFE) への入口を見つけた。入って行くと陶器屋さんがあったり、カフェがあったりするが早いのでまだ開いていない。通り抜けると広い通りに出てアザム教会があった 9:00。入口が工事中で分かりにくい。小さいが豪華な教会だ。個人が建てた教会なのでその人の趣味があり、教会の規範からは離れた様式があるそうだ。正面祭壇は光背を思わせるような装飾で、上の方の天井に近いところにキリストの十字架像がある。

教会を出て、教会前の広いゼントリンガー通りを北東に行く。突き当たって右に少し行きローゼン通りを北に行くとマリエン広場に出る 9:20。この時間には工事車や店の車が入っている。市庁舎のタワーは 10:00からなので聖ミヒャエル教会に行ってみることにして、カールス門の方へ歩く。狩猟漁猟博物館まえにはイノシシの像があった。ちんちんもちゃんとついている。その先が聖ミヒャエル教会。上の方が三角形になった大きな教会だ 9:25。

昨日のホフブロイハウス
マリエン広場に戻る途中、左に聖母教会が見えたが後で行く事にする。マリエン広場で地下に降りてトイレに行く。料金を入れると扉が開く。綺麗なトイレだ。料金は 5ユーロ紙幣でもお釣りがでる。広場に戻ると市役所ではテラスの花の付け替えしていて、落とした花の香りがする。昨夜と同じ道順でホフブロイハウスを見に行く。昼間見ても綺麗な建物だ。通り過ぎて北へ行くと木の立っている広場に出た。ここには噴水があって赤頭巾と狼の像があるようだが、木に隠れていたので見逃した。左に行き、道なりにいくと広いマキシミリアン通りに出る。

通りの南側を歩くとモンブラン、ルイビトン、エルメス、シャネルがあり、広い道の向こう側にはグッチも見える。道が広すぎて商店街とは言えないがブランドショップが並ぶ通りだ。道を挟んで向こうにバイエルン国立歌劇場があり、正面はギリシャ風の円柱だ。市電の線路に沿って曲がって行くと市庁舎の塔が見えたのでそちらに向かう。

市役所のタワーの上で
10:15市庁舎の正面からみて左後ろ側に当たる場所に出た。市庁舎の中庭に向かって入って行く。マリエン広場側の入口に近いところに階段があったので上がる。塔へのエレベーターは 4階にある。4階まで上がってうろうろするとエレベータ入口を見つけた 10:20。窓口の係の人に聞くとチケットは下で買って上がってこなければならないようなことを言う。たまたまドイツ人の男女がいて彼らも聞き、下で買うのだと我々にも教えてくれた。彼らと一緒に 4階を一回りして下りのエレベーターを発見。下に降りると市庁舎の裏側だ。中庭に出て、先ほど上がった階段のところを通って表に回り、観光案内所で切符を買う。10:40のエレベーターの切符を買えた。又 4階にエレベーターで上がるが、塔へのエレベータ入口を探すのが又一苦労だ。矢印はあるが不親切で途中で分からなくなる。ドイツ人の 2人ともはぐれてしまった。階段の方が良かったね。やっと見つけて先ほどの係の人に切符を見せてエレベーターに乗る。塔の上に着いたのは 10:40。30分近くかかった。大変だった。一回りする。高い建物が無いので景色が良い。ミュンヘンの町全体が展望できた。

マリエン広場からからくり人形を見上げる
10:50塔から 4階に降りて、今度は階段を降りた。何の問題もなく降りて 10:55マリエン広場に出た。広場で 11時のからくり人形を見る。人形は 2段あり、11時の時報が鳴り終えて少しして 11:03頃から上段が動き、終わって 11:05頃から下段が動く。それぞれ 2-3分くらいかな?。11:15頃まで広場にいて、降りて地下鉄駅に行きトイレして広場に上がると 12-3人の楽隊が演奏している 11:25。しばらく見る。チップを入れる人もいた。

