大洞山


また、しばらく間が開きましたが、山は紅葉の季節です。人の少ないコースへ行きたい。久し振りなので長い距離はつらいし、1400Mくらいが紅葉の盛りかなと考え、笹子から入り、中尾根から登って大洞山、摺針峠、大沢山と回る回遊コースにしました。
日時 2013年11月6日
晋 万
家を出るときに新聞が来た。まだ暗い。5:30 若葉台発、調布回りで高尾へ。6:42松本行きに乗る。社内で朝食、今日はフランスパンのサンドイッチ。車窓から見る山々は結構紅葉。7:33 笹子着。7:40出る。甲州街道は車が多い。笹子鉱泉は廃業していた。近くのの桜の木の下に馬頭観音が数基ある。公民館前のバス停に出る尾根も行けそうに見える(これは 1412mに上がる尾根で変電所側から登ったことがある)。8:10 旧道入り口を入る。民家に真っ赤に紅葉したもみじ。8:25左に入るとゲート。閉鎖とある。入って 3分で登り口。212号鉄塔への白杭あり。反対側には 213号を指す白杭があったが道あとは微か。

212号へ向かって入る 8:30。5分で分岐。晋は気付かず通り過ぎたが万が気付いて指摘。ここから右へ上がる。コナラの林になるが、この高度ではまだ少し紅葉には早い。8:45倒木をくぐって岩のごろごろある所を過ぎる。目立つのはウリハダカエデの黄色。8:50-55 212号鉄塔。少し手前からカンカンという音がしていたが、着くと鉄塔検査中。下に二人いて、四人登っているといっていた。よく見ると上のほうに人がいる。ボルトの締め具合を特別な道具を使って検査するのだそうだ。鉄塔を過ぎて尾根に入る。1000Mを越え、コナラの黄葉がきれいになる。晴といっても雲が多いので時々しか日が差さないが、日が差すときらきらして美しい。

昼食を食べた大洞山
9:10 1093m。その先で南へ入ってしまったが、籔っぽくなったので気付き戻る。9:25地図の破線路分岐。左に今日一番の紅葉、赤と黄色が重なって美しい。緩やかに上り、右に行く破線路を分岐し、左植林地の急な登りになり、9:50-55 中尾根の頭と小さい山名標がある尾根の一角に登りついた。お茶飲んで一息つく。尾根を進むと 10:05ベンチのところに出た。ミズナラの黄葉が豪華。笹子峠から来る道と会う。ここが中尾根の頭だ。ここから西へ。稜線は葉が落ちている。10:25モミの木のところ。左へ曲がって少し下り、登ると 10:45カヤノキビラの頭。立派な道標がある。初めてここに来たときには、藪の中で、どっちに行ったら良いのかと迷うような場所だった。南へ向かう。緩い尾根をのんびり歩き、少し上がると 10:55大洞山 1402M。平坦な山頂で鶴ヶ鳥屋山などと似ている。ここで昼食。ここまでは雲の多い晴という感じだったが、雲が無くなって日が差してきた。

イワカガミが沢山
11:40出発。下って 11:50摺針峠 1291M。思ったよりも近かった。ベンチがある。紅葉がこの高さだと残っている。日が差しているので綺麗。12:15 1355M、カラマツが黄色になっている。カラマツ林の開いたところから振り返ると京戸山が大きく見えた。登りは、一直線でなく、緩いところもあるので楽。12:35 ボッコの頭到着。はじめて来た時は、新ハイに記事が出た直後で、新ハイを持ってきた人と出会った場所。落ち葉の稜線を東へ進む。稜線にはブナが多い。元気なブナだ。道にイワカガミの葉が出てきて、13:05 岩を乗っ越す。巻き道が本当の道。イワカガミがびっしり。藤野木側から上がれば面白そうなので、花の咲く春に来よう。13:20ツツジの紅葉が美しい。13:25-30大沢山。富士山が見えた。思ったよりも高い。

少し進んで分岐を左へ下る。右側は若い植林地になってしばらく下る。鶴ヶ鳥屋山の稜線が右に大きい。13:55 1100m位まで下ると紅葉が真っ盛りの筈だが、右は植林地で、左の広葉樹林には一応は日が差すが、尾根越しで日が低く、木々も籔っぽくて残念。でも、所々に美しい紅葉がある。右下に変電所が見えた。14:10 1000M位、212号への分岐があった。登り口に 213号への道標と踏み跡があったからそこに下るのだろう。ここまで下がるとまだ黄緑の葉も多いが、振り返って上を見ると綺麗。14:15 213号 940M。下ると左の林の黄葉に日が当たりきれい。右は植林。14:25 899M。その先で右寄りに急坂を下る。所々に調査用の網がある。14:40 鉄塔、760M。この鉄塔は小さい。14:45神社に出た。真っ直ぐ進んで鳥居のある石段を下る。この鳥居は段々と朽ちている。のんびり歩いて 15:10 笹子駅着。15:32に乗り、高尾から京王。若葉台で下りて 17:45帰宅。


紅葉は予想よりも少し低く 1000-1200m位が盛りでした。今日歩いたところは黄色が多く、赤は少なかったです。笹子で下りた時も登山者は居なかったし、山中も、人が少ないところに行ったからとはいえ、誰にも会わない、静かな山行でした。帰りの電車には、結構登山者が多くいました。