中宿南尾根から北高尾


今日は城山病院から中宿南尾根に入って、八王子城跡の富士見台に登り、北高尾を歩いて堂所山へ、そこから景信山へ行って、小仏方向に下って、そのまま東尾根を下る予定で出発しました。天気予報は風が強く午後から曇です。
日時: 2021年2月17日(晴)
晋 万
5:00起床、準備が早くできて、朝食もして、出る。予定の一本前の 6:19に乗れた。多摩川を渡る時、丁度日の出 6:28。早かったので調布の乗り換えはゆっくりで 6:44に乗る。高尾 7:17着。登り口迄歩いても 30分くらいだがバスがあるので乗る。1番乗り場に行くと長い列だ。でも我々が乗るバスに乗った人は 4人だけだった。バスは 7:28発、4-5分で宮の前に着き、下車。バス停前で準備して 7:35出発。バス停の駅よりの道を城山病院に向かって入る。御霊谷 (ごれいや) 川沿いの昔ながらの集落の道だ。でも左上には新しい団地が見える。7:45神社があったので参拝。境内にケヤキの大きな木があった。この付近で御霊谷川は終点になる。少し先で中央高速の下をトンネルでくぐる。

尾根末端の駐車場の脇から登る
すぐ城山病院の第 3駐車場がある。予定の中宿南尾根はここに下りてきている。藪の中に踏み跡?らしいのがあるがあやふやなので少し先まで行ってみた。奥に第 1駐車場がありここから左に登れるかなと思ったが急斜面で踏み跡も見えないので戻り、先ほどの尾根末端から入ることにした。駐車場で準備してあやふやな踏み跡から入る 7:55。はじめは藪。倒木を跨いであがり、1-2分ほどでまばらな笹の中で、何となく踏み跡らしくなり、じきにしっかりした踏み跡になる。古いテープがある。左に高速の音がする。8:10 260m圏で右寄りに下る。高速から離れて音がしなくなった。8:20 270m圏で左に行く。明瞭な尾根で右からも踏み跡が来ている。

8:25 300m圏、右に曲がる。少し行くと短い階段があって、上がると310m圏で、左へ行く。緩く左に曲がって南向きになり少し上がると 342m 8:40、右へ行く。左方向は木を置いて止めてあった。下って来た時に直進しそうになるからだろうが、里山なのでこの尾根も下れる筈だ。少し進んで岩のあるところから下って上がると 350m圏 8:45。最後はずるずるした急な登りで 8:50登山道に出た。境界見出標 252のところで、下り口に枯れ木に注意の小さい看板がある。ここから左に下れば小仏関所跡付近に出る。我々は右へ向かう。9:00太鼓曲輪尾根分岐 410m圏。9:10 荒井・摺差分岐 421m。女性が 2人登ってきた。すぐ御主殿跡方向の分岐。

次の 530m圏の山は 500m位まで上がってから南側を巻く。巻き終わって少し平坦を行き 510m位から登りになる。小下沢 (こげさわ) へ下る分岐があり悪路と書いてある。そこから富士見台はすぐ。9:35富士見台 550m圏。富士山は雲を被っていた。後ろから男性が 1人来て、我々を抜いていった。ここまでちょいちょいで着くと思っていたので、思ったよりもきつくて疲れた。でも、ここから北高尾だ。堂所山まで 6km。

下って上がると杉沢の頭 9:45、三等三角点 547.6m。下って登って 560m圏 10:00。また下って登って 562m 10:15。下ると林道に出た、高度500mくらい。林道と尾根通しと左の巻道とがあったので巻道にしたが 100mも行かずにまた林道に出た。小下沢林道への下りが分岐する。ここから山道に入るが林道と付かず離れずだ。前から 1人来て、すぐに又小下沢林道への分岐がある 10:25。小下沢林道へはこちらが 2.5万図の破線路だ。ここから登りになって 10:35 560m。少し下って登ると 580m 10:40-45。水呑んで干しマンゴーを食べる。緩く上下してから上がると杉の丸 612m 10:50。下って登ると黒ドッケ 620m圏。ここから夕焼け小焼けへの道が分岐する。富士見台 2.9km/堂所山 3.1kmなのでちょうど中間地点にあたる。

