菜畑山


先週に引き続き菜畑山へ行きます。今度は和出公民館入口から登り、菜畑山から今倉山、二十六夜山に行きます。二十六夜山は5月20日に土砂崩れがあり、5月22日に行ったので、林道が土砂で埋もれ、行くことが出来ませんでした。今は開通し、どんなになっているのでしょうか。今週は寒かったので紅葉黄葉は進んでいるとおもいます。忘れずにカメラを持っていきます。
日時 2016年11月12日
晋 万
先週と同じ5:57で出発。橋本からのバスも同じ6:20発。今日も座れなかった。その内座れるかと思ったが今日はなかなかで、晋は津久井署前で座ったが万は結局立ったまま。川面から霧が上がって行くのが見えて綺麗だ。雨上がりで空気が澄んで山が綺麗。三ヶ木で乗り換え。バスの中でおにぎり。7:35月夜野着。接続の7:50発のバスはすぐに来た。乗ったのは四人。我々の降りるバス停は、久美愛前から和出公民館入口にバス停名が変わっている。8:10到着。あとの二人はまだ先まで行くようだ。準備して8:15出る。

扉を開けて入る
バス停前の道を右に上がり道が右へ曲がっていることころで左に入る。ちょうど道路の側溝が工事中で車がとまっているところを右へ。干し柿が軒下に吊るしてある家の前を過ぎて右へ入る、8:20。道標がある。林道を入ってすぐに左側の鹿柵に道標があったのでそちらへ入り鹿柵を通り抜けて沢沿いに入る。昨日は雨だったので道は濡れているが下草は無いので問題ない。ただ滑りやすいので気を付ける。8:35右岸にわたる。沢に水は無い。8:40道標があって、沢を離れて左へ登る。鉄塔No.332の方向だ。道標に大久保方面とあるのは登山口の地名だ。尾根へは急坂だが整備された道だ。8:50尾根に出て右へ。

8:55鉄塔に到着。綺麗な巡視路が左に続いているがそちらは林道に出る道で遠回りになる。踏み跡を直登する。振り返ると大室山が霧に隠れて薄く見える。道は踏み跡になるが踏まれていて良い。林に入ったところで万は狸が横切ったのを見た。広葉樹になり黄葉が綺麗。この山は赤いモミジは少ない。9:05林道に出た、約1000m。右へ行ってヘヤピンに曲がる。2.5万図では曲がってすぐ直登の尾根道がある筈だが無い。ちょっと探したが無いので、曲がり角から尾根に上がった。尾根に出ると、踏み跡(鹿道かもしれない)があるので辿る。あまり踏まれておらず、ふわふわしている。

菜畑山山頂だが富士山は見えない
9:20林道から上がってくる道に出た、1100m付近。地元の学校の生徒が付けた鳥の巣箱が多い。きれいな黄葉の中を上がって行く。9:30古い道標があり、頂上20分、川原畑50分とある。林道を下ると川原畑だけど、なかなかローカルな地名は分かりにくい。リンドウがあるが開いていない。今日は晴れているからぼちぼち開くだろう。9:45菜畑山頂上に到着。雲は多いが晴れている。だけど富士山は雲に隠れて見えない。南は菰釣山から大室山の稜線が良く見える。大室山の右奥に見えるのが蛭が岳から塔の岳の稜線と思う。先週登って来た東尾根は籔道。9:50今倉山に向かって出発。

1300mくらいの高さがミズナラの黄葉がきれいだ。ブナはもう終わっている。赤いモミジは少ない。カラマツの黄葉は終わりに近い。登降はあるが菜畑から下った200mみたいな極端はない。良い尾根歩きだ。10:20水喰ノ頭、1344m。雲が増えてきた。10:25左が少し開けて御正体山が見えた。道坂からの尾根は紅葉になっている。1260mまで 80m下る。今倉山までの間で一番の下り。100m登り返して10:45 1360m。その先で真っ赤な紅葉があった。少し登って11:00 1430m。1400Mを超えると葉は落ちていて木の間から今倉山がすぐそこに見える。11:10今倉山到着。菜畑山から2時間は掛からないと思っていたが1時間20分は思ったより早かった。

