扇山・百蔵山


ここのところ天気は良く気温が高いです。来週は天気が悪い予報です。そこで昨年に続いて扇山のツツジを見に行くことにしました。昨年は 4月23日に、3年前には 22日に行っていて、ヤマツツジはよく咲いていましたが、今年はどうでしょうか?。扇山や百蔵山の山頂の桜は満開かな?。楽しみです。久し振りの週末山行ですが、人が多いかな?。
日時: 2024年4月20日 (晴)
晋 万
4:20起床。準備して 5:10出る。5:32の電車に乗る。平日は混んでいるのだが週末の今日は二人とも座ることができた。朝は涼しいが天気が良いので 25℃以上に暑くなる予報だ。調布・北野・高尾で乗り換える。京王本線は酔っ払いが多く酒臭い。北野乗り換えは登山者が多い。高尾発 6:30の大月行に乗る。この電車は平日は高尾始発だが休日は豊田発だ。登山者が沢山いるかと思ったが意外に乗っていない。ホームには登山者がいるが、次の松本行きに乗るみたい。車内で朝食。鳥沢 6:58着。男性登山者が 2名。女性は万の他 1名。晴の予報だが雲が多く日が差していないのでちょっと寒い。トイレ・準備をして 7:05出発。

国20を東へ進み 7:10野田尻方面へ左折する。県道が右に曲がっていくところを直進する。角に石仏が数基ある。7:30山神社。神社の反対側の右手の山に桜が植えてあり、上のほうにあずまやが見えるが、もう葉桜だ。エコの里手前から富士山が見える。7:50エコの里入り口。少し上の右側に枝垂れ桜がたくさん植えてあり満開できれい。ゴルフ場への道路を超え、三角点に向かう。ゴルフ場に向かう車が来る。送迎のマイクロバスは満員だ。ゴルフ場側の八重桜が満開だ。三角点を過ぎ、昔のキャディさん達のための保育所跡を右下に見て、左に曲がってゴルフ場の北側を進み、三叉路を右に曲がるとすぐ登山道入口 8:05。

満開のミツバツツジ
植林地のジグザクを上がっていく。8:10最初のヤマツツジがある。3-4分咲だ。よかった今年も見れた。まだちょっと早い感じで、よく咲いている木でも 5-6分だ。咲いて無い木も多く、全部蕾の木もある。まだまだ山桜が元気に咲いていて、散ってない。今年はすこし遅いね。一人上がってきた。早いので抜いて行ってもらう。尾根筋になるとツツジのトンネルだが、日当たりの良い木だけが咲いている。8:30 820mの小コブを過ぎる。8:45 908m付近の水平。ミツバツツジが満開できれい。ということはヤマツツジにはちょっと早いのだ。左の雑木林にもミツバツツジが咲いているのが見える。大きなミツバツツジが満開のところから急登になり、上がり切るとトラバース道は左に行き、尾根筋との分岐点だ。

水を飲んで 8:55出発。尾根筋を直登する。右は植林地で、左の谷側にはミツバツツジが咲いているのが見える。倒木を過ぎて少し緩むが、その先また急登になる。時々スズランテープがあるが尾根筋ははっきりしているので迷うことはない。急登を四つん這いになりながらのぼる。下草がないので楽だが結構きつい。右にミツバツツジが綺麗に咲いているのを見て過ぎると立って歩けるようになる。傾斜が緩むとその先で登山道にドッキング 9:15。ヒトリシズカもボケもまだまだ咲いていない。マルバダケブキは芽が出たばかりだ。右に少し行って扇山山頂 9:20 1138m。山頂手前で、ツツジ新道で我々を追い越していった人が下りてきた。早いね。

山頂にはハムをしている人が一人、休憩中が一人。富士山は少し霞んでいるがよく見える。山頂のヤマザクラはまだまだで蕾も膨らんでいない。このサクラは豪華なのでちょっと残念だ。9:25百蔵山に向けて出発。9:30鳥沢分岐。9:35大久保山 1109m。ここから 300mの下り。いつもながらもったいない。でも新緑がきれいだ。10:00 818mの手前で左へ。818mから北への尾根を下ると浅川に出るみたいで、地図には途中まで破線がある。冬場に探ってみても良いかもしれない。ここから暫くは 800m前後の緩い登り下りだ。10:05 780m付近ではヒトリシヅカの群落があり咲いている。山頂付近は芽が出ている程度だったので 300mの高度差というのは大きいものだ。

10:10宮谷分岐。昔は宮谷を指す道標があったが今はない。800m圏の山は左を巻いて過ぎる。少し下って上がると道標のある宮谷分岐 10:20。50m程登って 820m圏に上がるとエ○があり昨年の葉が地面に貼りついている。去年は新芽が 10センチくらいまで伸びていたが今年はまだ出たばかりだった。付近をすこし観察する。進むとすぐコタラ山を巻いて百蔵山への登りになる。はじめは緩いが 850m付近から急登が始まる 10:50。新緑が綺麗だ。山頂の一角に登り着き、猿橋への下りを分けるとすぐ山頂 11:10 1003m。

藤の花はまだまだ
山頂手前の八重桜はまだまだ。今年は遅い。山頂は食事をしていたり、休憩している人が結構多い。富士山はまだ見えるがぼんやりだ。暑いくらいなので木陰には人がいる。空いたところをさがして昼食にする。ゆっくり食事する。若い人たちの団体が上がってきて賑やかだ。12:10出発。

12:20 907m手前で福泉寺分岐。猿橋へ下る。12:45-50水場。コーヒー水を汲む。汲み終わったころに若い人たちの団体が降りてきた。すぐ分岐があって、まっすぐ下ると和田美術館に出る。そこからは舗装道だ。下って浄水場からの道と会う。さらに下って三叉路に出たところのフジはまだ咲いていない。一枝だけ花が出かかっていた。左に行ってすぐ右に入り細道を下る。県道まで下って左に行き、三叉路を右折するが、そこの家のフジがだいぶ花芽が伸びて、咲きかかっていた。

13:25葛野川を渡り、高速の下を通って少し上がると桂川。わたって国道にでて右へ少しで猿橋駅到着 13:35。体を拭いて着替える。汗をかいているのですっきりして気持ちがよい。13:52の東京行きに乗り車内でコーヒーとおやつ。高尾で京王に乗り換え。調布で乗り換えて 15:35帰宅。


ツツジ群生地はちょっと早かった感じですが、少し上のミツバツツジは真っ盛りで元気できれいでした。扇山山頂のヤマザクラも、百蔵山山頂の八重桜も、花芽はありましたが蕾が膨らむまでにはもう一息でした。でもヤマザクラはあちこちで咲いていて青空にきれいでした。百蔵山の山頂は八重桜はまだでしたが、他の桜 (ソメイヨシノかな?) は咲いていてまだまだ元気でした。ボケやヒトリシズカやマルバダケブキなども気候によって随分違っているのを感じた山行でした。扇山は静かでしたが、百蔵山は団体さんも多く賑やか山でした。