陣馬山


午後から下り坂の天気予報なので早めに帰って来るつもりです。陣馬山に藤野から登ることにしました。藤野から入ってイタドリ沢の頭に登り、一旦下って栃谷へ、栃谷から栃谷尾根に上がって、陣馬山に登ります。明王峠から下り、矢の音に登って南尾根を下り、相模湖に出ます。雪はあっても少しと思いますのでアイゼンは持ちませんが杖を持参しました。
日時: 2021年1月26日(曇)
晋 万
6:11に乗って出発。京王線は乗客は多い。調布乗り換えも立っている人は少ないが座席は満席。緊急事態宣言出ているが去年の 4月ころに比べると人は多い。慣れてきたんだろうね。分倍河原で空いた。高尾 6:54着。JRの 7:07発はもう入線しているので乗り込んですぐおにぎりの朝食。高尾を出ると山の木に霜が付いているが雪は無い。アイゼンを持って来なかったので少し気になるが、この様子なら山頂付近で少し雪程度だろう。

藤野駅 7:20。東芝エレベーター行きのバスが出ている。近くに工場があるのかな?降りた人が多い筈だね。準備して 7:30出発。線路沿いに相模湖方向へ少し行って、左へ踏切を渡り沢井トンネルを抜ける。少し下って右に階段を下る 7:40。車道に出て右へ。中央電子を過ぎて 200mで右に住宅地があり、緩く右に曲がる。その先で道が左に曲がるところの左上に道標があるのが登山口 7:45。そこから上がる。イタドリ沢は漢字で虎杖沢と書いてある。良い道だ。5分で鉄塔に到着。広々した台地だ。ここでシャツを脱ぎ、手パッツして 7:55出る。8:05滑りやすい坂道にはロープがあった。上がると登山道わきに動物の巣穴みたいな穴があった。

8:10左からの道。木で止めてある。8:15 400m付近。青頭の杭があり、木にペンキで周山と書いてある。急登を上がると青い道標がありイタドリ沢の頭を指す。左に進み、緩く上がるとイタドリ沢の頭に到着 8:30。二等三角点だ。ベンチがある。植林地の中を良い道が続き 2-3分で奈良本峠。栃谷へ 1.1kmの道標があり、戻り気味に下る。良い道だ。8:45道標があり右に曲がる。この辺りから道は細くなる。栃谷川に下って橋を渡る 8:50。登って行くと右に家があり、大きな洞のあるケヤキの大木があった。直進して車道にでると 8:55。

狭い急坂を上がる
右へ行く。9:00陣渓園通過。200mほど行くと旧姫谷鉱泉の家がある。その手前に左へ上がる踏み跡がある。これかなと思ったが、おぼつかない道なので更に先へ行く。旧姫谷鉱泉を通り過ぎたところで奈良子峠への道を右に分ける。行き過ぎと分かったので戻って先ほどの踏み跡から取り付く 9:10。急斜面にジグザグの踏み跡だ。落ち葉があり霜もあるので注意しながら上がる。ロープがあるので助かる。ロープが無くなっても急斜面の長いトラバースがあり、注意して上る。ここも以前はロープがあったようだ。9:15尾根になって少し楽になるが引き続き急だ。9:25やっと平坦なところに出た、480m付近。どうやらここがテレビのアンテナがあった所らしい。ホッと一息する。暑くなったので手パッツを外した。

あとは尾根を辿ればよい。9:30仕事道が左右に横切る。600mくらいで道は左にトラバースして行くが、すぐ上なので膝丈の笹の中を直登した。9:45栃谷尾根の 620mに到着。太い木にテープが三本巻いてあるところだ。笹の踏み跡を右に下ると 620mを巻いてくる道と会い、陣馬山 1.4kmの道標があった。巻道の方が本来の登山道だ。620mに直登せずに左へトラバースを辿ればこの登山道に出て 620mは巻いたのだ。ここからはすごく良い道だ。しばらく平坦な尾根を進み、陣馬山への緩い登りになる。9:55伝道分岐。10:00 陣馬山 0.9kmの道標。10:15 陣馬山 400mの道標。10:20 あと200mだ。階段を上がり、雪道になる。平坦になった先が栃谷尾根分岐点。7-8cmほどの雪がある。

