権現山 南東尾根


天気がいまいちだし近場と言う事で、先週に続いての権現山山行。不老下から奥山に行き、ここから権現山に登り、下山は芦垣尾根を下りる予定です。権現山は静かな山で好きな山の一つです。天気が持ってくれるといいのですが。
日時 2008年 9月 28日(曇)
晋 万
不老下行きのバスは 8:42発。これに合わせて自宅を出発。朝食は自宅でし、7:00過ぎに出発した。予定より1本早い 7:22発に乗れた。橋本でも1本速い電車に乗れた。時間が遅いので登山者が沢山乗っている。八王子から 8:04発の甲府行きに乗れた。八王子では登山者の団体が多数居る。高尾で結構長く待ち、当初の予定の電車で行っても高尾で結局同じ電車なのだ。座れるか座れないかの違いのみ。

薮を漕いで尾根に出た
上野原で登山者の団体が下車したので同じバスかと一寸心配したが、貸し切りバスに乗るようだ。が、反対にバスの時間をチェックしないでくる登山者も沢山居るのにはびっくり。バスは登山者は我々の他に1名。終点まで行ったのは我々のみで、他の人は芦垣下で下車。9:05 不老山下。棚頭に向かう。すぐに不老山分岐。9:15犬目分岐。9:35権現山分岐。落ちていた栗を少し拾う。

林道を歩いていると地元の消防団の人に出会う。「扇山・権現山どちらに行くの」権現山と応えると、登山道は鹿・猪で荒れているとの事だ。気をつけて行ってらっしゃいとの事。熊はここの所見ないとの事。道標にある登山道はどこなのかな?。9:40奥山と入の分岐。道標がある。入からは扇山に登れる。奥山に向かう。少しすると道が一寸悪くなる。でも、まだ先に家があるそうだ。

林道からの登山道は正面
右手上に家が見え茅葺の堂みたいのがある。過ぎると道は左に曲がって沢を渡る。その先の家を通り過ぎて、どうやら行き過ぎたようだと分かる。この家は奥山の最後の家。戻る、10:00。手前の家 (茅葺のある家) を通り過ぎカーブミラーがある場所から左に入る。少し登ると家がある。まだ新しい家で甲斐犬が吠える。その先の水利施設の手前から山に入る。先にもう1軒家が見える。身支度をして 10:10 出発。とりあえず薮を漕いで尾根に出たら、いい道があった。甲斐犬の家のところから来る道だろう。

昔の作業道なのだろう、上手にきってある。少し上がると道は右の方に行くので、尾根に上がる。尾根を直登すると、さっきの良い道が来ていた。その先で、左は若い植林地になる。右は雑木林。木の間からガードレールが見える。林道手前は右が伐採地で雨降山が良く見える。10:40林道に出た。林道から振り返ると扇山が良く見えた。残念ながら今日も富士山は見えない。正面から上がる。一寸ざらざらした場所だが、気をつけて上がる。大丈夫。

上がると右は植林地。木は小さくて、右に和見峠方面が良く見える。下にさっきの綺麗な林道が通っている。こんなの作っていいのかなと思う。左は紅葉樹。10:50林の中に入る。主に広葉樹で気持ちの良い林。松も混じる。11:00左植林地になる。それも手入れの良い檜の植林地。957Mの手前で、左からの尾根と会う。お茶飲んで一休み、11:05-10。

用竹からの稜線に出た
登りは植林地と広葉樹の境を巻き気味に行くと左からの尾根に出会って右折して登る感じ。万は道なりに行ったが、晋は真っすぐ上がった。下りの時はこの辺は間違い易いので注意が必要だろう。真っ直ぐ下りてゆくと、植林地との端で左折。又は、道のないところを左に下りる。

左からの尾根に乗ると、雑木林の中、道形のあまり無いところを登るのでどこを歩いても良いが、下りは注意が必要。11:15 957M。黄色のスズランテープがあった。今日始めてのテープ。木に境界見出標。足元に「恩」のセメントの杭があり番号は 106。ここで左からの尾根に出会う。下りの時は、ここは、尾根が分かれるので、直進よりやや左よりの黄色のテープ方面を下る。さっきの所とここは、下りでは気をつけるべきところ。

ここから急登が始まる。1080Mくらいで右からの小尾根が来るが、急登の最中。高度を稼ぐが汗が出る。11:40 1150M位で少し緩む。青バトが鳴く。11:50権現山登山道の 1245Mの下の出た。957Mからの急登はきつかった。出た場所には黄色のスズランテープがあった。

四差路になっている十文字峠
すぐ上が 1245M。上がってみた。恩の石標のみ。食事をする場所が無いので、山頂まで行く事にした。登っていると 2組の夫婦づれが下山してきた。神社まで行くと、丁度休憩していた 7人組が出発しているのが見えたので、山頂は賑やかだろう。12:05 権現山山頂着。2名の男性が食事中。我々もすぐに食事。今日も景色が見えない。12:40出発。他の人達は扇山方面に行くようだ。

先週歩いたのでルンルン気分で歩く。13:10 雨降山。ここからは今日歩いた稜線は見えない。13:30 寺入山。13:50二本杉山。三角点。下って芦垣分岐はすぐ。ここから下る。マウンテンバ イ クが来たので抜かす。この道は滑りやすいので気をつけながら、ぐんぐん下っていく。14:10-15 十文字峠。ここからの登山道ははじめて。古い道なので上手に切って良い道だが、倒木も多々ある。14:50 畑に出た。正面に談合坂 PA がよく見える。PA の方がここよりも高い。

すぐに神社 (稲荷社)。ここからバス停まで下っていく。15:10 芦垣下バス停。時間があるので先に進む。歩いていると不老下行きのバスに出会う。大曽根バス停で待つ事にした 15:20。バスは 15:35 発。服を着替え、バス停の前にある石塔を見る。7 地蔵 (正面 3体。左右 2体づつ。宝暦 7年)。大きな念仏供養塔は安政)。バスは順調に上野原に着き、15:55発の東京行きに乗れた。八王子・橋本で乗換えて、自宅には 17:20着。35300歩。
名前が良いので、万は芦垣尾根を歩いてみたかったのですが、短いので晋に却下されていました。今回は歩く事が出来ました。が、良い道でしたが、歩く人が少ないのか倒木などがありました。今回もマウンテンバ イ クの人に会いました。このコース本に載っているのかな?。