藤野丘陵


今月に入って初めての山行。久し振りなので軽くという事なので、藤野駅から見えるラブレターのオブジェを見てから、上がって付近の低山を一巡りすることにしました。本などによると、全部一度に歩くのではなく 2-3回に分けて歩いています。が、我が家は全部歩いてみる事にしました。昨日は 2月なのに春一番が吹き、今日も暖かい予報です。オブジェ見学が楽しみです。
日時 2009年 2月15日(晴)
晋 万
藤野駅から歩くので、時間は遅くていいのだが、早めに出る事にした。5:00起床。ものすごく暖かい。自宅で朝食し、6:00自宅を出て若葉台に向かう。6:20発に乗り橋本で乗換え、八王子急いで 6:55発の甲府行きに乗れた。急いだので、1本早いのに乗れたのだ。乗換え時間は 1分だけだったが乗れた。

ここに向かいますラブレター
7:16藤野駅着。駅舎は改良工事中で、トイレは工事中。準備をして 7:20出る。弁天橋で相模川を渡り、左へ向かうと石段が見えたので、そこを上がった。民家の脇を上がると車道に出る。そこで靴紐を締めてからさらに上がると広い道に出た。左折して運動公園に向かう。歩いているとラブレターが木の間から見える。運動公園からも行けるが、手前の道を入って行くと、階段があり、上がって行くと運動公園の端に出た。そこから更に上がって行くと、石祠の所に出る。その下がラブレター 7:50。

ラブレターはキャンバスで出来ているのだ。虎ロープなどが張ってあり、一回り歩く事ができるようだが、滑りやすい。ちょっと歩いてみる。長年の疑問が解消。そばで見ると大きい。キャンバスが破れたように見えるところは指のところだ。8:05出る。運動公園ではサッカーの練習をしている。ここから運動公園の山側を回り込む感じで石山に向かう。警備された道を進む。鳥が多く、晋はカメラと双眼鏡を振り分けて持って歩く。回り込んで尾根に出ると道標がある。石山(京塚山)に向かう。8:20京塚山。今から歩く稜線が見える。

少し進んで、右に曲がる。真っ直ぐは止めてあり、少し下るとベンチがあり分岐。道標があり一本松山方面に向かう。山頂に行かない巻道もあるが我々は尾根を進む。山頂直下は右に回りこんで名倉の里の方から上がってくる道とあわせる。8:50蚕影山(一本松山)。山頂から鶴島御前山が良く見える。南に下って行くと、8:55園芸ランド自然遊歩道入口のアーチがあるところに出た。車道を葛原(とずらはら)神社方面に進む。

歩いていると、正面やや左の山腹に「目」のオブジェが見える。旧名倉小は今はシュタイナー学園になっている。学園を過ぎて歩いていると、右に鉄のオブジェ。そう言えば藤野は芸術村というのがあるので、そこの人達の作品が展示してあるのだ。橋の手前にあったカナダ グースも作品かな?。次は虫の作品。葛原神社の前にもストーン サークルみたいな作品。道路脇にも作品。

一つ目の金剛山山頂
神社に上がる手前に、藤野の芸術作品(野外に展示)の看板があった。見ると先のカナダ グースもやはりそうだった。神社の境内にも作品があり、この付近には作品三点がある。境内から神社の前を右に入ってゆく道に出ると丸石みたいな作品があった。これは貼りぼてで叩くとボンボンいう。畑地にでて、最後の「大地の塔」という彫刻(草で覆われている)から、又登り始める 9:25。一度道標を整備したみたいだが、鉄なのでさびていて全然駄目。栗林を過ぎると、急登になり途中から右に猪柵が出てくる。100Mくらい上がった所に糞。溜めているから狸かな?。銀杏が糞に混じっていっぱい落ちている。付近に銀杏の木はないし、狸は銀杏を食べるのかな?。9:40尾根に出た。アア疲れた。

今までよりもすこし薮っぽい道を右に向かう。多少の上下があって最後は急登の登りで、金剛山(491M)9:50。一休みする。天保4年の祠がある。山頂直下の登山道もあり、GOLF場方面からも登ってこれるようだ。10:00出発。分岐まで戻って先に進む。分岐 10:10。ここから日向(ひなて)方面にも下山できるようだ。少し進むと、狭い稜線だが右にずっと手すりがある。祠があり、金剛山(456.4M)の山名板(二つ目の金剛山)。10:15-20。右下が良く見え、奥牧野方面が見える。下に大きな病院が見える。ふじの温泉病院。下って、少し登った所に左に木の祠がある 418M 10:25。