景色は見えない今倉山山頂
道坂方面から上がってきている人がいる。一人居て、すぐ三人上がってきた。雲が出て日が差さないが我々は昼食にする。昼食終わるころ上がってきた静岡の老人グループが賑やかだ。山頂のブナは葉は落ちているが綺麗な木だ。11:50出る。下って上がると西峰(御座入山)12:00。北尾根への入口は今の季節は分かりやすい。ぐっと下るところで前が開けて南アルプスの聖、赤石、悪沢が見えた。下りは滑りやすいので気を付ける。12:10沢コース分岐。12:20赤岩。今倉山で先行して行った若い人二人組が食事中。富士山は雲で見えない。丹沢の山々が良く見える。反対側は右に赤鞍が見えて、正面に高畑・倉岳、倉岳の奥は権現山かな。西は三つ峠が見えるが山頂は雲の中。

12:25赤岩を出る。12:30頃になると雲が無くなって日が差してきた。高さも1400mを切ってくるので黄葉が光って美しい。12:50頃には1350m付近の平坦地。めっちゃ綺麗で道も良いので楽しい。ブナはもう葉がないが、黄葉の中で白っぽい木肌が貫禄ある。13:00発破の看板。ここのブナは立派。その先で階段になり林道に降りたつ、13:05。がけ崩れは綺麗に片づけられていた。ガードレールが一か所切れている。5月に見た時は大岩が崩れて 積み重なっていたが今見ると崖崩れの幅はたいしたことない。

二十六夜山山頂
階段を上がって二十六夜山へ向かう。黄葉の中の道。13:20二十六夜山に到着。一人先着。南が開けて御正体山、その右に鹿留・杓子。荷物を置いて一休み。北側も開いていて九鬼山が良く見える。二十六夜の石碑がある。13:30出発。上戸沢へ向かう。北尾根は日が当たらないが日の当たらない黄葉から透けて見える日の当たった黄葉も地味だけど綺麗た。下りは真っ直ぐ降りていく。写真では平坦に見えるが斜度もあり落ち葉で滑るので気を付ける。13:50道標があって沢へ下る。直進は木で止めてあった。

14:05-10仙人水。岩から水が出ている。綺麗な水だ。先行の人が水を飲んでいた。我々も水を飲む。美味しい。コーヒー用に水を汲んだ。14:15かっちゃ石。かっちゃ坊という坊主が住んだという岩屋だ。大岩なので小屋掛けすれば住めそうではある。沢筋に出ると小さい祠が岩の上にあり、少し先で右からくる小沢が綺麗に流れる。15:20「ここから恩賜林」という標識を過ぎる。14:25沢。一応橋はあるが壊れている。先行の人がどうしようかと迷っていた。我々は少し上流で石を伝って渡る。14:30道標。右方向に道が続くが、ここは道標に従って左に入る。14:35ゴルフ場周回の舗装路に出た。

心配しながら下山道に出た
集落に出る手前で振り返ると山が黄葉している。14:45車道に出た。右に行くと15分で芭蕉の湯に行ける。我々は左に行く。300mほどでバス道。15:00下戸沢の正蓮寺、大きな寺だ。15:05引野田。二十六夜山から引野田ルートを下るとここに出る。この道は車が結構走るので歩くと気になる。晋はかなり疲れてきた。5月にバスに乗った公正屋の前を通ってすぐ、15:35赤坂駅に着いた。電車は16:15なので着替えたりコーヒー飲んだりしてゆっくりした。こういうのも悪くない。電車は5分遅れて来た。大月で16:33には乗換られないと思ったがJRも遅れたのでOK。高尾から京王はやめてJRにする。走って乗り換えはやめにして1本あとに乗った。八王子、橋本と乗り換えて、18:35帰宅。


前日は、かなりの雨が降りました。今日は快晴になる予報なので行く事にしました。人が少ないと思ったバス(橋本ー三ヶ木)には結構登山者が居ました。1200mから1300mくらいの間が黄葉紅葉の盛りでした。とくに1300mくらいではミズナラの黄葉が良かったです。菜畑から今倉までは雲が多かったのですが、今倉山を出るころから雲がなくなり日が当たって黄葉が最高でした。よかった。