北高尾・大嵐山


先週の鞍骨沢左岸尾根に引き続き北高尾の支尾根です。今日は夕焼け小焼けから大嵐山北尾根を登ります。大嵐山からは堂所山に行き、奥高尾から高尾に向かう積りです。
日時: 2025年2月13日 (晴)
晋 万
赤テープがある登山道入り口
4:20起床。準備して 5:32に乗って出発。気温は 13-14度まで上がるが午後遅くからは北風が強くなるとの予報だ。調布から並んで座れた。府中からは空く。今日は電車も遅れずに高尾駅に着き、バス乗り場で朝食するが、昨夜少し雨が降ったようでベンチが濡れている。立って食べた。6:47陣馬高原下行きのバスに乗る。登山者がそこそこいる。7:10夕焼け小焼け着。降りたのは我々のみ。先週よりも暖かいのでバス停で上着とシャツを脱ぎ、手パッツして出発 7:15。

進行方向に行き、橋の手前で左折し北土代沢林道に入る。ゲートがあり、少し行くと林道が分かれるので右に行く 7:20。左の法面は石垣。一か所上がって行けそうな所があったが、さらに進むと石垣が 50cm位まで低くなっている所があり、赤テープがある。ここが取り付きだ 7:25。始めは藪の急坂だが上がると踏み跡が出てきて 3-4分で尾根に出た。はっきりした尾根筋だ。急坂で落ち葉が多く、滑って登りにくい。道の脇に大きなモミの木があった。急登は 5分ほどで緩む。さらに 5分ほど尾根を登り、山腹のトラバースになり、7:40また尾根に出た。

綺麗な植林地を登る。7:50平坦になって右側は広葉樹になる。2-3分でツチラ山 470m。少し下り、しばし僅かな登り下りの尾根を行く。8:00植林地を出る。その上で笹が出てきた。背丈の笹を抜けるとまた広葉樹の林になる 8:05。左右からの支尾根を合わせて少し登ると大嵐山に到着 8:15 580m。堂所山に向かう。

大嵐山に到着
下って 8:25鉄塔。小下沢林道から上がって来れる筈なので道が来てないかと鉄塔の下まで降りてみた。道は見えなかったが急斜面の植林地を 50mほど下れば良いので、その気になれば行けると思う。鉄塔の下は急斜面だが埋もれかけたプラ階段があった。戻って 8:30出る。8:35三本松山道標。8:40昼ごはんの山 611m、北高尾を歩くとこの辺りで昼食になることが多いので昼ごはんの山と言っているが、三本松山は多分このピークだと思う。

下って関場峠 8:50。少し上がって小コブは右を巻く。平坦をすこし進んで、道標のところから 30m程上がると道は左に曲がる。ここが便楼沢左岸尾根との合流点で 630m 9:05。9:10鞍骨沢左岸尾根との合流点 680m。緩く登って、西からの尾根と合流して左へ向かい、9:20-25堂所山 733m。今日はここが最高点だ。木の間から富士山が見えた。分岐点で、城山に向かおうか、と立ち止まって相談していると後から走る人が来た。今日初めて会った人だが、後から人が来るとは思ってなかったのでびっくりした。陣馬山方向へ下って行った。我々は東へ下り、巻道との交点 9:30。意外と早かったので、城山で昼食をとることにして出発。

城山からの富士山
ここからは歩き慣れた道だ。9:45白沢峠。桜の木のところから巻道にはいる。この後はほとんど巻道を行く。早いからか高尾方面から登山者には時々会うくらい。右手に木の間から富士山が見える。景信山は巻くことにして 10:00巻道に入る。入口に森林整備作業中と書いてあり、歩いている間チェーンソーの音が聞こえたが作業は見えなかった。10:10巻き終える。10:15 671mの下を通過。底沢への 492m点尾根分岐だ。下って 10:25小仏峠。この下りは滑りやすくて嫌な道だが今日は問題なかった。10:40城山巻き道に入る。入口は以前は止めてあったのだが、もう外してあった。10:45お寺から来る 510m点尾根の合流点から登山道に上がる。この付近も伐採してあり、踏み跡は刈り払いしてあった。

10:50城山到着。今日は空気が澄んでいるので、まずは富士山だ。西側に行くと富士山が綺麗に見えた。東京側は靄っていて筑波山やスカイツリーは見えなかった。スイセンはまだまだ芽が小さいがヒメリュウキンカの黄色い花が咲いていた。南西側の日が当たって暖かいところで富士山を見ながら昼食。ロウバイが 1本あって満開で良い香りが流れてきた。食事中に相模湖方面からの登山者が 10名くらい登ってきた。暖かいのでのんびり食事して 11:45出発。富士山を堪能したので、今日はもう見なくてもよい。

久し振りに見えた琵琶滝
この先も巻道を選ぶ。八丁平迄も巻道を選んで歩き、八丁平からはトイレ脇から入って最近いつも歩く巻道を行く。12:05日影林道方向分岐、止めてある。12:15登山道の大垂水峠方面分岐に出た。まっすぐ上がるともみじ台だが、上がらずに北側を巻く。12:25作業道分岐。すぐ山頂への分岐に着き、右へ行く。12:30稲荷山コース分岐。そのまま 5号路を進み 12:35琵琶滝分岐から琵琶滝方向へ下る。

始めは長い階段。12:40階段が終わり、右に少し行って沢筋に降りる。12:45稲荷山から下って来る道と合流。小沢を一つ渡って、琵琶滝の沢にでて、沢沿いに下る。道が良いので快適に下る。今日は登山者は比較的少ない。13:00硯石。13:15琵琶滝。木の葉が落ちているので、滝と注連縄が良く見える。13:20登山道入口に到着。車道を下って行くと左上をケーブルカーが上がって行く。13:30ケーブル駅。3分で高尾山口駅到着。

13:37の各停に乗る。北野で乗り換え。時間が早いので本線の特急も混んでない。コーヒーを飲んでゆったり。調布で乗り換え。14:50帰宅。


大嵐山北尾根は、はっきりした尾根で、迷うところもないし、岩なども無くて、歩きやすい尾根でした。下りにも使えそうです。大嵐山からは先週とは逆に堂所山に上がり、奥高尾を歩きました。夕焼け小焼けから城山まで 3時間半くらいで着いて、思ったよりも近かったです。午後からは北風が強くなるという予報でしたが、強くなるよりも前に下山できました。今日は富士山が良く見えて良かったです。下山してから京王線に乗って遠くを見ると強風の為か山々が土埃?でかすんでいました。まだまだ北高尾・奥高尾の支尾根はありますので、又行くチャンスがあると思います。高尾方面も今日は人が少なかったです。暑くもなく寒くも無いので、休憩が少なかったので、早かったのかな?。