7:35鳥沢駅着。山に行く人は我々と他に二人。準備をしてすぐに出発。駅から高畑山方面へ歩く。今日は気温は低いが風がないので良い。8:00小篠の高畑山分岐を右に行く。8:15津成に入り、火の見やぐらの先を左に入る。ここは藤崎のバス停がある。真っ直ぐ入り少し登って行くと、Y字型になる。バイクに乗った老人に会う。「この辺から山に行けるの」。万、「直接大桑山」、「フーン」。良くわかっていないみたい。我々は真っ直ぐ入って行く。
入って行くと、猪除けの柵がある。柵を入ってすぐ左へ上がりこむ。ここで上着を脱ぐ。とりあえず正面の高みに登り、尾根に出ると薄い踏み跡がある 8:25。8:35 右が植林地になり、道形が少しはっきりしてくる。少し行くと、今度は左が植林地、下の沢すじは金曜日の雪がまだ残っている。8:50尾根が右に曲がる所で露岩が出てきた。左の沢の水音がする。8:55左からの道が上がってきている。この道は沢沿いに上がってくる古い仕事道だ。晋が左の沢に水を汲みにいったが、道はすぐ消えるそうだ。水を汲んでいる間に猟の人が上から降りてくる。「何処から来たの。何処の山に行くの」、 万 「大桑山」、「登山道が本かなんか載っているの」、「載ってないマニヤックな山行が好きなの」、「フーン」、そのうち晋が戻ってきて少し話す。林道までが、かなりの急登とか。9:00出る。別れてすぐ他の人に無線で我々が登っていることを話している。そうだよね、我々も人に会うとは思っていないもの。
雪の残っている急登
9:45林道に出る。林道は無舗装で、作っている時は騒々しかったのだろうが、今は落ち着いてしまっている。横切って真っ直ぐ直登する。登っている途中から 左から登っている踏み跡 (雪なので良くわかる) が出てきた。登っている人がいるのかな? 猟師かな? 9:55左からの稜線とドッキング。下る時は、境界見出標 (テープあり) の少し下から左へ、切り開き状を下れば、林道の凸部に出るから真っ直ぐ下ればよい。
正面を登る道は南斜面は伐採中。富士山と、その左に二十六夜山から今倉山の稜線が良く見える。10:45山頂に着く。登りは少し暑い位だが気持ちが良い。ちょっと早いが昼食にする。食事中 5人の女性が通る。向うもびっくりしているが我々もビックリ。後ろの人が藪になれた感じ。11:25出る。ここからは薄い踏み跡があるだけ。11:30鈴ヶ尾山 833M三等三角点(右の写真)。林の中だが、葉が落ちているので明るい。なかなかの藪道。新ハイの山名板が建っていた。
わずかに登って尾根が二つに分岐する。ここは左へ行く12:30。5分ほどで、荒れた昔の山道が現れる。又、赤テープある。赤テープは、この 2ヶ所だけだがなかなか上手くつけてある。明瞭な尾根になったところで、左から朝日小沢からの道を会わせる。道はかなり荒れている。幡野への藪道を右に分けて、藪を上がると 597Mのピーク。黄色のテープがあった。この山は通称幡野山 12:45。
下りかけたところで石碑がうつぶせになっているので起す。明治時代の墓碑。道はずっと尾根伝い。バラ藪がはびっている。植林地の脇を下り、13:05神社のところに出た。大きな神木が社殿の裏にある。13:15 舗装道に出る。こちらから登るには幡野入口バス停から「たばた橋」を渡って民家の脇からから登る。ここから猿橋駅まで歩く。途中バスが追いついてきたが、そのまま駅まで行く事にする。駅の脇まで来たら、ホームのアナウンスが聞こえ 13:54発と言う。あと1分半。走りに走る。乗りました。八王子発 14:50の横浜線に乗り、自宅には 15:40着。早かった。