雪の陣馬山到着
2-3分で陣馬山山頂 10:25。2-3人が先着している。まだらに雪があり、高曇りで日は差してないが、風が無いのでそれほど寒くはない。残念ながら富士山は見えなかったが近場の山々は良く見えた。明王峠方向は所々雪があるので杖を出し 10:35出発。今日は人も少ない。雪道も氷ってないので助かる。アイゼンを手で下げている人がいるが、付けたり外したりで忙しいだろう。11:05陣馬の湯方面分岐。11:10明王峠に到着。数人いた。少し早めだけど昼食にする。陣馬山方面に行く人たちが出て行ってベンチが空いた。風が無いので寒くない。ゆっくり食事して、11:50出発。与瀬神社方向へ下る。

12:00白百合姫の塚。12:05林道を横切る。12:15イタドリ沢の頭方面分岐。その先で矢の音へ登る。薄い雪を踏んで 12:20矢の音山頂。ここから南尾根を下る。杉林へ下る入り口の笹道の雪に登ってきた足跡が一つあり。12:25出る。下り始めると笹も雪もすぐ終わり植林地の中の急降下になった。5分ほどで一旦平らになって 12:35岩のところを通過。少し上がって 12:40 550m。ずっと「神奈川県水源の森林」の赤頭の杭が続く。12:40 480mで右に尾根が分岐、左寄りに進む。右方向にも黄色いテープがあった。下って行く植林地の下生えの木が冬枯れ状態だ。400mの鞍部には左から上がってくる苔むした階段の古い道あり。緩く上がって平坦になり右へ進む。

旧甲州街道の一里塚に出た
13:00尾根の分岐。赤頭の杭が二本ある。ここは左へ行くはずなのだが道がない。右方向には踏み跡がある。少し戻ったりして、左へ下る道を探す。万が分岐の左の藪の中に踏み跡を発見。始めは藪だが、下るとすぐにはっきりしてきた。13:15 昭和56年の植林の白柱がある、370m付近。ここから尾根は左寄りになり、少し下で広葉樹になった。枯葉で滑る急斜面だ。13:20鉄塔。右方向を万が偵察すると墓地があり降りられる。でも尾根の踏み跡を直進することにした。すぐ与瀬一里塚の広場に出た。テニスコートが 2面位は楽に取れそうな広場だ。西から来る一間幅の舗装路は旧甲州街道らしい。

あたりの様子を確認してから 13:25出る。階段を下って左に行く。沢に出るとハイキングコースの道標があった。豊橋鉄道とあるので旧甲州街道歩きツアーの道標だろうが、沢には橋も無いし、街道歩きの人にはちょっと面倒なところだろう。沢を渡って上がると林道に出た 13:30。右に行くとすぐ国20号。高速の下から階段を上がり 13:40与瀬神社の大鳥居の前を通り 13:45相模湖駅に到着した。着替えなどして 14:08に乗る。早いので学生はいない。高尾で京王線に乗り換え。15:25帰宅。


4時間半+昼食時間くらいで行けるかなと思ってましたが 1時間ほど余分にかかりました。イタドリ沢の頭を越えて栃谷までの道は良い道でした。栃谷から 620mへの取り付きはなかなか厳しいです。栃谷尾根はすごく良い道でした。矢の音南尾根も分かりやすい尾根でしたが、最後の尾根分岐を左に下りてから、鉄塔直前の下りは枯葉の急坂で滑りやすくて嫌な道でした。動物の貯め糞(狸かな?)が沢山ありました。天候を心配しながらの山行でしたが、結構人がいました。陣馬山から明王峠以外は静かな山です。里山なので道は縦横にあるようで、冬の日だまり山行に良さそうです。