7:30自宅を出る。高尾 8:46 発の小淵沢行きに乗った。時間が遅いが年末であり、Xmas イブなのか、思ったより登山者は少ない。9:15 鳥沢駅着。登山者は我々と他に 2名。その人たちは猿橋と間違って降りたみたいで、タクシーに乗って行った。9:20駅を出る。小篠の部落に行く途中道路工事中であった。10:15 穴路峠分岐。ここから穴路峠の方へ 2分で案内の通り石仏がありここを左に入る。すぐ沢を渡る。そこで水を汲んで、さあどっちかなと思っていると、左から人が降りてきた。
万が、どちらへ行くのかと聞くと、穴路峠とのこと。この人達道を間違って戻ってきたみたい。入り口まで戻って、分岐を右に行くと教える。奥さんは少し怒っていた。少し左に行きもう一つ小沢を渡ると、明瞭な道がある。少し歩くと古いがテープがある。ジグザグに上手に切ってある。少し、藪がかかったり、道形の薄いところもあるが、全体には良い道だ。10:45 尾根に出る。落ち葉が深くまるで落ち葉のラッセルだ。木の間から高畑山の方を見ると穴路峠の鞍部から富士山が頭を出している。今日は綺麗。道にはドングリの実生。道はしっかりわかる。
ヘソ水
11:10ヘソ水。小さい水溜りと泥んこで、いかにも猪が来るところみたい。周りには、モミの木の大木が数本ある。ここから直登の急登。少しヤブ、夏は大藪だろう。11:25 倉岳山頂着。先着 2名。我々が登って来たコースを、旦那の方が聞いて下見に行った。行ってみたいのだろうね。奥さんは無視。山頂からの富士山は素晴らしい。木を切ってあって良く見えるようになっている。以前は全然景色が見えなかったのだ。冨獄 12景の説明と写真が置いてある。
登ったり下ったりして鳥屋山 808m 13:10-13:15。先行の男女二人が居た。冬の日だまりで、風も無く人も少ないので本当に気持ちが良い。818m への登りは急。最近刈り払いしたみたい。右は植林地。まだ木は小さい。肩に登り付くと、赤鞍の尾根が眼前に大きい。手前に二十六夜山、少しもやってきたが、左奥に蛭ヶ岳も良く見える。818m 舟山 13:40。
ここから、植林地の中を下る。日が入らないので寒い。下りきって、13:50 寺下峠。以前、尾崎から上がってきて、ここから大地峠へ向かった。この稜線も全部登破したことになる。今日はここから梁川ヘ降りる。はじめは良い道だが、途中道が崩れていて、所々ロープが張ってある。14:15 沢に出て水を汲む。ここから駅まで 5kmと書いてある。14:40 車道に出る。車道は今工事中だ。梁川から登ってきた場合は、右手上に水道施設があるところから登って行くことになる。
ここから駅まで結構ある。道路が建設中で下山してからもややわかりにくいところもある。川まで下がって橋を渡り、国道 20号線まで又上がる。国道を歩いて、15:15やっと梁川駅着。電車まで 20分ほど待ち時間がある。みかんを食べて休みには丁度良い。15:35 発は東京行きの直通。乗り継ぎが良くて、自宅には 17:20着。今月になって始めていった山行。このくらいのコースで丁度良かった。
感想
ヘソ水経由倉岳山への直登の道は、昔のヘソ水への雨乞い登拝路というが、その通りで、ジグザグを上手に切ってある良い道だった。ヤブも無い。立野峠-寺下峠も、静かで適当に Up/Dpwn があり、良かった。今日は、○。尚 「中央線の山を歩く」 によると、ヘソ水へは、穴路峠道と別れて沢を渡り、岸辺に沿って 200M 行って戻り気味にジグザグを上がるとあるが、我々は沢を渡ってすぐ左に行き、明瞭なジグザグ道を上がった。