川を渡って取り付く
左へ下り、右へ行く。旧小学校の前を左へ行くと矢沢橋。教育の森という施設を通り過ぎ8:05落合橋。右へ行く。8:10沢向こうの正面にジグザグに登って行く道が見えた。取付きはこれだろう。沢を渡って取付く。一応、道ではあるが、急斜面のトラバースだし、落ち葉で滑るし、上から籔が被るしで、なかなか大変だ。慎重に登り8:20ジグザグが終わりやせ尾根になる。尾根なので楽になるかと思ったが、左右とも落ちているし、霜があり滑るので、まだまだ大変だ。木を掴みながら慎重に行く。
少し上がると尾根を外れて斜面をトラバースしながらジグザグに上がる踏み跡がある。万はそちらに行ってみたが急斜面のトラバース道は余り良くない。様子を見て、晋は尾根を直登するが、灌木が邪魔してややこしい。それでも直登の方が安全なので、トラバース道が尾根に出たところで万も尾根を行く。そんなに寒くなく、風もないので汗が出る。8:40-45やや平坦なところでシャツを脱ぐ。8:50やせ尾根が終わって少し楽になったと思ったが、すぐ又急斜面。結晶片岩が風化してざらざらしているので落石しないように気をつけなければならない。木を掴んだりしながら四つん這いで登る。
少し進んで伐採地の南端付近からは北が見え、大岳山から馬頭刈尾根が良く見えた。この山は南郷共益会所有地。霜柱でふかふかした尾根を踏んでいくと猪の足跡があった。10:00少し下って岩のところを過ぎ、短い急坂を上がり、痩せた尾根上をゆるく登る。10:10広葉樹の尾根になり、10:15 770mに到着。関東ふれあいの道の道標があり 13C-390と番号がついていた。南郷から2時間20分。長尾尾根に出るまで苦労した割には良いペースだ。
稜線にある軍刀利神社
ここからは良い道だ。右に、木の間から富士山が見える。10:20-25軍刀利神社。富士山が綺麗に見える。ここから真っ直ぐ降りていく道もあり、井戸バス停まで45分とあった。少し行くと木の間から赤石・荒川が見えた。10:30井戸方面の分岐。10:35三国山。さすがに人が沢山いる。西を見ると手前には扇山から権現山の稜線があり、奥は右手の南大菩薩黒岳付近から左手の富士山までよく見える。滝子山の左に赤石・荒川。晋の腰の状態も悪くないし、まだまだ元気もあるので、陣馬山まで行く事にした。下りは栃谷に降りて藤野まで歩こう。
10:45生藤山。ここは二等三角点。東京都の古い標柱は990.6m、藤野15名山の標柱は990.3m。古い地図では990.6で新しい地図では990.3なので再測量で標高が変わったのだ。茅丸は巻く。11:05-40茅丸の東側の990m圏で昼食。日の良く当たるところに座って暖か。風もない。11:50連行山、1012m。茅丸を巻いたので今日の最高点だ。12:10和田への分岐。道標には山の神とあり。時々木の間から陣馬山が見えるが、まだまだ遠い。醍醐丸は巻かずに登る。12:40醍醐丸 867m。八王子の最高点の山名板があった。下って巻道と会うと、その先に和田への分岐 12:50。雲が多くなり、風も出て来た。13:00石祠があった。階段や勾欄が作ってあり凝った造りだ。写真を撮って観察したが銘文は見えなかった。
下って13:05林道に出た。右へ行くと県道に出て和田峠。13:10和田峠から階段を上がる。晋は足がつりそうになったので少し気をつけて歩く。13:30-35陣馬山山頂855m。さすがに人が多い。ここから栃谷に下るつもりだった。標柱があり一ノ尾根も栃谷尾根も同じ方向を指していた。地図には一ノ尾根方向に行くと直ぐ左に入って栃谷尾根に行く破線がある。標柱通り一ノ尾根方向に下ったが分岐はみつからなかったので、そのまま一ノ尾根を下ることにした。13:50和田分岐。14:00 640m付近、左からの尾根と会う。すぐ下で、又、和田への分岐。
14:40登山道入り口に到着。駐車も出来る。河津桜のピンクの花が咲いていた。梅がそこかしこで満開だ。下って行くと右に入る細道があり観光トイレという道標があった。こちらの方が近そうなので下ると県道(陣馬街道)に降り立った 14:55。すぐ左が陣馬山登山口のバス停だ。右に100mでトイレなので行って済まし、戻って駅へ向かう。だいぶ疲れているのでトンネルへの登りはきつかった。15:20トンネル入り口。トンネルを抜けて、15:25過ぎに藤野駅に着いた。電車は15:45。相模湖と高尾での待ち時間が多かった。八王子乗り換え、橋本から京王。17:20帰宅。