秋山二十六夜山


道志の山の中でも目立たない山ですがその分静かです。若干藪のあるコースを登りました。
日時 1994年3月27日
晋 万
先週と同じ時間に出て、バス時間の少し早目に上野原に着く。バス 9:10発。今日は、まだバスがまだ着いてなかった。少し待って乗り込んだが、無生野行きに山支度が 10人以上も乗り込んで一寸多いなと思っていた。ところが、時間の丁度の電車が着くとどっと乗り込んで満員。聞いていると半分は少し手前だが、半分は我々と同じ板屋橋まで。ヤッバーイと思う。どう考えても、二十六夜山はポピュラーな団体が登るような山じゃないが、最近は新ハイなどがあるしと心配する。

僕らの下りる少し手前の神野で 20人下りた。まだ 20人以上の団体が残っている。すぐに出るようにバスの中で身支度。どっちも、50 以上、60 以上の老人の団体だから、一緒の山になるとうるさい。団体登山は嫌いだ。板屋橋 10:10 釣り人が居た。下りてすぐに歩き出す。3 時間半くらいのハイキングコースが近くにあるようで、そっちに行ってくれたら助かると思ったが、どっちにしてもすぐ出たから 10分以上差を付けたし、歩いてもずっと早いから OK。

林道に出るまで、一寸分からずに人に聞いた。林道歩き約 1時間。橋を渡って、少しで、古い木の道標あり道形はしっかり。人には会わない。久しぶりに山道らしい道。案内書で、真っ直ぐ涸れ沢に入ってしまわないようにという所は涸れ沢でなく、水が有った。正しい道は、ビニール紐がまいてある。そこから高巻く。

だいぶ巻いて沢を見下ろすと、高いが水量の少ない滝が見えた。越えて、沢へ下りる道と、上に上がる道が分かれる。案内にそって、沢へ下りてみたが道形無し。薮こきもかなりきつそうなので、やめて分かれ道に戻り上に上がる。道形ははっきりしている。上がりきった所で、初めて、きちんとした道標。少し行くと三日月峠の道標。そこから山頂はすぐだった。

秋山二十六夜山山頂
山頂直下で 1人に会う。山頂は、6人 (3組) 先着。11:25ー12:15迄。赤鞍の山の稜線から富士の先端がちょと見えた。三つ峠の向こうに、北岳、鳳凰三山が良く見えた。尾崎に下りて、寺下峠へ向かう。寺下峠 13:30着。地図と違って、秋山川の川向こうに立派な道が出来ている。寺下峠の道は良い。二十六夜の山頂にいて我々に先行した2人を抜く。

寺下峠から少し大地峠側に行った所に良い休み場が有る。割に速かったので、大地峠へ回る事にした。2人組と会う。763mの丸ツック山への登りはきつい。山頂 13:45着。でも860mの矢平山まで行って休む事にする。矢平山の登りは岩の出た道。頂上で休憩 14:00−14:15 迄。みかんを食べた。大地峠まではすぐ 14:25。

下りは、割に長い。途中で寺下峠の下から、丸ツック山へ登っているのが見えた女性3人組みを抜いた。本当に人に会わない山。良かった。バスに乗った時はどうなる事かと思ったが。もう春で、蝶蝶を見た。四方津 15:35着。15:45 四方津発に乗って帰る。