吊り橋を渡って山に入る
話好きの運転手さんとおしゃべりしながら行き、我々は竹の本の先の戸渡(とわた)で降りた、8:15。櫓沢沿いの林道への入口をちょっと探す。バス停の真ん前の地蔵と石碑の脇から入る、8:20。道は 2.5万の地図とはちょっと違って、一旦櫓沢を渡り、右折して渡り返して沢沿いに入る。8:25左に神社が見えて、上に高圧線が通っているのを見て、すぐ先で立派なゲートがあった。ゲートは閉っていて、左の沢に丸木橋があるのが見えた。ゲートには入らずに脇から橋に行くのだろうと思ったが、そうではなくて、一旦ゲートを開けて入って、すぐ左側の扉を開けて沢側に出る。橋を渡って、シャツを脱ぎ、手パッツして、8:30出発。鹿柵の扉を開けて植林地に入った。
踏み跡もないので真っ直ぐに上がって行くと 5分程で右から昔の道が来た。やれやれと思い荒れた道を左へ行くが、すぐに道は消える。踏み跡らしいのが続いているようにも見えるが、そちらを辿るのはやめて直登した。8:50鉄塔に出た。鉄塔からは尾根を上がる。鉄塔周囲の刈払いの上の方にピンクのテープが一つ有ったが道標のテープではないようで、これ以降テープは全くなかった。風もなく寒くない。手パッツを外す。
北へ下る。北斜面は葉の落ちた木が多い。ぐっと下って少し平坦になる、10:15。リンドウが咲いている。さらに下る。結局 1070mまで200mの大下りだ。10:30 1108mの標高点。少し下ってから1224mへの登りになる。10:40 1160m圏。また急な登りで 10:50 1224m、ブドウ岩の頭。ここで東に曲がって下る。11:00本沢峠。櫓沢に下って戸渡へは行けるようだが朝日曽雌の方はどうなんだろうか?11:05 1210m圏通過。11:20岩戸の峰 1288m。1200mまで90m下って 11:30。登って行くときれいな紅葉があった。11:45赤鞍が岳西の1280m圏に着く。ここの紅葉は終わりかけている。ゆるく下って登る。11:55赤鞍が岳山頂に到着した。1299m。ここで昼食。ブナの黄葉が綺麗だ。ミズナラはまだ紅葉していない。一人来て少し休んでから棚の入(たんのいり)山の方へ出て行った。日当たりはあまり良くないけど風がないので寒くない。12:35出発。
棚の入山へ向かって北へ下る。12:55ザレの上を通過。道の下までザレが来て、道の下はえぐれているようだ。13:00棚の入山。道標には棚の入山とあるがサンショダイラと言う場所だ。ここから無生野へ下る。踏み跡は結構はっきりしている。5分ほど下ると正面によく目立つペケ印がある。1000mのところ。尾根が左右に分かれていて左の尾根に下るのだが、下って来ると、右の尾根筋の方がはっきりしているし正面なので迷うのだろう。小さな手製の道標があり、左へ下る。5分程で尾根がはっきりしてくる。13:15 950m付近からは右側が植林地になる。13:20 尾根を外れて左へ下る。テープ有り、踏み跡もそうなっている。少し下ってから右を見ると直進は岩場だと分かる。13:25沢筋に出た。水のない沢。沢筋を少し歩いて左岸に移る。
ここに出た
13:30 沢に水がちょろちょろと出て来た。ここで沢を渡って右岸へ。でもすぐにまた左岸に戻る。この辺から水が出る。13:35-45沢に降りて水を汲む。滑のあるきれいな沢だが倒木があってすっきり見えないのは残念。水は冷たくて美味しい。13:50左から来る堰堤のある沢に合流する。合流点には元は木橋があったようだが落ちて苔むしている。沢を渡って対岸を少しよじ登る。水は少ないので問題ない。ここから堰堤を二つほど過ぎて2-3分で林道に出た。赤鞍が岳の小さな道標がある。林道を歩くと14:05右下に滝が見えた。滝壺のある綺麗な滝だ。その先で林道が終わって車道になり、昔からの道は左へ行くのを、そのまま川に沿って進むと 14:10県35に出た。角に小さな祠あり。左に雛鶴峠の方に行けばバス停と思ったが時間もあるので右へ行く。少し行って村の人にバス停は何処かと聞くとその先が無生野のバス停だった。14:15無生野バス停到着。以前は無生野の一つ奥に赤倉ヶ岳登山口というバス停があり、山から下ってくると、そこに着いたのだが、もう無いのだ。
バス停には石碑が並んでいる。大きな南無観世音の碑は寛政年間だった。待っていると14:40のバスが折り返し点の方へ行った。バスは5分遅れて14:45に来た。だいぶ乗ったなと思ったところでやっと奥牧野。上野原は思っていたよりも遠かった。15:30上野原着。15:41の東京行きに乗った。座れたのでこのまま八王子経由で帰ろうと思っていたら高尾で10分以上停車するので、高尾で乗り換えて京王で帰った。17:30帰宅。