岩殿山 (いわどのさん)

中央線に乗っていると、大月の北側に見える岩山です。戦国時代に武田の武将であった小山田氏が城を築いていました。武田勝頼が敗戦後岩殿山に逃げようとしたが小山田氏に拒まれ結局景徳院で死にました。低い山ですが富士山の展望がよいのです。
日時 1999年11月5日(金)
万 Sさん 大月市が募集の人たち
大月駅、9:00集合なので、若葉台 7:02に乗るつもりで、自宅を出たが、若葉台始発の一本早い電車に乗れた。普通の日なので、通勤客が沢山乗ってくる。橋本発 7:25に乗る予定。いっしょに行く Sさんとは電車の中で待ち合わせの予定。Sさんは、早く着いたそうで、橋本駅で持っていた。

八王子からは、甲府行きの 7:48に乗る。大月には 8:44着。受付を済まし、今日の予定の説明を受ける。52人の予定が、まだ 10名来ていないとか。

9:18 先に出発する。今日の最高齢は、84歳のお爺さん。9:38 岩殿山の 「ふれあい館」 着。結構急登な階段の登り。天気がよいので途中から富士山がくっきり見える。ここで 10:00 からプラネタリュウムを見る。写真を撮ったり、館内を見学しながら待つ、10:00 - 10:40 まで星座と、2400年の仮定の宇宙旅行を観賞する。中には、いびきをかいて寝ている人も数人いた。終わって大月の観光ビデオを見る。

山頂直下にある用水池
11:00 山頂に向かって登る。途中桜の木が多い。ここからも急な石段。11:25 山頂着。この山も山梨百名山。山頂からも富士山がよく見える。ここで 12:45まで各々が昼食にする。12:10 峰火台がある場所に行く。今は TV アンテナが建っている。ここは景色が見えない。その後、山頂直下にある、用水池 (亀の池、馬洗池)を見学する。12:45 集合して、学芸員さんに岩殿山についての説明を聞く。岩殿城は、岩城の三名城の一つとか。後は、吾妻城、と、久能城とか。

13:00 山頂を出発する。くだりも結構急坂なくだり。84歳のお爺さんも元気に歩いて下山。13:30 真蔵院にある七社権現立像を見学。一刀彫の立派な権現像が七つ (日光、蔵王、山王、箱根、熊野、伊豆、白山) これを、参ると七つの権現をお参りしたことになるとか。

桃太郎伝説(鬼が刺した槍)
13:50 猿橋に向かって出発する。途中大月桃太郎伝説の場所にも立ち寄る。桃太郎に関係ある地名 (百蔵山は桃。犬は上野原の犬目。鳥は鳥沢。猿は猿橋。鬼は九鬼山。)行った場所は、岩殿山から、鬼が投げた石の枝が突き刺さって居る所だそうだ。この場所の地名を石動と言うとか.面白いね。

14:25 猿橋着。日本三奇橋のひとつ。久しぶりに見た。Sさんは初めてだそうだ。二つ(錦帯橋、猿橋、)はいつも同じだが残り一つは、祖谷のかずら橋か、木曽の桟(かけはし)を入れる。今日は木曽の方を入れていた。橋の周りは、紅葉が始まっていた。

14:55 最後の見学場所郷土資料館に行く。学芸員さんに説明を受ける。岩殿山が大昔は海の中だったこと。笹子寄りにある NEC の研究所は、昔の遺跡 (原平遺跡) で弥生式の結構立派な壷、矢じりなどが発掘されたとか。一階は、大月出身の山岳写真家の白旗史郎の写真展が行われていた。秀麗富獄十二景を撮っていた。十二景とは、( 雁ヶ腹摺山、牛奥雁ヶ腹摺山、大蔵高丸、滝子山、奈良倉山、扇山、百蔵山、岩殿山、高畑山、九鬼山、高川山、本社ヶ丸 ) で全部大月の山とか。奈良倉山の行き方を教えてもらう。どこから撮っても富士山は素晴らしく綺麗だね。ここに昔の猿橋の羽根木が展示されていた。昔はこの位の大木があったが、今は中に鉄板が入っているそうだ。今のは昭和 59年に改築された橋だそうだ。

15:45 に資料館を出て駅に向かう。猿橋駅には 16:00着。駅は改築されて綺麗になっていた。ここで解散し、16:20 発の電車に乗り、八王子から茅ヶ崎行きがあったので、この電車に乗る。Sさんとはここで別れる。18:15 自宅に戻る。今日は風も中う暖かい一日だった。万歩計 22500歩。