お坊山東尾根
梅雨の間の快晴。久し振りの山行だが、晋一寸右膝の状態がよくないのです。でも久し振りの晴なので、お坊山の東尾根へ行く事にしました。足の具合で、途中リタイアも考えました。山頂からの下山は調子を見てから考える事にしました。
日時 2009年 6月 27日(快晴)
晋 万
若葉台 5:27発に乗る。天気は良く駅までの歩きは気持ちが良い。橋本・八王子で乗換え高尾 6:15発に乗る。意外に登山者は少ない。7:06 笹子下車。10人位の登山者が下車。皆それぞれの方向に向かってゆく。7:15 我々も出発。今日は暑くなりそうだ。列車から看板建築みたいなのを万が見つけ、寄って行く事にする。いつもは稲村神社の角を左に行くが今日は真っ直ぐ行く。神社の前に親鸞上人念仏塚があった。看板建築は原公民館だった。途中お爺さんが線路のむこう側に古い地蔵さんがあると教えてくれたが、線路を渡る道を探したがなかった。次回にしよう。
今日はこの場所から登ります
戻って高速を渡って、すぐ左折し突き当たった階段の所で靴紐を締める。右に入った所に登山道を示す看板がある。道標は全部撤去されているが、古い看板だけは 1枚だけあった。道が左へのヘアピンカーブするところで、本来はその道を行って高速道路沿いから取り付くのだが、今日は看板の通りではなく、看板の後に道があったのでここから取り付く 7:55。道はチャンと作ってある。5分ほどで神社。ここまでの道のようだが、左側に踏み跡がありこれに沿って進む。
直登は四つんばいになりそうな急登なので、左にトラバースし、小さな溝状を越えてから上への踏み跡を辿ると、じきに本来の登山道へ出た。上がるとお坊山への登山道の看板があった 8:20。そこから尾根の急坂を上がると平坦になり、8:30鉄塔 840M。鉄塔分岐を過ぎて 8:40 891M。広葉樹の尾根で、木陰で涼しい。8:55 992M、入道山と言う立派な山名板が建っていた。地面に松の芽が多い(2005年の秋に山火事があったようだ)。
写真にはちょっと向きのわるい棚洞山の山名板
稜線は右側に大きなジグザグの登山道があるが直登のほうが早い。が疲れるので適当に選びながら登る。9:30 棚洞山 1201M。ここにも立派な山名板がある。東尾根取り付きへの道標がなくなってしまったのに山名板は立派のができたのだ。ちょっと山頂の端のほうにあるので写真が撮りにくい。9:40出る。少し下ってまた登り。ジグザグ道を行くと1250Mあたりマルバダケブキ。少し行くと道の脇に小さい水溜りがあってオタマジャクシがいっぱいいた。雨が多いから大丈夫だろうけど頑張ってね。
10:25 東峰。前は広々した感じだったが、木が大きくなったのか、季節が夏のせいなのか、茂って狭い感じになっている。少し下ったところで木陰で昼食。暑いが風がくると涼しい。下りは米沢山北尾根を取ることにした。11:15出る。5分でお坊山。上り下りがあって 11;50 米沢山。この間4人に出会った。
米沢山北尾根の入口
ここから北尾根に入る。道標はもうないが入口の道は以前よりずっとはっきりしている。11:55出発。尾根はやせていて 1300Mくらいから結構な下りがある。50Mほど下って一旦ゆるみそのあともう一度急な下り。尾根の両側にはコアジサイの群落で白い花が多い。ミツバツツジも、花は勿論もうないが、多いから春先に登ってもいいかもしれない。慎重に下ると 1211M との鞍部につく。
12:20 1211M。少し下って平坦になったところで尾根が分かれる。どちらも行った事がある。左は道がはっきりしているが、右は鉄塔までが薮だ。今日は左へ行く。黄色のテープがある。昔は無かったと思う。12:35 鉄塔。ここからは巡視路。1040M付近の尾根分岐では右へ。踏み跡も右へ下っている。1000Mくらいのところ、右下に白く光るので鉄塔かなと思ったら白樺。道をはずれて近寄ってみたら倒れていた。その下からは植林地。大きなジグザグで下る。
コアジサイの群落
850Mくらいから広葉樹。檜も混じってちょっと面白い林。風が吹くと涼しい。晋リスを見た。そばからばさばさと大きな音をたてて鳥が飛んでいった。キジかな。そう言えば今日は万はウズラを見ている。車の音がうるさくなってくると林道、13:05。入口に「203号に至る」の巡視路の標柱がある。林道に出たすぐのところでヤマボウシが満開。
20号の道の駅 13:10。炎熱だ。20号線をちょっとだけ歩いて右に入り、下って吊橋を渡り、20号線の下を潜って真っ直ぐ進み、細い道を下って発電所の脇を通り、小路沢の頭への取り付きに行く鉄の橋を左に見て、犬の沢山いるところを過ぎて、上がって20号線を渡り、甲斐大和駅へ。下を見ると登り電車が停まっているので急いで 13:30着。電車は急行待ちで 13:34発だった。15:25 若葉台着。15:40帰宅。29,000歩。
東尾根も良かったけれど、米沢山北尾根でコアジサイの群落は良かった。心配していた晋の右ひざは大丈夫でした。でもしばらくは養生して夏山に困らないようにしなければなりませんね。