権現山


21-22日と雨が降りました。雨の翌日は丹沢は蛭が多く山行はあまり面白くないので無理です。天気予報は良いので、約25年ぶりに用竹-権現山-扇山ー鳥沢とノスタルジアコースを歩く事にしました。用竹から権現山のコースは長いだけでルンルンコースと記憶しているのですが、どうでしょうか?。
日時 2008年 9月 23日(晴)
晋 万
飯尾行きバスは、上野原 8:28発。これに合わせて出発する。時間が遅いので若葉台・橋本・八王子も人が多い。若葉台 6:57のつもりで出たが、1本早い電車に乗れた。横浜線も1本早い電車に乗れたが、八王子では乗換えに時間がかかり 7:24には間に合わず 7:38に乗り、高尾発の河口湖行きに乗った。車内で朝食。

用竹からの登山道
上野原には、井戸・無生野行きの登山者が沢山いる。飯尾行きのバスと同じ時間だが、飯尾行きが来るのが遅く、駅前が混雑していたので少し遅れて到着した。まあまあの登山者が乗った。要害山に登る夫婦づれが途中下り、用竹では我々の他に女性 5名下車 8:50。ここから登るのは約 25年ぶり。準備をして 8:55出る。登山道入口には熊出没の看板がある。道標に沿って曲がり、車道を上がる。天気が良くて暑くなりそう。最後の家は無住。そこから山道になる 9;00.

山道と言ってもすごく良い道だ。上手に切ってあるので助かる。9:20尾根に出た。道標があり右神戸山道とある。こちらから登ってみる事も出来るようだ。尾根は雑木林で雨上がりで木の葉が綺麗だ。9:35墓村分岐。下りは割りに広い道だが、草生えて薮だ。が、万は墓村の下山道はここではないと言う。9:45次の墓村分岐。こちらは広い道で、こちらから降りる人が多いようだ。少し草が被っているが、さっきより良い。ここから南斜面を急登して、又尾根に出ると、素晴らしい広葉樹林になる。

静かな権現山山頂
10:05植林地の中で、道が右に曲がる所に馬頭尊がある。元治の銘。馬が通った道なのだ。30M位で芦垣分岐。ここも植林地の中。しばらく歩くと 10:35寺入山 1028Mで雑木林の中。植林地と雑木林の間を進んでいくと 11:05雨降山 1077M アンテナと鉄塔がある。一寸早いが昼食にする。食事中に初戸から男性の登山者が上がってきた。日が射して気持ちが良い。5人の自転車が権現山方面から来た。11:40出る。

少し行くと、馬頭尊、裏に明治 38年11月の銘。この付近からルンルンの登山道になる。神社の手前で、さっきの初戸からの登山者に出会う。神社から山頂までは急登。12:10権現山着。誰もいない。2等三角点。富士山はてっぺんだけ見える。反対側三頭山が大きい。今日は雲が多く景色はいまいちだ。写真だけ撮って出る。出発する時女性が上がってきた。扇山から来たそうだ。我々はこれから扇山に向かう。12:20出る。

薮っぽい浅川峠
麻生山方面に下って 12:25浅川分岐。下り初めは急坂だが、上手に切ってあるの歩きやすい。雑木林の中を下る。二人の記憶では、晋は急坂を下ると思っていたし、万は急坂の上に岩だらけを歩くと思っていたが、良い道だ。どこかと思い違いしている。峠付近はすこし薮だがとっても良い道だ。13:05浅川峠。峠付近も薮で、扇山の登り始めも薮。ここからの登りはとげのある木が多くちょっと痛い。余り歩かれていない。トリカブトが出てきた。

13:30道標のところで、2.5万の破線分岐あり、が殆んど廃道。痩せ尾根などがあるが踏み跡がしっかりある。最後の急坂を上がリ、大ブナを過ぎると緩み、草地を抜けると山頂。まだ昼食中の登山者が人が 7名いる。扇山山頂からも富士山が見えない。お茶を飲み饅頭を食べて休憩 13:55-14:10。まだ登ってくる人が 3名いた。下り始めるとすぐ左にギンリョウソウ。沢山ある。

梨の木平に下山
14:15鳥沢方面の下り口。登山道は前日の雨で濡れているので注意しながら歩く。こちらの登山道はツリフネ草が多い。中に珍しい白花ツリフネ草があった。14:35-45水場。水量が多い。登山道が水路になっている場所が少しあったが、注意しながら下る。梨の木平には立派な小屋がある。14:55林道 (前は大月カントリー)。GOLF場の脇を通り、大久保部落に出て 15:40鳥沢駅。15:54発に乗る。電車は結構混んでいて座れない。八王子・橋本で乗換えて、自宅には 17:40着。まあまあの時間に帰れた。41,600歩。

ノスタルジア山行でしたが、扇山までは登山者 2名のみ会いました。あと自転車の 5人。静かな山行でした。まだまだギンリョウソウが元気。扇山からの下山では花を沢山見ました。権現山はいい山ですが、ルンルンではありません。