登山道の道標があります
8:12竹之本着。お婆さんがいて「今日は寒いね」。準備して 8:15出発。朝日山と書いてある道標あり、細い道を上がるとすぐに石仏があった。その上で林道に出て右へ。林道が左へ曲がるところから沢をみると新しい堰堤が出来ていた。曲がり切ったところからフェンスに入って地図の破線路を辿る筈だったが、フェンスの入口は草に覆われて蔦も絡まり入れない。そのまま林道を行く。正面に富士山が見えた。今日は空気が澄んでいて綺麗。林道が右に曲がるとフェンスがあり開けて入る、8:25。少し行くと左上に秋葉神社、8:30。今日の安全を願ってお参り。8:35 左に上がる道標あり。ここから山道に入る。植林地の中をジグザグに上がり 8:40尾根に出た。林道から直接尾根を上がって来る道は今は使われていないらしく、木を置いて止めてあった。ここでシャツを脱いで手パッツを付ける。8:45出る。
尾根は急だが道が尾根に沿ってジグザグに付いていて歩きやすい。8:50少し緩んで直登になった。右は広葉樹、左はヒノキ。8:55右からも植林地が来る、こちらはスギ。万、リスが走るのを見た。920mあたりでゆるくなり、右から広葉樹。9:05-10 979m、お茶。この登りは植林地と広葉樹がまだらだ。少し下って全面が広葉樹になるが 9:15登りにかかると植林地に入る。南斜面とはいえ植林地は日が当たらないので寒い。9:30 1100m辺りから広葉樹の急登。笹がしょぼしょぼある。この登りは転げ落ちそうな急登だ。登山道とは言え両手も使って慎重に登る。9:40 1170m付近でやっと少し楽になったが、それでも急な道だ。9:55尾根道と合流。御正体山の向こうに富士山が綺麗。左に行って 10:00-05赤鞍が岳(朝日山)。林の中で展望は無い。冬で葉が落ちているので、木の枝の間から南アや富士山がかろうじて見える。
棚の入山へ向かう。こちらは少しテープがある。10:10少し下ったところで三人組と会う。10:15 1150m付近の平坦地。10:25ガレの縁を通過。そこから少し上がって雛鶴峠への道に出、右へ 30mくらいで棚の入山(タンノイリ)の道標のところ 10:30。ここはサンショ平という十字路だが北へ下る道は、道形薄い。戻って雛鶴峠へ向かう。明るい尾根道を西へ。10:50 990mから右へ下る。間違って左へ行ってしまいそうな道標がある。この辺は小鳥が多い。10:55 912m。11:00 新しい鹿柵があり、中は最近の植林地だ。少し上がって 885m付近に道標。なぜか倉岳山が出て来る。左寄りに少し行って上がると 920m圏で、ここにも道標あり。腹が減ったのでここで昼食にする、11:10。日の当たるところを探して座る。風が来ないので寒くない。11:50 出発。
13:00-10高畑山。二人先着。でも予想より少ない。山頂の霜柱もぐしゃぐしゃになってないから今日の登山者は多くないのだろう。北へ下る。はじめは登山道を行く。13:15 850mまで下ったところで登山道は左へ。山頂で会った二人が登山道を下って行った。我々は直進。少し進んでゆるく上がる。ここが 871mと思ったが、ここは850m圏。少し下った 871mとの鞍部に道標あり。登って 871m、13:25。道形はしっかりあるが籔っぽい。尾根が右に分かれる辺りから道形はあやふやになるが、真っ直ぐ下ると登山道に出た、13:35。丁度先ほどの二人が登山道を来て、北尾根へ入る昔の炭焼き道と迷っていた。昔の炭焼き道だから行かないようにと言って、我々は、北尾根に沿った炭焼き道に入った。
炭焼き道はずっと尾根に沿っているが、倒木や籔になっているので、適当に尾根をくだったり、道をたどったりして下る。513mへの登りで炭焼き道は左へ行く。13:55-14:00 513m。14:10 511m 四等三角点。左の尾根へ下る。3分位でテレビ局のアンテナ。ここから良い道になった。少し行くとアンテナへの電線の電柱があり電線は右へ下って行く。この辺から右に下る道がある筈だったのだが、そちらへの道は無いのでさらに下ると段々と道があやふやになって来た。そのまま下ると籔に突っ込んだ。ちょっと戻ってみたりしたが道は見つからない。下まではもうあと少しだし、下に川は無い(つまり徒渉は無い)。で、籔を下る。急だし、激しい籔だったがなんとか下って、14:30フェンスに出た。川が無くてもフェンスがあった。でも幸い低いので壊さないように気を付けてフェンスを越え、舗装路に出た。
最後は籔をこぎ、ここに出ました
右に行くのだが、少し左の様子を見ると、すぐに沢があって橋がかかっていて、沢の右岸に山道が下りてきていた。これは2.5万図にある沢沿いの破線路だ。確かめてから戻り、14:35小篠のイトヒバ。イトヒバの前には江戸期の石塔が沢山あった。ここから山の方へ入る細道があったので、道を間違えなければこの細道を下りてくる筈だったのだ。駅に向かう。14:45 橋。渡って登って行くと前に、先ほどの二人組が歩いていた。15:10 鳥沢駅。15:29に乗った。高尾で京王線に乗り換え 16:13発。調布の乗り換えも順調。17:15帰宅。
昔、竹之本から登ったのは 1999年なのでもう15年前で全然覚えていません。この付近の山は本当に久しぶりでした。
赤鞍が岳と朝日山は名前がちょっとごたごたしています。『甲斐の山々』によると2.5万図の赤鞍が岳は朝日山、その東の1256.8mの三角点が赤鞍が岳、が元々の呼称のようです。でも1256.8mはワラビタタキとも言います。地図に表記されたら、それが名前になってしまいます。で、今は朝日山が赤鞍が岳です。棚の入山も、私の古い知識では標柱のあった十字路はサンショ平で、東の 1117mが棚の入山だったはずです。同じ山でも麓の村によって呼び方が違いますし、猟師もいろいろ呼びます。幾つも名前があっても当たり前なので、そこは厳密厳密と言わない方が大事かなと思ったりします。