すぐに道標が出てくる。桧の植林地で、沢沿いに上がる。8:15沢を渡って右岸へ。道標があるが、もっと手前に置いてくれた方がわかりやすい。8:20道標があり、林道からの薄い踏み跡が来る。8:22上に林道が見える。8:25林道方向に道が曲がるので、そちらに行く。直進方向沢沿いにも薄い踏み跡がありテープがあるが、そちらへは行かない。ジグザグで上がるとまた道標がある 8:30。ここは三叉路で林道へ出る道がある。さらに 1-2分あがると林道のヘヤピンカーブの法面の上になる。この林道はツツジ新道への登り口から来る扇山林道で、終点近くだ。
一息ついてから 9:30権現山に向かう。急坂を下って 9:50道標がある。左への薄い踏み跡は曽倉尾根分岐だ。すこし登り、平坦になると曽倉山 940mの山名板がある 9:55。その先にも曽倉山の山名板がある。平坦なのでどこが山頂とも言い難い。薄日が差してきた。10:00右へ下る。10:10浅川峠に到着。お茶を飲んで、すぐ出発。
3人先着していた。ここで昼食にする。今日は暑いので汗びっしょりだが、日が差してないので助かる。ピクニックシートを敷いて座る。風は殆ど無いが 30分くらいすると汗が冷えて寒いくらいになってきた。食事中に 2人上がってきた。南は富士山が見え、北は奥多摩の山々が見える。そういえば奥多摩は久しく行ってないなぁ。12:15出発。神社へ向かって急坂を下る。ヤマツツジがあちこちに咲いている。
神社からは平坦な尾根だ。12:25大窪沢の頭 1245m。熊に会った尾根を登るとここに着く。12:35鍋割沢の嶺 1220m。12:45和見分岐、すみれの丘とあり。右は和見峠に下る。すぐ先が初戸分岐。道標の柱に雨降山と書いてあるが、少し先のアンテナ塔の南側に行くと雨降山の山名板があった 12:50 1177m。東へ向かう。緩い尾根なので自転車の跡が多い。13:10寺入山 1028m。きれいな桧の林だ。960mニックラ山は知らずに通過。13:35二本杉。三本木バス停への分岐だ。道標が沢山あって賑やかだ。三角点 908.9mを探して、タッチ。100m先で用竹への道と別れて南へ向かう 13:40。
南への尾根筋は、昔の炭焼道で掘れていて滑るし、間伐作業中のようで、歩きにくい。13:55保安林改良事業の看板があり間伐作業地が終わった。ここからは道が良くなった。14:00御林峠(十文字峠) 680m。十字路で道標がしっかりある。自然石の道標石があり『南芦垣」北大室山」東棡原」西和見」与左衛門書』とあった。大室(おおむれ)山は権現山で、昔、王勢籠山(おせろうさん)、大勢籠山(おおむれさん)と呼ばれていた。尾続山方面へ向かう。
直進は尾続方面で、我々は右、要害山へ向かう。ちょっと急な下りにはトラロープが張ってある。痩せているところや、小さなアップダウンがあり、14:45植林地の中を進むとトタン屋根の小祠がある。少し下っても同じような祠がある。下の登下 (とっけ) の人の山仕事の祠かな?。ここから短いが急な登りだ。トラロープが張ってあり、山頂は風の神様 540m 14:50。まだ富士山が見える。左へ行く。少し上がって 15:00 570m。下って登下・大倉分岐。山桜の大木があり根元に秋葉大権現の石灯籠(寛政8)がある。ここから要害山への登り道だ。15:10要害山 536m。山頂付近はワラビだらけだ。晋が写真を撮っている間に万はワラビを取る。まだまだ新芽があるのだ。秋葉大権現があり、大倉砦のあった場所だ。富士山から丹沢の山々までの展望が良く、眼下には上野原市街が一望だ。15:20出る。
下りは急で 100mほどはぐんぐん下る。膝が笑う。山は曇りだが下は晴れている。少し緩くなると畑があり、左に回り込むと山神社 15:35。新しい拝殿が出来ている。前に庚申塔などが並んでいた。一番古い庚申塔は正徳元年(1711)で、庚申塔としては古いものだ。庚申塔は三猿が多いが、これは二猿で、主尊は二臂合掌、地蔵でも観音でもないし、釈迦?弥陀?。神社前から左に下り突き当たって左へ。県道に出ると左側に鏡渡橋のバス停があった 15:50。バスは 16:10なので鏡渡橋を渡って登り新井バス停まで行く 16:00。ここでバスを待つことにする。汗びっしょりだ。
バスは時間通り 16:12に来た。途中高校生が乗り込んできた。16:30上野原駅。今は南口側がバス停だ。駅は高校生で混雑。16:39に乗る。前の方に行くとゆったり座れたのでコーヒーと饅頭。高尾で乗り換え。京王 17:06の北野行。北野で 10分くらい待ち、調布で乗り換えて 18:20帰宅。