お坊山・笹子雁ヶ腹摺山


中央線笹子駅と甲斐大和駅 ( この頃は初鹿野駅と言いました ) との間には、笹子トンネルがあります。このトンネルの上の尾根です。
日時 1985年11月4日(月)
晋 万
9月から、10月にかけてずっと土日は天気は雨が続き、10月末から天気は良い時も、組合や、仕事で全然行くことが出来なかった。11月のこの 3連休も、2日、3日は出勤で、那須の三斗小屋に行くつもりが駄目になり、やっと今日山に行けたので、昔、南大菩薩に行った時に歩いた、曲沢の道を上がって、雁ヶ腹摺山に登ることにした。

久し振りに山に行くので張切って 3日には、22:30 には寝た。朝 4:30、か細い目覚しの音で目覚める。起きて、紅茶を作って 5:00 に万を起して、5:47 の一番で出発する。八王子で、接続が悪く 30分ほど待って、初鹿野には 8:30 頃に着いた。駅員 1人の小さな駅。水を汲んでトイレして、8:35 歩き出す。国道沿いに少し歩いてから、景徳院の方へ向かう。9:05 景徳院。山門の脇で写真を撮ってから山へ向かう。

以前の記憶通り、石垣の脇を登る道に入る。蜜柑畑の中を少し歩いて、尾根道に入った。紅葉美しい落ち葉の道を踏む。足元スニーカーで軽々。10:15 大谷が丸方面の分岐。右に行く。少し登って大分下る。下りは滑る。お坊山への 300m の登りはかなりきつい。道は良いが少し薮がかぶる。ペース良く登ってお坊山山頂 11:20。先着の人が 1人居た。木立は有るが立つと、富士山、三つ峠が良く見える。ここで昼食にする。

雁ヶ腹摺山頂。
日が良くあたってポカポカ。風も無い。ラーメンを作る。まずまずの出来だ。ゆっくりした。枯れ葉の上に座って、湯を沸かして、ラーメン作って、後、紅茶を作る。12:30 出発する。下りは相当滑りやすい。鎖の付いた所もある。岩場ではないが、道が滑るので滑り止めだ。13:00 登りかえしてピーク。雁ヶ腹摺山が、目の前に大きい。約1時間と見積もる。上り下りを繰り返す。途中夫婦ずれに会う。結構きつい。1200m を越えると、紅葉も終わって冬枯れの景色となっている。13:50 雁ヶ腹摺山着。富士山が良く見える。展望の良い山頂だ。相変わらず風も無い。紅茶を飲んで、スケッチする。

14:20 出発する。出発直前に人が来た。下りは Direct に笹子へ向かう。急な下りをぐっと下ると、又紅葉が出てくる。道形明らかなれど、薮がかなりかぶっている。下りが急なので、爪先痛くなってくるので、平らな道が恋しい。真っ直ぐ尾根道通しで歩く。りんどうが沢山咲いていた。15:30 墓場の中を抜けて国道の脇に出る。途中ショートカットして、葛の蔦に歩を取られて大転倒した。16:00 笹子駅着。電車は 15:55 に出たばかり。残念。17:18 まで待つので、下りに乗って塩山まで戻った。帰りの電車は満員だった。