お坊山


コロナ騒ぎは少しづつ治まって来ていますが、丹沢は登山者が多いのでもう一寸落ち着いてからと思います。よって、今回も中央線です。久しぶりに笹子トンネルを抜けて甲斐大和まで行きました。景徳院から大鹿峠、お坊山、米沢山(矢平峰)、笹子の雁ヶ腹摺山を経て笹子駅へ下ります。
日時: 2020年06月17日(晴)
晋 万
一昨日、昨日の33度よりは少し涼しくなるとの予報だ。4:15起床。麦茶にしたので、お茶を沸かさなくても良く、準備に少し余裕がある。いつもの通り出発して 5:23に乗る。天気は良いが少し靄っている。多摩川を渡る時、奥多摩の山々がはっきりとは見えない。京王線は登山姿の人が増えたが高尾方面が殆どだ。高尾で大月行 6:30発に乗る。中央線には登山姿は少ない。車内で朝食。大月で次に来る松本行に乗る。今日はお見合い電車だった。7:40甲斐大和着。最近は無人駅では切符販売機がなく、乗車証の発行機に変わっているが、甲斐大和はまだ切符販売機だった。

久し振りに来た大鹿峠
準備して 7:45出る。景徳院に向かって歩く。今日は防災訓練が 10:00からあるようで、市役所から間違わない様にと何回も放送している。8:15 景徳院の手前で右に坂道を上がる。道標通りより少し近道。坂道を上がると左に階段道がある。これを入るともっと近かったのだが、もう少し先まで行って左折。道なりに上がって突き当りで左へ。20mほどで民家の間を右へ入る。道標がある。以前に下って来た時に、民家の間、と言うよりもむしろ庭、を通るので、万は大丈夫かと心配したところだ。通り抜けて上がると鹿柵 8:20。抜けると氷川神社の鳥居がある。8:25氷川神社。立派な拝殿がある。今日の無事をお願いして参拝。

8:30出発。出だしは植林地だが、右に曲がって上がり、尾根筋に出ると広葉樹になる 8:35。良い道だ。8:40鉄塔分岐。この尾根に沿って鉄塔が続く。じきに鉄塔の脇を通過する。高圧線が十字に交差するところだ。8:55鉄塔 965m付近。四等三角点は 50mほど進んで右の高みに上がる 976m。タッチして道に戻って進む。50mくらいで 67号鉄塔の分岐。9:10鉄塔。ここから鉄塔巡視路のプラスチック階段が続く。ひと登りして平坦になったところでお茶 9:20 1100m付近。9:30右下に鉄塔が見える 1150m付近。9:35鉄塔を越えてくる道に突き当たる 1180m。道標あり、左は鉄塔、右は大鹿峠。右へ下る。右側が切れている急坂で、滑りやすい。注意して下る。9:40 大鹿峠 1140m。縦走路は鉄塔のあるピークは越えずに巻いてくる。ベンチあり。西側はかなり激しく崩壊している。

お坊山へ向かう。広葉樹林の綺麗な尾根だ。途中今朝放送していた防災訓練の放送が良く聞こえた。10:05 1300m付近、道標があるところでお茶。ここからお坊山の北側を巻くトラバース道が分岐している。1350m付近から左へ少しトラバースして、上がるとお坊山東峰との鞍部付近に出た 10:20 1400m付近。右へ少し上がると 1420m付近に古いベンチがある。昔は、トラバースせずに、ここに直登で上がってきていた。平坦な道を 150mほどでお坊山山頂 1420mに到着 10:30。靄ってはいるが白根山三山など南アが見える。富士山は右の肩だけが見えた。食事にはちょっと早いので米沢山に向かう。少し下って登るとトクモリ 1412m、南尾根には薄い踏み跡がある。100mほど下り、登って 1340mを越えて下り、もう一度登ると米沢山 1357m 11:05-12:00昼食。木陰だが景色は見えない。見上げると梢の上をクロアゲハが舞っている。北尾根への下りは明瞭な踏み跡があるがテープは少なそうだ。

雁ヶ腹摺山へ向かう。少し下ると鎖場。結構長い。登るのは多分大丈夫だが、下るのは狭いしちょっと大変。下りきって 12:15鞍部、1230m付近、に降り立つ。ここからはアップダウンのある稜線を進む。すぐ女性 2人組に出会い、その先からは登りになる。12:20展望台 1250m付近。ここから富士山がばっちりなのだが、今日は雲に隠れて見えない。また下る。20m位下って 20m位登ると 1250m。小さい登り下りを繰り返しながら進む。12:35 1230m位。ここから登り。登り初めで晋は右足がつる。雁ヶ腹摺山への登りかなと思ったが 1270mまで上がって、もう一度下り 1250m。ここから雁ヶ腹摺山への 100mの登り。植林地の中をかなりきつい登りだ。晋は足がつらないようにゆっくり行く。万はずっと先行。

登り切った所は北尾根分岐。よく踏まれた綺麗な道が北に下っている。晋がくるまでに万が少し偵察したらテープも沢山ある。左へ行くとすぐに山頂 13:05 1358m。誰もいない。電車の時間をチェックして 13:10出る。14:30の電車に間に合うか間に合わないかどっちかな?。1290m付近にヤマツツジ。綺麗な花が少し残っていた。少し滑りやすいが道は良いので快調に下る。13:20 1188m標高点付近。この分だと電車に間に合うかもしれない。850m付近で左に下る。直進の尾根道も行けそうだが、木で止めてあるように見える。13:45鉄塔。右下に道標が見えるのでそちらへ下る。尾根から来ると、ここで会うが、道標は我々の来た方向を指している。13:50左に鉄塔をみて、13:55車道に出た。

バスの時間は 14:17分。駅まで歩く。電車は 14:32発なので間に合うと思い少し速足で歩く。途中登山者を抜く。笹子駅には 14:20着。万が電車の時間をチェックすると 14:28だ。晋が思っていた 14:32は初狩駅の時間だった。よかった、間に合って。遅れたら 1時間待ちだ。先週も同じ電車だったのだが、人身事故で 45分遅れたのだった。今日は OK。このまま高尾まで行ける。途中での特急待ちはなかった。高尾で京王に乗り換え、調布では 10分待ったが、16:45分帰宅。今日も良い山行だった。


まだ丹沢方面はバスが混みそうなので行きたくありません。このところ連続して中央線方面の山です。人が少なくて良いです。高尾駅は登山者が多く、その人達が藤野や相模湖に下山して来るので、帰りもここまで来ると登山者が多いです。今日は風も涼しかったですが、そろそろ夏山ですね。今日は残念ながら高い山はあまり見えませんでしたが、この山域は広葉樹林が多く、気持ちの良い緑の稜線歩きを楽しみました。