和田峠への陣馬街道と分岐して左下へ下るとすぐに八幡神社がある。石段を上がって拝殿に行くと、拝殿の奥から本殿に上がる階段があった。境内に石があり、前に「津野崎神 小社」と木柱が立っていた。八幡神社から進んで蓮行寺沢を渡り、登って行く。鎌沢集落を通る。と言っても坂道沿いにバラバラと家がある集落。7:55県立駐車場。対岸の茶畑はもうやってなくて放置だ。その先も放置の茶畑が結構多い。駐車場の先で左へ上がる道標がある。
ここから登山道になる
結構急坂を上がる。上がって行くと右に鳥居が見え、熊野神社。入口に文政12年の廿三夜塔。覆い屋の下に三つの社殿が並んでいた。左手にカシノキの巨樹があった。真ん中で縦に割れているが大きい木だ。もどり、前の道で 8:05-10シャツを脱いで手パッツする。8:15サルの群れを発見。活性化センター付近の場所だ。みかんを食べている。8:25最後の住宅(相沢工務店)の手前で登山道になり、左に上がるとすぐに休憩所 8:25。梅が満開。休憩所を通り過ぎてもう一度車道に出ると最後の住宅があり、登山口と言う石碑があり、その先から山道に入った。入口には石仏がある。文政6年の念仏碑だ。
少し上がると登里という道標があった。8:40尾根に出る。右へ、尾根を行く。8:50 奥の院。桜のプロムナードと説明板があり、てんぐ巣病で桜が傷んでいると書いてあった。ここの道標は、鎌沢 1.5km・三国山 1.7km。覆い屋に入っている社殿は小さいが、斗供、蟇股、木鼻などきちんと作ってある。覆い屋の裏には石祠があった。これが本来の奥の院の祠かもしれない。9:00佐野川峠。鎌沢 1.9km・三国山 1.5kmとあり。西へ下ると上岩・石楯尾神社。峠のすぐ上に石仏がある。大きな桜の木のある道をゆるく登って行く。9:20甘草水。ベンチがある。甘草水は右へ 100m入る。甘草水の手前にモノレールが上がってきている。水は枯れていた。
10:20柏木野分岐。雪ちらちら。ここも茅丸とほぼ同じ高さ、1020m弱だ。10:45山ノ神。巻道があったが、醍醐丸は尾根伝いと思い登って行く。でも醍醐丸の手前で巻道と会った。醍醐丸への登りの途中で雪が降ってきたようで、木の葉にあたるさらさらと言う音がする。11:15醍醐丸。曇っていて寒いが、ここで昼食にする。雪は降ってる。目に見えないほどの細かい雪が、粉の様にリュックに落ちてくるので分かる程度の雪だ。でも寒い。11:50出る。
下って行くと薄日が初めて差した。ゆっくりと天気が良くなっているようだ。12:20和田峠。陣馬山へ登っていく途中で、初めて人に会った。12:45陣馬山。数人の登山者がいる。茶店は三軒の内一軒だけ開いていた。明王峠へ向かう。少し行くと栃谷分岐。15:15奈良子峠。左は陣馬高原下バス停へ、右は藤野へ。13:20-25明王峠。2-3人いた。河津桜の木があり、桜が少しだけ咲いていた。
13:30左側に造林の碑。すぐ先が底沢峠。前回、底沢から上がってきた道は峠のすこし先に着く。今日はここから北へ下る。峠には大正11年の角柱の石道標があった。平和記念とあり、この年には第一次大戦終結後の平和を記念した東京博覧会があった。下って 13:50ドラム缶のところ、と言っても今頃はドラム缶ではなくてプラスチックのドラム缶型の水タンクだ。13:55林道に出た。奈良子峠道と底沢峠道の分岐だ。500mほどで養魚場。なぜか奥の方に地蔵が見えた。県道に出るすこし手前に水があったのでコーヒー用に汲む。その先に石仏があり、八臂弁財天の石仏があった、安永2年、珍しい。馬頭観音は明和8年。
県道に出て少し右にバスが停まっていた。4-5人乗っていた。バスは 14:25発。関場では小学生の子供たちが沢山乗ってきた。15:05高尾駅着。北野、調布で乗り換えて、16:25帰宅。