扇山・百蔵山


そろそろ扇山ツツジ新道のヤマツツジが咲く時期になりました。そこでツツジ新道を上がって扇山に登ります。扇山からは梁川または四方津に下るか、百蔵山から猿橋に下るか、山頂で考えましょう。今日は、重いが、一眼レフを持っていきます。
日時: 2025年4月22日 (晴)
晋 万
先週と同じ高尾発の電車に乗る。5:32発に乗って出発。調布で座れる。天気は晴れだが靄っていて山は見えない。高尾 6:30発の中央線。車内で朝食。四方津の手前で食べ終えた。鳥沢 6:58着。登山者は乗ってなく、早い電車で来た夫婦連れがいたが、我々の準備中に出発した。我々は 7:05出発。

国20は車が多い。7:15中野入口で左折し県30に入るとホッとするが、こちらも工事車が結構走る。ヤマブキが咲いている。7:25県30が右に曲がっていく石仏のところを直進。7:30山神社。枝垂れ桜、花桃。万は道端のワラビを摘む。晋のお摘みにする由で Thank You。エコの里方向に曲がる手前で富士山が綺麗に見える。7:45エコの里。展望台が出来ていた。上がると富士山が、少し靄がかかっているが、綺麗に見える。ゴルフ場への車道の横を上がって 7:55 553m三角点。ゴルフ場の桜が綺麗だ。その先で車道に降りる。GOLF場に向かう車が追い抜いていく。8:00保育園跡を通過。ウワミズザクラが咲いている。8:10登山口に到着。お茶飲んでいざ出発。

もともと踏み跡をちょっと改良したような道だけど、歩く人が増えているので滑りやすくなっているし、倒木がある。シーズンの週末は大変だろうね。ヤマツツジにはまだちょっと早い。木によるが 1-2分から 3分咲程度。花は少ないが、元気なので良い。8:25 720mのコブを右横に見て通過。その先でツツジのトンネルになる。まだ花は少ないが、満開近く咲いている木もある。810mくらいのところから富士山が見える 8:40。ツツジは蕾。そのすぐ上が 820mの小コブ。大きな桜の木があって満開。この辺りのツツジは咲き始めだ。9:00 908m付近。左下にミツバツツジが咲いているのが見える。その上の 930m付近のミツバツツジは散り始めてはいるがまだまだ満開。でも、花が散って葉の出ている木もある。野生の植物は同じ種類でも個性がある。ヤマツツジはこの高さでは蕾が多い。

トラバース道のミツバツツジは満開
965mで直登尾根が分岐するが直登せず本来のトラバース道を行くことにした。ミツバツツジが綺麗で、こちらを歩いてよかった。ヒトリシズカが多い。鹿は嫌いで食べない。9:10登山道と合流 950m。上がって稜線に出た 9:30 1100m。百蔵山に行く事にして、リュックをデポ。9:40山頂。誰もいない。少し靄って来ているが富士山も綺麗だった。山桜はまだ咲き始めだった。ヒガラがよく鳴く。戻る途中で上がってくる人にあう。「山頂は誰もいませんよ。富士山も綺麗」というと「独り占めですね」と言って上がって行った。9:50分岐に戻り 9:55出る。

10:00大久保山。ここから大下りだ。少し下ったところで同じくらいの歳の人が上がって来た。立ち止まって息ついていたので「この 300mの登りはきついですね」と言うと、「百蔵山から来た。5:15に駅を出た。」と言っていた。早いね。10:10 980mくらいのところでミツバツツジが咲いている。10:20 810mでやっと平坦になり道標がある。正面のコブを左に巻いて少し下って 800m。ここからは宮谷分岐まで上り下りのある道だ。一人会う。ヒトリシズカの群生があり沢山咲いていた。10:50宮谷分岐 780m。50mほど上がって平坦になるとエがあちこちにある 10:55。高尾では新芽が出始めていたが、ここはまだ全く出ていない。コタラ山を巻き終えてお茶を飲んで一息、820m、11:00-11:05。ここから急登だ。

百蔵山の山桜
11:30頂上の東端に登りつく。猿橋への分岐があり、ここからの下りは急だ。11:35百蔵山 1003m到着。3人先着。頂上手前の八重桜は終っていた。富士山は霞んでみえない。テーブルには人が座っていたので木の根のところで昼食の準備していたら、出て行ったのでテーブルに座る。ゆっくり食事した。食事を終えてもう一度見ると富士山がかすかに見えた。12:30出る。

5分下った右のマルバダケブキの大群落はまだ新芽だ。12:40猿橋への分岐。今日は福泉寺へ下る。12:45大同山 907m。12:55 810mで左へ。ほぼ平坦を進み 13:00三角点 800.1m。道標あり、左へ。すごい急坂を一気に 90m近く下ると祠の赤い屋根が見える。その手前に石祠があり、下に赤い屋根の祠があった 13:05 710m付近。祠は二室に分かれていてそれぞれに木像が入っている。左は高下駄を履いた役行者、右は右手に剣を持つ金毘羅大権現。役行者は金毘羅神を感得した人だ。5-60m程先には、少し大きい祠があり中に不動尊像がある。不動は金毘羅の本地仏。ここが金毘羅宮だ。葛野の人が奉納した鐘があった。小さい鐘だが竜頭もちゃんとある。ただよく見ると銘文を消した跡があるようだ。写真撮ったりして 13:15出る。

福泉寺からの登山道
ここからはジグザグの下り。良い道だが倒木が多い。620mくらいから尾根伝いになる。13:30百蔵山を指す木柱道標があり、下に「右水晶場」と書いてあった。昔、水晶が採れたのかな?。13:40車道終点に出た。車道を 100mほど行くとヘヤピンカーブになり黄色い道標が我々の来た方向を指している。ここから北へ踏み跡が入っていて、2.5万図の破線路で、金毘羅宮に行ける筈 (多分、金毘羅宮への旧道) だが、沢筋なので、今でも道が生きているかどうか怪しい。13:45右上に凉泉寺。今は無住かな?。2000年にここから2.5万図の破線路伝いに上がったことがあるが、かなりの薮道だった。寺の入り口左右に立派なイチョウがある。

県505に出て 13:55戸並入口バス停。すぐ福泉寺バス停。福泉寺は上の方に見えるが省略。県505は車が多く、歩道もないので宮古橋バス停から右に入り、葛野川左岸のサイクリング道を行く 14:00。14:20葛野川を百蔵橋で渡り、桂川を渡って国20に出て右へ行くとすぐ猿橋駅着 14:30。駅前のヤマナシの花が咲いていた。身体を拭いてすっきり。14:51に乗る。車内でコーヒーとおやつ。高尾で京王に乗り換え。猿橋駅の電光掲示板に京王線が高幡不動で遅れているとあったので少し気になっていたが、問題なかった。調布乗り換え。16:40帰宅。


朝早い山行はいいですね。扇山まで誰にも会わず、山頂からの景色を十分堪能しました。百蔵山迄の稜線では 4名出合い、百蔵山では 3名出会いました。このコースでは非常に少なかったです。百蔵山の下山は福泉寺方面から猿橋駅までのコースを歩きました。ほぼ初めてでしたが、良いコースでした。カメラはやっぱり一眼レフが良いですね。すこし調子が良くないのですが、それでもピントは合わせやすいし、露出の調整も上手くいって、花が綺麗に撮れました。