扇山-百蔵山


ツツジにはまだ少し早いかもしれないですが、今年は桜も早く、弘前の桜ももう満開だそうです。そこで扇山のツツジ新道に行く事にしました。連休の時期にはバスが 2台も3台も出るそうで大混雑みたいですが、少し早めですし、ウィークデイだし、混雑は大丈夫でしょう。東京は 3回目のコロナ緊急事態とか言ってます。オリンピックの為にコロナ対策が左右されていると感じますね。どっちつかずになってしまって勿体ない。
日時: 2021年4月22日(晴)
晋 万
6:11発に乗る積りだったが早めに 5:59分に乗れた。始発なので空いていて良い。調布で特急を待って 6:25に乗る。高尾で乗り換え 7:07発。大月までの山ならこの電車が良いようだ。鳥沢 7:36着。登山者数名いる。トイレし準備して 7:45出発。国道に出て東へ向かうと小学校を過ぎたところで山谷行のバスが行った。これに乗ったら 30分くらい早かったがはじめからバスを考えてないので調べてもいないから仕方ないね。7:55県50へはいる。8:00中野。正面に扇山が綺麗だ。その先の中野神社前バス停で県道を離れて直進する。入口に石仏があり享保の青面金剛があった。

ツツジ新道入口
8:10山神社。今日の無事を祈って参拝。正面の蟇股に天狗の面がはめ込んであった。8:15初めて道標があったが読めない。振り返ると富士山が綺麗に見える。今日は空気が澄んでいる。進んで道なりに右へ。少し上がると開けて綺麗に富士山が見えた。ヤマツツジが咲いている。道なりに北へ進み、8:20右にエコビレッジを過ぎる。ゴルフ場東側の道を進み 8:25山谷から来る道と会う。大月カントリーに行く車はここを通るようで広い道だ。舗装していない方の道を進む。左の舗装路を山姿の女性が乗ったタクシーが 2台行った。ツツジ新道に行くのだろう?。舗装路と会うところで、この辺りに三角点がある筈と探す 8:30-35。道路横の高いところではなくて少し下に四等三角点があった 553m。金属標だった。ここから舗装路を歩き道なりに左に曲がると直っすぐな道になる。道がゴルフ場に向かって左に曲る所に水道施設がある。そこで右から来る林道の方に入ってすぐが登山口 8:45。

始めは植林地の中の急登。5分ほど上がるとヤマツツジが出てきて植林地を抜ける。この辺りからヤマツツジが多い。この高さでは 7分咲きから満開。花が元気なので綺麗だ。8:55 720m付近でタクシーで来た先行の女性 6人組を抜く。ここまでもツツジは多かったが、ここからの急坂がツツジの群生だ。南西方向が開けると富士山が綺麗に見える。9:10 820m付近の平坦地。この辺りでは蕾も多い。9:25 908mの標高点付近。少し上がって 930m付近からミツバツツジが出てくるがこの高さでは終わりかけだ。9:35 965m付近の倒木のところから登山道へ向かうトラバース道を離れて直進し、尾根を直登する。印は何もないが、こういう印の無い分岐でも万はすごく感が効くようになった。

咲いている咲いている
始めは右が植林地だ。少し上がると植林地を抜けて雑木になる。急登だ。ミツバツツジが出てきた。9:40 1020m付近の平坦地。そこからは急登できつい。踏み跡も無くなる。右側にミツバツツジが綺麗に咲いていたのでそちらへ寄って登ったりする。1090m付近でやや緩み、最後は緩く登って、頂上の少し西の 1125m位の地点に到着 9:55。尾根直登は急できつかったがミツバツツジが見えて良かった。平坦を右に行って緩く上がると扇山山頂 10:00 1138m。誰もいない山頂は広々している。天気は快晴だ。我々二人だけで綺麗な富士山を堪能する。ヤマザクラが咲いている。カラマツの新芽も綺麗だ。10:10出る。

10:15 鳥沢分岐。10:20 大久保山 1109m。ここから一気に 300m下る。休みの無い下りも結構きつい。下りで 2人組と会う。818mの手前で左へ少し下り 800mを巻いてさらに下る。2人組と会う。ヒトリシズカが咲いている。若干の上り下りがあって、少し登って 10:55宮谷方面への破線路の分岐に着く。道標があるが、宮谷を指す道標は無い。次の 800m圏は南西側を巻いて過ぎる。少し下って、上り下りあって 11:05-10宮谷分岐 780m。お茶を飲んで一息つく。ここから上がって 849mコタラ山は南東側を巻く。11:20巻き終えて北からコタラ山の西を巻いて来る道と合流 820。緩い上下があって 11:30百蔵山への 150mの登りにかかる。足元のスミレの花を見つめながらのきつい登りだ。登りついたところが猿橋駅への分岐。東へ 100mほどで百蔵山山頂 11:50 1003m。

八重桜がお迎えの百蔵山
山頂広場に入るところの左右に満開の八重桜があって桜のゲートになっていた。山頂には 2人先着。さらに 1人来た。久し振りに来たが、桜の木が多いので、桜のシーズンは登山者が多いだろう。富士山が良く見える。昼食にする。登山者が途中居なくなりまたまた静かな山頂。ゆっくりして 12:50出発。先ほどの分岐に戻り、猿橋駅方面へ下る。鎖のあるすごい急坂を下る。足場も良くないし鎖を持ちながら丁寧に下る。アオダモの花が満開だ。13:10やっと平坦になって一息ついたところに石仏がある。馬頭観音だと思う。紀年銘は摩滅しているが江戸時代だろう。

その下に宮谷への分岐がある。道標はあるが宮谷を指す表示は無い。ここから道は良くなった。少し下で 5人組と会う。道はよく、ずんずん下る。13:30左側に何か工事しているようなところがあり、そこへのセメント道に出た。その先ですぐ車道に出る。左へ下ると百蔵浄水場。正面に富士山が良く見える。市営グランドの手前で広い車道を離れて集落内の道に入る。道なりに下り県道に出て左へ行き、すぐ右折して葛野川の百蔵橋を渡る。高速の下を過ぎ、宮下橋で桂川を渡り、国道に出て右へすぐ猿橋駅に到着 14:15。駅前のヤマナシはもう花は終わっていた。

すぐ 14:20の電車に乗れた。空いていた。14:52高尾到着。京王に乗り換える。15:06の新宿行き特急に乗り出発するとすぐ車内放送があり人身事故で新宿-桜上水間が不通。どうしようかと思っている内に乗っていた特急は高幡不動で打ち切りになった。各停で行けば調布まで行けるし相模原線は走っているが、時刻が不安定だからモノレールで多摩センターに出た方が良いとのことだった。振替乗車証を貰って出て、モノレールへ行く。モノレールで多摩センターに行き、小田急で帰った。京王の切符と振替乗車証は途中駅では見せるだけで通り、最後の着駅で渡せばよい。16:10帰宅。


扇山までは、ほとんど急坂でした。ツツジ新道のヤマツツジは下の方は 7分から満開、上の方は 5分から 7分でした。今年は早いようで、来週くらいが最盛期でしょうが、下る人登る人で大混雑でしょうから、今日行ってよかったです。ツツジ新道では女性の 6人組以外は誰にも会いませんでした。扇山も我々だけというのは珍しいです。百蔵山からの下りは転げ落ちるような急坂でビックリでした。天気が良くて良い山でした。帰りの京王線の事故はちょっと困りましたがモノレール、小田急と乗り継いで、帰宅時間は通常通り京王線で帰った時とほぼ同じでした。