百蔵山-扇山

中央線の鳥沢から猿橋にかけての北側に大きく広がる百蔵山と扇山ですが、扇山は権現山からの帰りによったりして何度か行きましたが、久し振りの百蔵山です。
日時 2000年3月25日
晋 万

今週は、仕事や会社の人の事でものすごく忙しく、どこの山に行くか考える暇もなかったので、万が以前から再登山したがっていた、百蔵山に行くことにする。が、違うルートからの登山。

若葉台一番に乗って出ると、八王子で、5:49 の高尾行きに乗れる。八王子でちょっと急ぐ。八王子につく前に日の出。早くなったものだ。高尾から 6:01 の大月行きに乗れる。6:34 猿橋着。われわれ二人だけが下車。駅前で、叔母さんに早いねと言われた。トイレして 6:45 出る。歩いて、福泉寺の登山道まで行く。

7:20 登山道へ入る。集落の上は寺。その前を通って少し舗装を行く。2万五千の地図 (我が家の地図は古いが) を見るとこの道は行き止まり。戻って寺に入り左脇から、墓を通って上へ。二万五千の破線の道がこれ。踏み跡は錯綜しているが、この辺で一番高い山は、百蔵山だから、とにかく尾根道を選んで上へ上へ行く。少々藪で、ここはとげがある木が多いので、万は途中顔にあたって痛がった。

8:05 左からの小尾根と合流する。道は昔はちゃんとしていたが、今はまったくの廃道。藪をこいで進む。左下に竹林があり、それを過ぎると後は完全に藪こぎ。左からの尾根に出ると、植林地。その境が、少し歩きやすい。8:35 福泉寺から上がってくる道に合う。この道は、われわれが引き返した舗装道路の終点から上がってくるわけ。

いつもながら、二万五千の破線路は、廃道になっているのが多く、藪道になる。ここからは、道は良い。50mくらいで四等三角点があった。大同山 907m 8:55 着。百蔵山の肩になる。

百蔵山山頂から富士山を望む
9:10 山頂 (百蔵山) 1003m 着。雲がかかっているが富士山が良く見える。手前が、文台山、左に杓子、その左に御正体山。風が少し、冷たい。雲が多く、日があたらない。富士山の写真を撮っている人がいる。寒そう。山頂には、ひと足早い二人組がいた。すぐに出発した。われわれは、9:20 出る。ここから扇山方面の道は良く踏まれている。9:50 宮谷分岐。曇って風が冷たく、少し寒い。

10:45 大久保山。1107m。扇山山頂の一角だ。宮谷から、大久保山までは早いのに結構人に合う。やはり人気のある山だ。10:55 扇山着。10人くらいいる。外国人一人。途中出会ったが、着ているのは半そで Tシャツと、ショートパンツ。寒くないかと聞いたら、Not Yet と言っていた。彼は扇山から権現に向かった。英語の案内書 ( A-4 の紙一枚 ) に漢字が書きこんであって、道標と照合できるようになっていた。

昼食にした。11:25 団体が着たのを機に出る。昼食している間は、天気は良くなり、暖かく気持ちが良い。最後まで、富士山は雲が取れなかった。11:45 犬目分岐。犬目へは下らずに新田へ進む。少し行くと見晴台、景色が良く見える。12:00 861m のピーク。12:15 野田尻の分岐。野田尻方面、薄い踏み跡があるが、やめて新田へ下る。12:25 金毘羅さんの神社。ここから大野貯水池が良く見える。下は、中央高速道路の談合坂 S A。天気良く暖かになった。12:45 新田下のバス停に出る。上野原町の新しい道標があり良くわかる。

大野池。周りが桜なので、シーズンは綺麗だろう
降りると中央高速の談合坂 S A。陸橋で、HWY を渡る。13:10 大野池貯水池の休憩所で休む。おやつを持ってくるのを忘れたので、朝の Coffee の残りを飲む。鴨などの水鳥が多い。13:20 出る。池の湖岸は桜の木が多いので、桜のシーズンは人が多いだろう。四方津駅の手前で、山の字に見える三つの山が良く見えるので写真を撮る。多分真中の山は、鶴島御前山と思う。

四方津駅には 14:00着。電車は 14:06発の高尾行き。いい時間だ。高尾からの乗り継ぎも良かった。橋本駅に新しく Vivre が出来たので、行ってみる。酒売場は焼酎が充実している。自宅には、17:00 前に帰る。日が長くなったものだ。