下って登ると 610m圏で明るい雑木林になった。緩やかに下る途中で 1人会う。少し登ると大嵐山 580m圏 11:20。緩く下って 11:25鉄塔。ぼちぼち昼食と思うがここは風がある。前方の山に明るそうな雑木林が見えるので登る。上がると三本松山 590m 11:35。南側が桧林で日当たり悪い。前方の山がよさそうなので更に進む。緩く下って上がり 611mの北側で昼食にした 11:40-12:25。雑木林で日が良く当たる。西風なので東斜面は風もあまり来ない。暖かで良かった。

食事を終え関場峠へ向かう。下りで上がってくる女性 2人とすれ違った。左下に小下沢林道の終点が見えると関場峠 550m 12:30。ここから 180mの登りだ。堂所山への登りはきついと覚えていたが、一気に登るのではなくて途中に緩いところがあり、少し上がっては休むので思ったより楽だった。13:00堂所山 733m到着。御料局の三角点がある。東へ下って景信山へ向かう。巻道があるところは巻いていく。673mを巻き終えて 650mの鞍部から道標は無いが右へ入る踏み跡があった。

宝珠寺の巨樹のカゴノキ
これも巻道か?と入る 13:20。入り口の木に巻いてある赤テープに「→鉄塔」とあった。13:25右下に鉄塔が見えた。道は高度 620-30mのところをほぼ水平に進んでいる。尾根を一つ乗っ越すところで尾根上に踏み跡が上下にあったがそのまま尾根を乗っ越して直進する。以前にこの道を歩いたときはここから上がったと思う。13:30道が登りになった、696m標高点の真南の高度 620m付近と思う。そのまま緩く登って 700mから南西に伸びる尾根に出た 13:35、高度 660-70m付近。若い男 2人いたので万が景信山はこれで行けるかと聞くと、上を指す。尾根伝いに少し上がって右にトラバースし高度 680m位のところで登山道に出た 13:40。先ほど乗っ越した尾根を下っても、最後に上がった尾根を下っても、どちらも底沢に下れるらしい。

平坦なところを過ぎて登ると景信山 13:50-55。数人が休憩中だ。関東平野は一望で、綺麗に見えた。反対側に行くと富士山も雲がとれて頂上付近まで良く見えた。始めの予定では東尾根を末端まで下って日影に出るつもりだったので東へ下る。ひと下りして 14:05小仏と東尾根の分岐。東尾根方向は小下沢林道が通行止めなので止めてある。今日は結構疲れているので小仏へ下ることにした。道はすごく良い。快適に下って 14:25車道に出た。バス停に向かって歩いていくと右に宝珠寺 14:30。橋を渡って入って行くとすぐ右上に本堂が見え、その下の崖にカゴノキの巨樹がある。踏み跡がすぐそばまであるので行って触った。大きな木で元気だ。道に戻ってバス停はすぐ先だ。

14:40バス停に着くとバスが出て行くのが見えた。次のバスは 15:10。下りは思ったより楽で、元気が出たので、少し歩いて小下沢林道入口の東尾根への取り付きを確認することにした。以前、登った時に、取り付きの木下沢梅林の駐車場が、資材置き場に変わっていたので、入り口が閉まっていると入れない可能性がある。14:50木下沢梅林方向へ入る。高速の下を通って梅林前に行くと資材置き場は以前よりもがっちりと閉まっているが、その先のフェンスのところが通れそうだった。梅林はまだほとんど咲いていなかった。どうやら開園は 3月らしい。時間を見るとバスに乗れそうなので 15:00戻る。15:05日影バス停。バスは時間通り 15:13に来た。釣り場にいた人など数人が乗った。

15:30高尾駅。15:46の京王線に乗る。調布乗り換え。16:50帰宅。


結構疲れたので景信山の東尾根は省略しました。もし下っていたら尾根末端から道路に出るまで、フェンスの出口を探すのにちょっと苦労したかもしれません。午後からも晴れて天気が良く、良かったです。中宿南尾根は典型的な藪の里山で 1時間くらいで登り切りますが気持ちよく歩けました。登山道に出てから富士見台まで、すぐだと思い込んでいたので気分的にきつく、富士見台で今日の山行は終わりみたいな気分でした。堂所山までの北高尾は低い割に上下が多いので比較的人が少ない尾根ですが、今日は八王子城跡方面に向かう人が 7人もいました。冬は登山する人が多いのかな?。最期はカゴノキも見て満足でした。