聖ペーター教会の塔から市役所とマリエン広場を見下ろす

それから 聖ペーター教会へ行く。塔に上がるには教会正面の右横にチケット売り場があり、そこでチケットを買って入る 11:37。306段。最初は狭い石の階段、少し上がると木の階段になる。どんどん上がって 14.0G と書いてあるところで到着 11:42。回廊を回って市内展望する。市庁舎の塔の展望台よりも少し高いみたいだ。あちこち見ている内に 11:50を過ぎて、人々が市庁舎側に寄ってきた。我々も頑張って 12:00のからくり人形を待つ。12:05頃から上段が動き、12:08頃から下段が動いた。上から見るので人形の動いている様子が良く見えた。見終わって下る 12:10。12:15下りつくと教会の中だった。中を一巡りして、座ってちょっと休み 12:25出る。

少し歩いてネギ坊主塔二つのある聖母教会に入る 12:30。ここも塔に登れるが、もう二つも登ったのでここは登らなかった。12:40教会を出て、疲れたのでホテルに戻ることにした。カールス門のところのカールスプラッツから地下道で駅の方に渡るが、その地下は円形の通路になっていて店がある。一回りして店など見てからバイエル通りに出た。ホテルへの途中に ASIA VIET という名前からしてベトナム料理かなと思われる店があったのでヌードル (焼きそば) を Take out してホテルへ戻った。エレベーターのところで、目だけ出した本格的なヘジャブの女性がいたのでちょっとびっくり。13:10部屋に戻り、買ってきた焼そばと手持ちのパンなどで昼食。焼きそばはあっさりして美味しかった。

これで終わりにして休んでも良いかなとも思ったが、気合を入れ直してドイツ博物館に行ってみることにした。14:25出てドイツ博物館へ向かう。また歩いてマリエン広場を過ぎ、イザール門のところを通り、400m程でイーザル川を渡る 14:55。渡ると Museumus島 (博物館島) というイーザル川の中島で、川に沿って行くと、左側が博物館だ。川沿いは黄葉が綺麗だ。入口は島の南寄りで遠かった。

テルミンを試す
15:00博物館に入る。特に何を見に来たという訳でもないので、貰った館内地図を頼りに歩く。長さ 64mのフーコーの振り子があった。何も考えずにボーと見ているのが良さそうだ。飛行機のところにはグライダーもあり FS-24 Phoenix とシュナイダーの LS-1 が吊ってあった。懐かしいパチンコ グライダーもあった。さすがにドイツでメッサーシュミット BF-109 も置いてあった。ロケット V2 の模型は大きいので階をぶち抜いて立ててあった。楽器のところにテルミンが置いてあったので晋はやってみたがうまく鳴らせなかった。他にもいろいろ、面白かったが疲れていたし、短時間で回ったので多分見切れていない。2022年にリノベーションされて展示が大幅に変わっているそうで、以前のネットの観覧記とは違っているようだ。16:55出る。

ヴィクトゥアリエンマルクト
帰りはボッシュ橋を渡る。渡った袂にはビスマルクの像があった。北方向に道なりに進むとヴィクトゥアリエンマルクトに出た 17:10。色んな店があるマーケットだ。疲れていなければ見て回るだけでも楽しそうだがさすがに疲労していたので横目で見ながら通り過ぎた。17:20マリエン広場ではバンドがまだ頑張っていた。

ハーフサイズの鶏丸焼き
カールスプラッツの方へ向かい、昨日場所をチェック済みの Augustiner に行く 17:30。ザルツブルグで行った店と同じ店らしいが醸造はそれぞれやっている。ここは普通のグラスのジョッキだ。まずビール。晋は 1L、万は 0.5L。美味しいビールだ。メニューは英語もある。まずソーセージの盛り合わせ (Sausage Platter) を頼んだ。店の人がこれじゃ足りないよと言うが、また後で追加するからと言って注文した。ソーセージはマッシュポテトとザワークラウトが付いてとても美味しかったが、やっぱり少し足りず、アイスバインはあるか?と聞いたら無いと言われたので、鶏の丸焼き 1/2 (1/2 augustiner chicken) を頼んだ。ミュンヘン名物らしい。来ると大きくてビックリしていると、隣に座っていた人が笑っていたが、美味しかったので割と簡単に食べきれた。ビヤホールは 3軒目だが、どこもビールが美味しいし、食事も美味しかったので満足だ。18:45食べ終えてホ!。支払いをして店内をちょっと歩いたりして、トイレにも行き、19:00出る。

今日は、ハロウィンなので子供が仮装の格好しているのが少しいる。寄り道せずにホテルに戻り、19:15部屋に戻った。明日は日本に帰るので荷物の整理をして、シャワー浴びて寝る。