目のオブジェ
その少し先にベンチがある。向かう先に鉄塔が見えた。階段になっていて下ると天神峠 10:35。舗装道路を葛原方面に行くと、又、園芸ランドのアーチがあってここから上がって行く。50M程上がって鉄塔。ベンチがある。秋葉権現の石碑がある。もう少し先の三角点の山で昼食にしよう。少し下って、登る。登る途中、木の間から「目」が見えたので、行ってみる事にした。ちょっとバラ薮を分けて下る。「目」もラブレターと同じキャンバスで出来ている。瞳は金属板みたい。下草が刈ってあるが、夏は見えないかもしれないね。登山道に戻って 11:00。道は三角点を巻いてゆくので、上がって三角点を確認するが食事に良い場所ではなかった。

戻って登山道にでると、すこし先の登山道の脇にベンチがあったので、昼食 11:05-45。風もなく暖かくてぽかぽかして気持ちが良い。尾根を気持ちよく歩き、右へ長い階段を下り、水平になった道を少し行き、滑りやすい道を慎重に下ると橋に出た。芝田には行かず、橋を渡る 12:05。渡って右へ踏み跡を行く。真っ直ぐ行く道(?)がある感じだが、左上に向かって薄い踏み跡があるので笹を掻き分けながら上がって行く。最後は民家の下。道路に出るとバス停があった。「杉西」と言うバス停。藤野方面に向かう。二つ目のバス停が金剛山。ここから鳥居をくぐって金剛山に向かう 12:20。

三つ目の金剛山
綺麗に道は切ってある。最初は杉林。途中には小さい丁石がある。登拝路の中腹までは枕状溶岩のある道。最後の急登手前には杖が置いてある。結構急登だ。金剛山 12:45-50。日のあたる山頂で一人寝ていた。今日初めて人に出会った。ヒイラギの木が多い。植えたのかな?。広々とした山頂で気持ちが良い。大きなTVアンテナがあった。次の 423Mで東に向かう。下ると登ってくる人に出会う。右手に人家が見えてきたところで峠まで行かずに鉢岡山へ向かって右折し民家のところに出た 13:05。

鉢岡山に向かう道は車が走る様な広さ。13:10鉄塔。東電都留線 183。尾根に出ると、別荘かな?と思う大きな家が1軒。その先に建築放棄の1軒あった。その先に廃車。暫く行き、道が右へ巻いて行くところで道を離れて尾根すじを直登する。かなりきつい。鉢岡山は頂上はアンテナが沢山 13:25。戦国時代には武田の烽火台があったそうだ。饅頭を食べて一休みし 13:35出る。元に戻り民家のところから右へ行き杉峠 13:55。四差路になっている。宝山方面に更に進む。

道はちゃんと付いている。14:00 368M。木に虫か?痛んでいるのか?コブみたいなものがいっぱい付いた木があった。ちょっと気持ちが悪い。14:10 日連(ひづれ)山。14:20 三角点の山の宝峰(山名板は宝峰だった)。後は下山のみ。道はまだまだ進んでいる。何処に出るのかな?。300M位から急坂を下って、水平道に出た 14:30。水平道を歩いて、高圧線鉄塔を過ぎ、沢すじで右へ下って行くと、車道に出た。水平道は再度平成16年に整備された感じだ。

こちらからの道標は無いが、登り口は車道が曲がる所で、前は前田家の墓地。下に日連グラウンド野球場が見える。左に行く 14:45。14:50 日連神社。更に進み県道76に出た、寿司屋・理容の場所。右に行って 15:10日連大橋。そばに作品。橋を渡った場所にも又、作品。甲州街道まで上がって行くが最後はかなり疲れた。15:20藤野駅着。次の上りは 15:24発。ものすごくタイミングが良かった。この電車は特快の東京行きだった。八王子・橋本の乗換えもよく、若葉台には 16:22着。自宅には 16:40着。
低い山なので、軽くと思っていましたが、急登などもあり結構疲れました。落葉樹が多いので、紅葉の時期には良いかもしれません。今度は展示の作品とSETで行くと良いかもしれませんね。二人しか会わなかったし、静かな山でした。暖かくて2月の感じでは無かった山行でした。 藤野15名山の山頂を、4山登りました。あと11山は何処かな?。