御正体山


1682Mの道志山塊の最高峰です。古くからの信仰の山で祠があります。 静かな良い山です。私は好きな山です。
日時 1994年 4月29日
晋 万
LONG WEEKENDだが、新潟方面、明日の予報が悪い。自分の天気図からの感じでは大丈夫と思うが、なにせ予報が曇り。もしあたったら、山は全く駄目。(このごろ予報はあたらないが。)それで、尾瀬は止め。連休の後の方にする。今日は御正体山。

先先週と同じに都留市で下車。タクシーで登山口へ 7:15。今日は、団体は居ないらしい。運転手が「今日は、登山の人はたくさん居ましたか?」と聞いていた。登山口から、神社に上がる。そのまま、行けるかと思ったが駄目。又、道に戻る 7:25 出る。登山道は、昔と違って、林道を仏ヶ沢を渡ってそのまま終点まで行ってから入る。少し上がって沢を渡る所、良い水場。道標に1時間半と書いてある。一寸1時間半は無理と思った。(実際は、2時間かからなかった。)コースタイムは 2:30 だが、2:00 一寸かなと予想。道はかなり急登。夏は多分薮道。万は少し不調。ずっと林で、見通し悪い。

登る途中で見えた富士山
苦しいが、ずんずん稼いで、谷を挟んだ向こうの尾根と合流すると祠に着く。途中、薮の中にキジを見た。長い尾の大型の鳥だからキジに違いない。祠の後からは、少し下って、登ると頂上。途中小さい(廿日ネズミよりも大分小さい)ねずみを見た。ちょろちょろと走って、そのまま木の葉の下に入ってしまった。山頂は昔の通り小さい祠があるが、思ったより広々。昔は四分の一位だったような気がする。1300M より上は、まだ木々に芽が出ていない。

山頂も冬のまま。ベンチ2つ有り。1つに座って昼食。少し早いが腹も減った。10:30 頃出る。遠くで雷鳴したが、天気は次第に良くなった。山頂の下に新しい祠が有った。初めは緩やかだが、すぐにかなり急な下りになる。前岳、中岳は直ぐに過ぎる。景色良いはずのつもりがなかなか開けた所が無い。一部、南アルプスが木の間ごしに見えた。まだ木が裸なので見えたと思う。石割分岐手前の 1371mに、送電鉄塔有り、広々として気持ち良いので休んで、グレープフルーツを食べる。甘くて美味い。

そこから山伏峠に向かって一つ手前の尾根を下ってしまった。沢に出たので水飲む。美味い。日本は、沢水が安心して飲めるので良い。一旦車道に出て旧トンネルの左から登る。 万に「切通峠は素晴らしい所だ」と言う。(「行ってみたら、思い違いで、全然駄目」。)大棚の頭の所で、東海自然歩道に出て右へ。道は良いが思ったより上下あり。疲れてきたのできつい。

高指山からは、山中湖と富士山が素晴らしい。ベンチもある。だが、「切通峠が素晴らしい(晋)」ので先へ。登る途中1人、10分ほど後ろ歩いているのが見えた。初めて人を見る。山から下るとき2人組みとすれ違う。下に付くと、カヤトで景色良い。でも切通峠へ急ぐ。次の分岐も飛ばして一山ふうふう言って越えて切通峠は、景色も無く、ベンチも無く。全く晋の思い違いで、ガッカリ。でも、一寸休んで、グレープフルーツ食べる。山中湖畔はテニス合宿の花盛り。15:10のバスまで40分弱待った。