11月1日 (水) (晴) ミュンヘンから日本へ

5時起床。6時に食事に行くが今日は Holiday で朝食は 7時からだった。我々が行ったのでフロントの人がわざわざ台所に行って確認してくれた。11月1日は万聖節でミュンヘンのあるバイエルン州は休日だ。ちなみにハロウィンは万聖節の前夜祭だ。7時に出直して朝食。メニューは昨日とほぼ同じだがパンの種類やチーズや果物などが微妙に違う。今日もパンやソーセージなどをしっかり食べて、美味しかった。7:30頃部屋に戻り最終的に片付けて 7:45チェックアウト。昨日ルフトハンザの予約を手伝ってくれたフロントの人が笑っていた。

空港行のバスの長い行列
駅を通り過ぎて 7:55バス停に着くと長い行列だ。タクシーの運転手が来て盛んに相乗りを勧誘する。我々の前にいた人は初めは断ったが 7:55のバスに乗れなかったので我々を誘う。運転手はタクシー代を 90ユーロと言っていたが、80ユーロに値切れると言っていた。断ったら他の人を誘ってタクシーに乗って行った。行列はまだ長くて次の 8:15のバスに乗れるかどうか心配な感じだ。タクシーの客引き合戦も激しくて、後から来たタクシーが客を取ると前にいたタクシーの運転手と激しい言い争いをしていた。乗り場の係員が切符のチェックに来たので買う。

予定通り 8:15のバスが来たが Lufuthansa のバスじゃなかった。臨時かな?と思ったりしたが、臨時は無いようだ。順次乗り込んで我々の 2人前で STOP。次のバスかなと思ったらあと 5人と言って、我々も乗れた。更に数人乗り込んで、バスは 8:25に出た。BMW を左に見て 5分くらい行き、8:40ころ停車。ミュンヘン北墓地の南西端付近で Nordfriedhof (北墓地) という地下鉄駅の近くだ。中央駅を出たときに満席にしないなと思っていたら、ここから 20人くらい乗ってきた。この先で高速 9号線に乗る 8:50。左に バイエルンミュンヘン (サッカー) の本拠地のアリアンツ アリーナが見えた。92号線に乗って 9:10頃空港第 2ターミナルに到着。

チェックインは機械でやる。難しい
進んで行くと大きな案内板があり、乗る予定の LH714便は GATE H24。チェックインもバゲージもセルフなのでやり方が分からずうろうろしていたら係の人が来た。機械にパスポートを読み込ませる。係の人が預けるバゲージは何個だと聞くので 1個と言ったら 1個のボタンを押してくれた。機械から搭乗券とバゲージタグが出てくる。タグをスーツケースに付けようとしたら、そこじゃない、こっちだと言われる。それから荷物預けのところに行くが、ここもセルフ。搭乗券を読み込ませたりしてうろうろしているうちに荷物はベルトに乗って入って行った。持ち込み手荷物の重量チェックは無かった。

何とかなったので荷物検査。どこでもそうだけど荷物検査の職員は忙しいので愛想が悪い。9:40通過する。リュックに水が入っていたが通ってしまった。これでひと安心だ。荷物整理して 9:50。パスポートチェックへ 10:00。並ぶと前にいた人が日本人ならあちらから入れると教えてくれた。成田と同じようにパスポートの写真面を読み込ませ、顔写真を撮られて、自動で通過する。10:05 H24 ゲートに着く。まだ早いのでほとんど人がいない。機体はもう来ていた。

店を回ってチョコレートを買ったり、コーヒーを買って飲んでいると 11時ころになった。段々人が来る。12:15乗り込む。プレミアムエコノミーの一番前の席だ。飛行機はエアバス A350-900 で座席は 2-3-2だ。エコノミーは 3-3-3 だった。オーストリア航空は B777-200 で 2-4-2、エコノミーは 3-4-3 だったから、飛行機そのものは少し小いのかもしれないが、座席はやや広めの感じがした。日本語のアナウンスも頻繁なのでもう日本に帰った気分になった。出発前にジュースが出た。

12:42出発。13:00離陸。晴れているので下が綺麗だ。帰りは段々夜になって来るので外は見ないで席で寝たり起きたりしていた。帰りの飛行ルートは行きと同じで黒海の南側のトルコ沿岸を飛び、カスピ海の真ん中辺りを横断した。食事は 2回。14:30頃は日本風カレーを食べた。


