お参りして、神社の右手裏から上がる。入口に案内板がある。日は出てないが風が無い。寒くないので上着を脱いで出発 7:40。真っ直ぐ尾根に向う。雪は吹き溜まりで 10CM位。足跡がある。植林地の中を進む。7:48 JR の鉄塔。
だんだん雪が増えて、899Mの辺りはもうべったり雪。笹子の雁ヶ腹摺山がよく見える。登っている尾根から、右に新田の部落が見える。8:25二つ目の鉄塔 940M。相変わらず曇りだが風は無いので助かる。鉄塔から猟の人?の足跡と犬の足跡が多い。赤松の多い尾根。左へ変電所への分岐をわけると、又、山屋の足跡だけになる。先行者の足跡は歩幅や足の向きが違って、歩きにくい。それでも足跡を踏んで歩くのが良い。9:15 雪がちらちらしてきて、風も少し出るが、そよ風程度で助かる。雪は降り出して、回りの山は見えなくなってきた。赤テープは所々ある。先行者は上手に登っている。スズメの大きさくらいの緑の鳥がいる。頂上付近は左は唐松林。右は落葉林。紅葉の時は綺麗だろうなー。10:10 稜線。右に少しで大沢山山頂 1450M。雪が大分降ってきた。10:15出る。
先行者は笹子方面に向っている。我々の向かう方向だ。清八山方面は足跡が無い。良かった。雪が深くなって 50CM位。足跡があっていよいよ助かる。一旦下って、登った所 10:55。先行者の足跡 (多分昨日だろう) で、本当に助かるが、藪もあり、雪と藪両方では辛い。11:20 1450M (ボッコの頭)の山頂。テープが沢山あり右へ行くのが摺針峠方面だ。が、ここで足跡が無くなる。足跡の人達は、ここから摺針峠方面に行かず、真っ直ぐ御坂方面に下りたようだ。ここまでラッセルして来たとすればかなり時間がかかった筈だから摺針峠方面はやめて下山したのだろう。少し摺針峠方面に進んだが、雪が深くなってきたし、ラッセルは辛いし、前方が全然見えないので中止にして戻る事にする。11:40 戻って 1450M の山頂で、昼食にする。かなり気温は低い。ポットの湯がこぼれたのがすぐに凍る。リュックが雪ですぐに白くなる。この雪で、ラッセルしながら進むと、普通の倍はかかる。ボウズ山まで 2.5 時間として、昼飯を入れて 3時間。もっとかかるかもしれない。摺針峠まで行ってみたい気もしたがスパッツも無いしやめた。
稜線の雪も結構多かった気温が上がったのか、雪はだいぶ緩んだ。朝はカリカリで足跡だけしか歩けなかったし足がずぼっと入ると抜くのに苦労したが、今は蹴散らせる。雪も少ないのでぐいぐい下る。下っている人の足跡や、ストックの跡もある。14:25 - 14:45 上の鉄塔。ここで大休止にして、お握りの残りを食べる。やっと青空が少し顔を出す。回りの山々も良く見える様になった。
15:10 JR の鉄塔。途中の道で、朝落ちていた帽子が違うところに置いてあるので、やはり他に登っている人がいたのだ。15:20 神社に戻る。15:45 笹子駅着。神社からのんびり歩いて 25分だった。16:05 立川行きに乗る。自宅には 18:25帰る。41,000歩。下りの尾根に緑の木肌に縦に黒い線があり木肌の割れ目がひし形になっている木があった。面白い木だなと気をつけると沢山ある。万が枝先を見てこれは「かえで」の種類だと言う。そういえば家の庭の「かえで」と枝先が似ていた。帰って調べたら「ウリハダカエデ」。「ウリカエデ」かもしれないが、黒い縦線があったから「ウリハダ」でしょう。