陸橋を渡って信号の所から、斜めに上がる。九鬼山を指す大月市の案内板がある。畑を通って車道に出て右側を上にあがって行く。山道になるが良く手入れされている。マムシ草の仲間が数本良く伸びて、それぞれ種類が違うのが面白い。7:50馬頭観音がある場所。その先で少し稜線から外れた神楽山に行く 8:00-8:05。遠くはガスで見えない。ウルシの木があって花が咲いていた。稜線に戻る途中一人登ってきた。
猿橋御前山イカリソウが咲いている。今日はあちこちで沢山みた。少し上がって小さいコブを越えると右側が赤松の林になる。9:10 馬立山 997M。左へ下る。青い色の小さな花が咲いていた。ハルリンドウ。9:20 左へ下る。9:40 札金峠。城跡の堀切みたいな感じの所だ。朝日小沢方面は荒れているが札金鉱泉方面はきれい。少しで田野倉駅分岐 9:45。山道の側にイノシシの跡あり。田野倉分岐からは道がすごく良くなって、九鬼山へという道標が多い。
10:00 紺屋の休み場。冬場の好天なら景色が最高だろう。今日は曇って何も見えない。ざれた山腹を巻いて、九鬼山への最後の稜線に出た所で地元の人が二人、長靴に鎌のスタイルで休んでいた。初めて九鬼山に登った時にはここから尾根を朝日小沢に下ったが今はその尾根の方向がかなり厳重に止めてある。東へ下る道があった。10:40 九鬼山 970M。4人が先着。御前山で会った人も、我々が菊花山の方へ寄り道した時に抜いていったので先着していた。天気は回復して薄日が差してきた。お昼にする。普段より少し重いだけなのに腹が減る。食事中も禾生から登って来る人が数人来た。これから大桑山に向かおうかと考えたが地図も無い。休んでいた女性の二人組みに地図を借りてチェック。戻って菊花山に登り、大月に下山する事にした。11:20 出発。
下りは目線が違うので登りと違う。少し下って左に曲がりざれた所を過ぎると右の谷間のあちこちにフジの花が見える。今はフジの花盛りだ。11:40 紺屋の休場。綱で一応入らないように区切った中に、スズランが一株、紫色の蘭科? の花。11:50 道端にもフジの花。11:55 田野倉分岐。札金峠近く、足元にフジの花びら有り、見上げるとフジ。花びらが落ちていても、見上げても、なかなかフジは見えない。12:00 札金峠。12:35 馬立山。この登りは結構きつい。一人休んでいる。天気が良くなって、百蔵山が見えている。12:50 菊花山分岐。向こうから 4人の老人グループが来て、菊花山に向かう。賑やか。女性は一寸よろよろしていて大丈夫かなと思うがリーダーらしい老人はしっかりしていた。我々は先行。磁石を出して山座同定をしている二人組を抜いて 13:00鉄塔の所。すぐ下の杉の木にフジが巻きついて咲いている。足元に黄色い豆科の花、ミヤコグサ。道は鮮明。
非常に滑りやすい急坂を下る。老人グループは大丈夫だろうか? まあ、リーダーがしっかりしているみたいだし、ゆっくり降りたら良い。13:55 金刀比羅神社。ここから参拝のため道は綺麗にきってある。少し下って鉄塔のところで足元に紫色の 6-7CM もある唇状花が落ちている。何かなと思って見まわすと桐の木。桐の花はよく見るが、一つ一つがこんな花だというのは初めて知った。14:05 鳥居をくぐる。ここに道標あり、後は駅まで道標無し。14:15 大月駅。14:30 に乗って帰った。電車は空いていた。