甲東不老山


1月下旬になりましたが 2003年の初山行です。年末から二人とも用事があったリ、忙しかったり、今年に入ってからは、二人とも風邪を引き、なかなか行くことが出来ませんでした。2ヶ月振りの山行になりました。今年は雪が多いので、何処に行っても一寸した雪の山行が出来ます。久し振りなので、軽くという感じで、甲東不老山に決めました。時間があれば、和見から、芦垣尾根の隣の尾根から尾続に下りる予定です。天気は昼まで良いそうですが、夕方から下り坂になる予報です。保って欲しい。
日時 2003年1月26日(快晴後薄曇)
晋 万

不老下行きのバスの時間の関係で、若葉台 7:19発。日の出が大分早くなった。橋本、八王子で乗り換え 八王子始発 8:05、上野原には 8:37着。登山者は 10人くらい降りた。この電車では、飯尾行きや無生野行きには乗れない。何処に行くのかな ?。電車はそんなに込んでいなかった。登山者はまあまあ。車内で朝食。冬は登山者が比較的少ない。不老下行きのバスは 8:42発。乗客は我々のみ。運転手さんと話しながら行く。昨日乗せた人が扇山の山頂は雪が 30CMあったと言っていたそうだ。

9:05 不老下着。準備をして 9:10 出発。すぐ傍の雑木林にジョウビタキ他の鳥が沢山。一寸棚頭方向に歩いて、道標に沿って上がって行く。9:25墓地の上から山道に入った。すぐ雪道になる。じぐざくの山道。9:40 桑久保からの道と会う、中風呂・西不老の分岐で道標がある。9:50 金刀毘羅権現。木が切ってあるので、景色が良く見える。すぐ下の景色が綺麗。中央高速も見える。正面に富士山が綺麗。前に三つ峠・黒岳其の他の山が良く見える。桜の木が植えてあるので、桜のシーズンには綺麗だろうなー。写真を撮って先に進む。10:10 右からの道をあわせる。雪は 5-6CM。以前は藪道だったそうだが、ほとんど植林地の中の道を歩くので、その様には感じない。

山頂から富士山を望む
10:25 不老山山頂 839.4M。道標が3本も立つ。南は雪が溶けているが日陰は約 10CMの雪。富士山が西に良く見える。山頂の西側は植林地。南から東が開けて景色が良い。眼下に談合坂 P.A、そのずっと向うに蛭ヶ岳と右に桧洞、その右に大きく大群山。10:35 出る。権現山、高指山方面に向う。北側は雪 15CM。天気はよいが、やはり 800M位になると一寸寒い。スパッツをする。道は少し藪ッポくなった。夏は藪道か ?。雪道にはトレールがある。昨日歩いた人がいたのかな。一寸助かる。11:00 高指山 911M。林の中の山頂。今日は、和見峠から和見に下りる予定。高指山からは笹が出てくる。快適な雪道。周りは殆ど植林地だが、手入れが行き届いている場所と全然してない所もある。全体に手入れをしてないところの方が多い。そこそこにテープ等の標があるので安心。11:25 棚頭への分岐。867M は山頂を踏まずに左を通る。

11:30 和見峠。旧道よりは下になる。綺麗な林道が通っていて、使用するのか除雪もしてある。ここで食事をする予定だったが、あきらめて先に、林道を暫らく歩く。11:45 旧登山道の道標。昔和見から権現山に行ったときに歩いた旧登山道は、今は危険に付き通行禁止となっていた。ここで昼食にする。天気も良く、風も無く気持ちが良い。久し振りのお握り等の昼食。美味かった。ジョウビタキが近くにいて、あっちに行ったり、こっちに来たりで、食事中楽しませてくれた。上のほうには、小鳥の群がいるのか、鳴き声が絶えずしている。

12:15 和見に向って山道に入る。すぐ杉の伐採地を下る。山道にも木が倒れているので歩くには注意が必要。万時々転ぶ。伐採地を終ると植林地。ここは綺麗。ぐんぐん下る。12:30 又、林道に出る。暫らくすると人家。男の人に出会う。黒い犬を見なかったかと言われる。今日始めて人に会った。神社の前を通って 12:50 墓村方面に入る。天気が良いので気持ちが良い。12:55 墓地の脇を通って林道に入る。墓地の脇からは舗装が途切れて雪道。途中まで足跡あるがすぐに無くなった。

13:15 尾根を回りこんだ所で林道が終って山道。山道になってすぐの所にきれいに残っている炭窯がある。13:25 十文字峠。我々が来た和見方面、権現山への登路方面は足跡はないが、芦垣尾根には足跡があり、用竹方面に向っている。色々な所を歩いている人も沢山いるものだ。感心する。用竹方面に進む。ここからの山道は良く歩かれている。13:35 用竹と権現山を指す道標が倒れているところに赤テープがあり、ここから右の尾根に入る(右の写真)。先行の足跡も、用竹方面は一つ二つで、殆ど赤テープ方向に入っている。木に要害山と書いて矢印がある。

コヤシロ山の山頂
ここからは黄テープと赤テープが上手に木につけてある。660M 圏で、右に明瞭な巻き道があり、大多数の足跡はそちらに行くのでついて行くと下ってしまいそうになった。上がる道があったので、登って尾根に戻った。尾根にも足跡は多い。13:55 コヤシロ山とある。要害山分岐。我々は尾続方面へ向う。ここからは先行者の足跡は無くなる。14:05 609M を越す。14:10 600M の山頂。南ヘ折れる。雪はさすがに 3-4CM 位になってきた。少し下りると、東南伐採で景色が素晴らしい。今から我々が行く尾根もバッチシ見えるし、植林地に積もった雪が綺麗だし、尾続方面も良く見える。

14:25 538M 三角点の山。三角点の石は倒木の下にあった。石が小さい四等三角点。このへん猪の糞が沢山ある。道は藪道。14:45 側量の櫓あり。「国第ニ号 四等尾続三角点 平成13年9月国土建設学院」と書いてある。右に明瞭な道を下る。尾続には 14:55。尾続バス停の近くに下りたが、こちらから登るには注意が必要。入口には道標も無い。上野原行きのバスは 15:28。時間があるので、新井まで歩いた。新井には 15:25着。バスは 15:30 だった。山に登った人が 5-6人乗っている。上野原には 15:41着。上野原で東京行き 15:51発に乗る。これも混んでいなかった。八王子、橋本で乗り換えて、若葉台 16:57着。自宅には 17:15着。万歩計 39500歩。


久し振りの山行でしたが、このくらいで丁度良かったみたいです。万の膝も痛くならなかったしね。雪も適当でした。バスを降りてから尾続迄、和見で犬を探している人に一人会っただけでした。