権現山


中央線鳥沢から北にある扇山の裏側にある山です。ややアプローチがよくなさそうで、行きたかったのですがなかなかその気にならなかった。友人からアプローチに大して問題が無い事を聞いたので行きました。予想通りの静かな山でした。
日時 1994年3月21日
晋 万
万は、以前から行きたかった山、めぐみさんにアプローチの仕方を聞いたので行く事にした。上野原からのバスの時間が決まっているのでそれに間に合うように出発する。上野原 8:28分のバス。用竹に 8:50分着。バスから下りたのは 7ー8人。初め 30分ほどで、750m 位の所から尾根筋に出た。とても良い道。

1000m 位からは平坦。昔、黒部の水平道を歩いた時 「ほうきではいたような良い道」 と言われた事があるが、そんな気持の良い道。落ち葉が深い。どんぐりの芽が出ている。風無し。暖かい。高低差はないが距離はあるので、2 時間半もかかる。頂上の肩の所に神社がある。そこから山頂まで、神社の裏からの登りが凍って滑った。雪は少し残っている所あり。 山頂付近は、ほんの少し 2ー3 日前に降ったらしく、一部残雪がかぶっている。

山頂 11:30着。10人くらい先着。奥多摩の大岳、御前山、三頭山が近い。遠くに雲取山方面も良く見えた。昼食はうどん。帰りは扇山経由鳥沢へ。12:15 出る。下りは急だが、道は良い。落ち葉を踏んで滑り下りる。権現から 浅川峠へ向かう。
浅川峠は、浅川側が伐採地で、広々。扇山への登りも、急だが、一息で着く。山頂 13:40ー14:10 は広々とした茅とで気持ち良い。ソーセージとパンを食べる。中央線の走る谷を隔てて高畑山、倉岳山がそこにみえる。その向こうが道志の山々。ハムやっている人がいた。

下山は登り口から下はゴルフ場 (大月カントリー) に沿って下りる。登り口着 14:50。舗装道が続いて、余り気分は良くない。山から見た富士山は、雪がてらてらと光っていた。鳥沢駅 15:33着。良い山だった。15:31 の立川行きは出たばかりだった。