再訪 お坊山東面
梅雨の中休み。再度お坊山東面に行きました。前回より一ヶ月経ち、もう夏なので緑は濃くなっているだろうと思います。下草が茂っているかもしれません。
日時 2012年 6月24日(曇)
晋 万
5:25若葉台発。今日は曇のためか横浜線、中央線とも登山者は少ない。団体もいない。日曜日はスポーツ試合の高校生が多いが今日は少ない。7:06笹子着。準備して 7:15出発。7:40桜公園。7:45寂尚苑入り口。二人がそちらに入っていった。寂尚尾根だね。7:50姥神。今日は水が溜まっている。万が少し排水口を掃除してやった。林道分岐を過ぎ 8:00水場でのどをうるおす。8:10 道証地蔵。車道いっぱいに蜘蛛の巣があった。今日は我々が TOP。靴紐を締めなおして 8:15林道沿いに前進。8:25 林道が大きく Uターンするところに着く。大鹿峠への上り口はその先に見える。
さて、今日の予定は 980Mに鉄塔のある尾根を通る大鹿峠道旧道。案内にはここから木の階段を沢へ降り、しばらく沢を歩く、とあるが階段も無いし道形も見えないので迷う。取りあえず晋が偵察。沢沿いに少し行ってみることにした。沢に降りると水が結構多い。渡って左岸へ。炭焼き窯跡があり、旧道の跡もあるが寸断。右左と歩けるところを歩くと左から滝の落ちている小沢が見えたのでこの沢で間違いないと分かった。取り付きはもう少し先だが今日は止め。水の少ない時期にまた来よう。8:35 戻る。
最初のベンチの場所からあがる
前回同様に大鹿峠道に入る、8:40。地面は濡れているが下草もなく問題ない。広葉樹の綺麗な道を歩き 9:00第一ベンチ。今日はここから上がり、東面の歩道を前回第二ベンチから上がって来たところまで行ってみることにする。
入るとすこしクサギの匂い。足元に黒色コウガイビルがいた。イノシシ?の足跡が多い。鹿の糞が全くないし、よく見ると足跡に後爪の跡もある様なのでイノシシと決める。前回も見たクサタチバナは今が満開であちこちで咲いている。群落もある。9:25 倒木のところで右に Uターンし大きなジグザグで登って行く。結構登る。道形はしっかりしているが歩く人が少ないので落ち葉でふわふわ。上から落ちてくる土で道幅が狭まっているところもある。でも気持ちのいい道だ。9:40三叉路に出た。
三叉路に出た
左はお坊山東尾根へ出る。右は東面トラバース道。今日は右へ行く。お茶飲んで 9:45出発。エゾハルゼミがうるさく鳴く。5分ほど行くと軽く上りになり、前回見たような景色が現れた。そこから下り気味に行くと、前回第二ベンチから上がって来た道と出会った、9:55。10分程なんだ、ということと、前回も半分以上は歩いていたのだ、ということが分かった。まだ早いので戻って東尾根に出ることにした。10:05 元の三叉路までもどり今度は東尾根に向かう。
10:10 ベンチがあって東尾根の道が大きく急カーブに曲がっているところに着いた。1250M位の所。振り返ると来た道は東尾根の道に比べるとか細いね。ジグザグに上がって 10:15-20ヌタ場の水溜り。1.5から2センチ程のおたまじゃくしがいっぱい。気持ち悪いくらいかたまってうじゃうじゃ。ジグザグで尾根に上がる。マルバダケブキがある。花はまだだ。尾根に出るとホトトギスがうるさく鳴く。ヤマツツジがまだある。道はジグザグだが尾根筋を真っ直ぐの踏み跡をたどる。クサタチバナが両側に沢山咲いている。10:45 お坊山東峰に到着。昼食にする。曇だが暑くもなく寒くもなく、気持ちよい。
下りは東峰の南尾根を真っ直ぐ笹子駅に向かって降りることにした。11:25 出発。少し下ってからトラバース気味に左に行って尾根に乗るのだが、今日は、余りに早くトラバースしてしまい、下っても尾根が出てこない。ざらざらした嫌な下りだし、右手を見ると尾根が見える。こりゃ駄目だと戻る、11:35。少し上まで戻って元の方向へトラバースして 11:45やっと目的の尾根に乗った。テープもあり、ホ。
水を含んで滑りやすい尾根を下る。ミズナラが多い。コナラも混じる。1220Mの右への尾根の分岐が地図ではよく見えるが実際は分からない。それよりも1150Mくらいで尾根がやや左に下り、右に枝尾根がある。でも左が顕著なので迷う事はない、12:10。2-3分で 1100Mの平坦な尾根になる。平坦をのんびり下って、少し下りになり、テープがあるところの少し下が 1050Mの尾根分岐。どちらでも下れるが今日は左へ下る事にした、12:20。12:35 キツツキが鋭く鳴く。立ち止まってしばらくの間、見えないかと目を凝らす。飛んだのは見えたが姿は見えなかった、残念。12:40 鉄塔。
中央高速の脇の道に出た
ここから巡視路をくだる。すぐ下で尾根をはずれ左へ入ってゆく。落ち葉の積もったプラスチック階段を滑らないようにくだり 12:45堰堤の下で沢沿いに出た。すぐ下で水を汲む。二本汲んで一休み。13:00出る。道は荒れている。少し下流の堰堤の上で沢を渡る。山ノ神があり無事を感謝。堰堤のところに巡視路標識の白柱があり NO.9への分岐がある、13:05。NO.9へ上がったら多分尾根伝いに棚倉山まで登れる筈だ。ここから左岸を下る。13:10ガードレールのあるダート道に出るとキジが四羽。夫婦と子供かな。万はしっかり見たが晋は飛び立つところしか見えなかった。驚かせてごめんね。
左へ行くと法面の下にビロードモウズイカが一本。いかにも外来の派手な花。高速のガード下を通り、下って日向橋を渡ると笹子駅は近い。13:21の電車が行くのを見て 13:25駅に着いた。顔を洗ったり体を拭いたりして着替えしさっぱりした気分で電車を待つ。14:00に乗った。橋本でちょっと買物して、16:00帰宅。
前回に引き続きお坊山東面を歩きました。予定した大鹿峠への旧道は残念でしたが、今日もミズナラを中心とした樹林の緑が美しく、気持ちのよい山でした。花はクサタチバナが丁度盛りでした。次回は秋の紅葉の時期にでも、旧道から大鹿峠まで歩いて見ましょう。