権現山は、中央線の鳥沢駅から北に大きく見える扇山の奥にあります。比較的静かな山です。この日は、南側の和見から登りましたが普通の案内書通りでは和見まで車道歩きが長いので、甲東学校から桑久保を経て行きました。
京王線若葉台を 6:45 発に乗る。橋本、八王子経由、高尾7:48発に乗って上野原で降りる。上野原から、不老下行きバスに乗り、甲東小学校で下車。沢の左岸を桑久保へ向かう。桑久保は静かな山村。桑久保を過ぎて、和見へ向かう山道に入る。
いわゆる登山道ではなく、桑久保と和見を結ぶ峠道だから道標はない。地図をきっちりチェックしながら歩く。地図上の576mのピーク手前で道が分かれる。右と真ん中は上で合流して、ピークを越えるように向かう。始めそれを取るが、止めて戻る。地図の点線は左の道。 ピークをまいて、切り通しの様な所に出て、それから山腹の東側を水平に進む。道形ははっきりしているが道には草が生えていて余り利用されていない様子が分かる。昔は、しっかりと使われた道だったのだろう。和見まで、1時間ちょっと。逆に和見から桑久保へ向かうときは入り口がわかりにくいので注意要す。和見から、和見峠へ向かう。林道が上の方まで伸びている。山道への入り口に林道工事で、登山道通行止めとあったので、ちょっと気になったが、今日は日曜だし、工事してないわけだと進む。途中、工事中の林道を横切るが、道は、はっきりしている。
用竹への分岐の道標
山頂には、10人ほど先着。6人ほどはグループ、賑やかだった。下りは、用竹へ向かう。道はすこぶる良く、快調。直接用竹には出ずに墓村を回る。この辺は、大きな家が多い。昔は蚕で栄えたのだろうと思う。墓村の、一軒の農家は、素晴らしく美しいかったので写真を撮る。バス停の正面に、200mほど戻った所に売店有りと書いてあったので行って少し野菜を買う。座って、お茶と御菓子を貰って、喋りながら食べさせてもらったじゃがいもはとっても美味かった。