2日 (木) (晴) 帰着

ここから日本時間で書く CET冬時間 13:00 は JST 21:00。

羽田に到着
7:30、到着の 1時間半くらい前、にスクランブルエッグを食べた。8:30頃からは富士山が良く見える。8:35浜松上空。8:55頃三浦半島沖を通過。9:04羽田に着陸。9:13降機。9:20バゲージクレームで待つ。何故か日本は撮影禁止だ。9:35に荷物が出始め、10:10我々の荷物が出て来た。入国は自動。税関は申告は無いが申告書は一応出さねばならない。10:20バス乗り場に行き、10:45のバスに乗る、小田急のバスだった。バスは港北センターからちょっとだけ高速に入り、すぐおりた。新百合 12:10着。イオンで昼食に弁当を買って帰る。12:45帰宅。日本は暑いくらいだ。

オーストリアもドイツもパンが美味しかったです。だからサンドイッチがどれも美味しいです。

ウィーンでは乞食の人が平気でお店に入って来ました。朝食を食べているとしつこく寄って来るので NO と言ったら嫌味なしぐさをしたのでブッと言ってやりました。

普通のコーヒーはアメリカンと言います。ドイツでは Americano でよいですがオーストリアは Verlangerter(フェアレンガーター、直訳:薄めたコーヒー) という言い方です。注文するときはアメリカンで通じますが、自販機で買ったときには迷いました。

オペラ座のツアーをして、テレビなどで見るオペラ座は、アア!こんな風になっているのだ、と納得しました。脇の BOX 席の後ろの人は立ってみなければ見えないですね。日本でチェックしている時から、バレエは全席完売でしたが、前日のオペラは空きがありました。バレエは言葉が分から無くてもよいから人気なのかもしれません。

立ち見席があるのは初めて知りました。我々は立ち見席でバレエを見ました。晋は旅行案内書で「立見席は当日 2時間以上前から並んで買い、自由席なので、良い場所を取る為に走る」と書いてあるのを読みました。だけどツアーの予約をした時に、オペラの予約について調べると、立見席は当日 10時からネットで発売すると分かりました。席も指定です。だけど良い席 (場所) はあっという間に売れてしまうようです。実際に予約した時も、最初に試みたのは 10時半頃だったのですが、もう良い席は殆ど無かったです。

オーストリアもドイツも自転車道があります。でも自転車道は自転車が飛ばすので歩行者にはかなり危険です。日本でも自転車道を整備しろという主張がありますが、どうなのかなと感じました。電車・地下鉄・バスは犬も口止めをしていたら OK です。日本では見ない犬種が沢山あります。どちらの国も喫煙者が多いですね。

ミュンヘンは、ウィーンやザルツブルグに比べると、落書きも多かったりして、ちょっと治安の程度が落ちると思いますが、NY 程は悪くないです。掏りにも少し気を使わねばなりません。街を歩くと移民の人も多く、アラブ系の人が多いみたいです。ホームレスも沢山いました。

万は以前 12月にミュンヘンに行ったことがあり、マリエン広場で Xmas マーケットがありましたが、夜だったので、からくり時計は見れなかったのです。今回やっと見れました。素朴で思っていたような豪華で派手な感じではなかったのですが 2回も見ることが出来ました。

ザルツブルグで 1か所、ミュンヘンで 2か所の 3か所ビアホールに行きました。ビールもおつまみや料理も、美味しいし。注文の仕方や席もそれぞれ違いとても良かったです。晋はたっぷり飲めて大満足でした。小さい子供連れのお客も沢山入店していてビックリしました。ビールなど醸造酒は 16歳から飲めるのにはまたまたびっくり。まぁ煙草よりはいいですね。

たったの 10日ですが日本を離れて個人旅行をすると、帰って来て日本は変わった国だなと思います。人で言うと変人ね。たとえば、どこに行っても色々と録音音声で注意事を言っていてうるさいですね。本当の意味での自己責任がない国なのかもしれません。団体旅行の場合は旅行中もずっと日本なので日本が当たり前ですが。。。。

時々マスクをしている人を見かけますが、大部分の人がしていません。日本に帰ってびっくりしました。