石砂山・石老山
ここのところ天気予報がよく外れます。2-3日前までは雨の予報だったのですが、前日の予報では快晴です。急だったので、冬用にとっていた石砂山に行くことにしました。ここだけでは短いので、石老山にも登ることにしました。前夜雨が降ったので、登山道は濡れていると思いますが、笹が無いことを願います。
日時 2007年1月27日(快晴)
晋 万
ここから入ります
三ヶ木から月夜野行きのバスは 6:55発。それに合わせて若葉台 5:56発に乗る。三ヶ木行きのバスに乗ると我々以外の登山者は 3名。そのまま月夜野行きに乗る。前夜の天気で人が少ないのかな?。7:05青野原下車。バス停付近には庚申塔・二十三夜塔・道祖神等がある。
新道を渡って下り、吊橋を渡るとすぐに石橋(牧馬大橋)で、すぐ上にも石橋(牧馬橋)が見える。最初に渡った橋のすぐ上に、大滝入口の看板がありここから入るので、身支度をして出発。入ってすぐに下るトラロープがあり沢を下って対岸に行く 7:30。対岸にはスズランテープがある。昨夜の雨で道は濡れているし、ガスが出ている。ガスがかかっていて一寸幻想的な感じ。
冬の陽だまりか行くの感じ
急斜面を適当に踏み跡をたどって登ってゆくと、ジグザグ道があったりして 7:40 280Mの平坦地。日がさしてきた、7:45出る。真っ直ぐあがって 300Mの尾根。森林公社の杭。右へ登る。笹を避けて右寄りに上がって尾根に出た。笹はたいしたことは無いが昨夜の雨で濡れているので。尾根は雑木林。向かいの石切り場の仕事が始まり、ガンガン音がしだした 7:55。一寸休んで 8:00出る。500M級の山なので、ゆったりした気分。
5分ほどで、400Mの尾根、植林地の中。425M 8:10。早いし木陰で寒い。藪道を歩いて、410M圏 8:20。やや左寄りに行く。真っ直ぐ行かないように注意。この尾根には大きな枕状溶岩がある。406M 8:25。右前方に石砂山が木の間から見える。400M圏は平坦尾根になり、右に曲がる。突端に大きなモミの木が見え、藤野町基準点 NO.20 の丸い金属標識がある所から左へ下る。入口付近には赤・黄色のテープが巻いてある。
左前に石砂山が大きい 8:35。8:50 401M、左からの大きな尾根に踏み跡が来ている。8:55 鉄塔巡視路が横切る。少し上がって、左から来る尾根に会う 400M 9:05。尾根上にも踏み跡があり。右へ行く。最後の登りは雑木林の急登。日が差して気持ちが良いが、斜面は滑る。四つんばいになったりする。中段で少し楽になる。
山頂から焼山方面
9:25 石砂山 588M。東海自然歩道が通っているので、山名板・ベンチもある。天気も良くてしっかり汗をかいた。お茶を飲んで少し休憩。木の間から大群山と右に富士山がチラッと見える。ベンチが 2ケあり、東海道自然歩道の大看板がある。道志側は開けて焼山とその左に三峰が良く見える。西峰は省略して 9:35出る。道は良く歩かれているので綺麗。
30-40M 進んで、ピンクの紐が巻いてある場所、少し先に赤テープがある踏み跡を右に下る。ずるずる滑る急坂を木を持ちながら下って、やっと楽になる 9:45。496M 手前で右への分岐があるが、尾根を行くと 496M 9:55。鳥の声が聞こえる。カラ類が多いので、双眼鏡を出して見る。ヒガラ・コガラ・エナガなどで、すぐそばまで来る。450M 手前でも右への巻き道があるが真っ直ぐ上がる、450M 10:15。
県道からの登りは大変
次の 450M は、右に巻くことにした。巻き終わると牧馬峠 10:25。県道が通っているので、車がそこそこ通る。県道を少し右に行って、石老山に向かう。カーブミラーが3ヶある所の真ん中付近に踏み跡があるので取り付く。結構急登だが踏み跡がありそのうち緩くなる。途中上着の忘れ物が木にかかっていた。上がって、わずかに下った鞍部に石祠、安永二年、山岳安全祈願の木札が入っていた、10:40-45。又、少し上がって下りて、本格的な登りにかかる。ここから最近間伐したような場所もある。10:55 500M 圏の小ピーク。
11:05 左右に伸びる綺麗な道に出た。どうやらこれが東海道自然歩道かな ?。下山地点の印もない ?。見下ろすと尾根上だけが雑木で、左右は植林地。石標あるが何も書いてない。割と良い道なので、東海自然歩道と思って右に少し進むが、道は段々悪くなってくる。どうもまずいので、尾根に上がることにして、少し戻り、適当な所から上の鞍部に上がった。上がると、尾根上は美しい道がある。こちらが東海自然歩道の道だった。
しばらくすると東海自然歩道の道標があった。が、朽ちかっている。11:25 篠原と大明神の分岐。大明神からの道は更に綺麗で、道標も綺麗。すぐに山頂方面から下山者に会う。賑やかな声が聞こえる。11:30 石老山山頂。沢山の人が食事中。我々も蛭ヶ岳を正面に見ながら昼食。団体がいて賑やか。白馬尾根も見える。今日歩いた稜線も良く見える。富士山も右横に見えるが、雲に覆われている。ゆったり食事して 12:20下山開始。
石老山山頂
今まで歩いた道よりはるかに良い道を歩く。12:45大明神山。祠あり。相模湖ピクニックランド方面がよく見える。すぐに展望台 12:50。360度の大パノラマだ。道志の山・奥多摩・高尾・大菩薩・すぐ下に相模湖。相模湖駅の雑木で作った絵文字も良く見える。団体さんが出発するより先に出る。しばらくすると、植林地になる。
13:15林道に出る。キャンプ場で、大団体の人達を追い抜く。13:20車道に出た。後はバス停に向かって歩く。途中に渡船乗り場があるが、乗らない。13:35相模湖ピクニックランドバス停着。三ヶ木行きは 13:46発だったので、三ヶ木に出ることにした。バスは時間通りに来た。三ヶ木から14:00発のバスに乗って橋本へ。この時間は乗って来る人が多い。14:45橋本着。15:00発の電車に乗り、自宅には15:30着。まだ明るい内に帰宅出来た。
低山は、尾根や沢のいり込みが複雑で、現在地を確認するのがやや厄介ですが、尾根を歩いている限りは心配ないし、間違えても難しいことにはめったにならないから安心です。だけど、低山なので、藪もバラ類が多く気をつけなくてはいけませんでした。今日のような、天気のいい日の、冬の低山は、とっても気持ちがよいです。時間にも押されないし、のんびりした山行でした。今度は、低山に行くときは、コンロを持っていって、一寸料理をしてみましょう。最近は、山で料理をすることが、殆ど無いのです。