舟山北尾根


今日は権現山と麻生山の間の1252Mに南から上がる尾根を登ろうと思って出かけました。しかし、横浜線が少し遅れて予定の中央線に乗れず浅川行のバスに間に合わなくなったので方針変更。久しく行ってない前道志へ行くことにしました。念のためと、上野原の図幅を持って行ってたので、電車の中で地図を見て、塩瀬から寺下峠道の西の尾根(舟山北尾根)を登ることにしました。
日時 2011年12月18日 (快晴)
晋 万
6:36 若葉台発に乗る。多摩境で日の出。橋本からの電車が遅れて八王子で予定の電車に間に合わず。方向変更して高畑山に行くことにした。高尾乗換え。日曜日なので人が多いが、四人掛けに二人で座れた。電車の中で地図をみると梁川の塩瀬から寺下峠道の西側の尾根が登れそうな感じなので、そこから登ることにした。梁川 8:18。国道に出て東へ。右下にピラミッドの屋根が見える。瞑想法の道場らしい。8:30 信号を右へ入り、すぐ左へ。地図が古いので新しい橋が出来ていた。昔の橋は跡形もない。渡って道は左へ曲がる。面白い生垣の家あり。さらに道なりに右折。民宿の前を過ぎて 8:50寺下峠道入口。ここを入って、右の尾根に取り付く積り。身支度して、山道に入り少し行くが、右は沢。戻って林道を西へ行く。

八幡大橋という立派な橋を渡り、もう一つ橋を渡って、次の沢筋のカーブのところで取り付く、9:00。電柱の所を入ると左へ道があり、入るとすぐ道は終わるので、ここから山に入った。すぐ急になるので右へ移る。一応、尾根状だがここも急で、四つんばいになりながら苦労して上がって、9:15やっと少し平坦なところに出た。上がってきた尾根状の上のほうにはワイヤが木に巻いてあったりして伐採の跡がある。地図で位置を確認し 9:20出る。正面岩のように見えた急なコブの滑りやすいところを注意して上がって稜線上のコブ 450M、9:25。少し下ってまた上る。右手に富士山が頭を出した。

9:35 右からの尾根と会う、514M。橙色のテープがあった、99年9月のもの。ここからは、踏み跡らしいのもあり。少し行くと右は植林地になった。まだ木は小さい。9:45 小さい蜂の巣が落ちていた。綺麗なので拾う。すぐ上で右からの小尾根と会う、570M付近。650Mへの急坂は古いトラロープがあった。あるかないかの薄い踏み跡の尾根にトラロープは一寸ビックリ。670M付近で寺下峠道からの尾根と会う、石標九六の所、10:05。すぐ上が 713M、10:10。少し下って最後の登り。斜面は左に上がって行く。踏み跡が斜面を巻いて行くが、かまわず斜面を上がると、結局は縦走路に出た、10:20。

そのまま上って行くと平坦になって 10:35舟山。その先の黄色のテープまで行って、予定の倉岳山とは逆方向なので、戻る。平坦から下り先ほど出たところ 10:45。その少し下に赤テープ。この辺からはいったら上ってきた尾根に乗れる。下りきるとテープが右にあり、ここから斜面を巻いて入って行っても上ってきた尾根に出る、この方が普通かな。

シモバシラが沢山
11:10-15 鳥屋山 808M。11:40 細野山 838M。下りかかった植林地にシモバシラの霜の花。11:45 立野峠。道標が立派になっていた。上って行くと紫の実、ムラサキシキブ、があった。12:15 倉岳山。昼食時なので賑やか。富士山が良く見え、反対側には奥多摩が良く見える。我々も座って昼食。風が無いので暖か。12:55出る。来た時は賑やかだったが、我々と他に二人組が出て人は居なくなった。

13:10 穴路峠。11人の団体とすれ違う。13:15 天神山。北が開けて美しい。雛鶴分岐を経て高畑山頂 981.9m、13:45-50。数人が休んでいた。北へ下る。シモバシラの霜の花があちこちにある。14:05 仙人小屋跡。14:10 760M位の所でシモバシラの群落。700M位までそこかしこに群落あり。14:30 穴路峠分岐。14:35-40 沢に出て水を汲んだ。14:55車の走れる道になった。貯水池付近で西側の尾根の取り付きを見ながら歩くが余り良さそうなところは無かった。ゲートを出たところに石祠あり、懸魚、垂木、虹梁などちゃんと彫ってあり、細工が細かくて美しい。年代は不明。小さい方の石祠は享保。隣の農家には現役の脱穀機があった。なつかしい。

15:15 橋を渡る。15:30鳥沢駅。電車は出たところで残念。15:54に乗る。八王子 16:40着。横浜線は出たところ。朝から電車の接続はついてなかったね。17:40帰宅。
出発の時間も遅いし日曜日なので、登山者がビックリするくらい多かったです。団体も多いし、皆さん何処に行くのかな?
出だしの登りは急でしたし、尾根に上がると踏み跡も薄く、細いところもあったりして、面白い尾根でした。上野原の地図は 713Mまでで、大室山の地図は持って行ってなかったので、縦走路に出てから東が倉岳山かなと思って舟山まで登って、戻りましたが、倉岳山、高畑山と続く稜線は、まさに冬の日だまりハイクで、気持ちが良かったです。