駅を出て右へ。線路に沿って下り、ガードをくぐると正面に左高川山の矢印がある。これを行くと寺の脇を通って一般ルートだが、我々は右へ。すぐ参籠八幡の看板があり、下に高川山登山口とあるので矢印に従って左に入る。すぐに右に八幡神社がある。参籠八幡。今年の初詣だ。鳥居の前の狛犬が可愛い。参拝して 8:40出る。進むと舗装が途切れ、さらに行くと道に突き当たり、正面やや右に、入って行く山道が見えた。道標はないがテープがある 8:45。ここから入る。
はっきりした道だ。笹がある。5分ほどで右からの道と会う。どうやら 2.5万地図の破線路で、右に上がって行くが籔道だ。我々は左のはっきりした踏み跡を行く。沢沿いに緩く上がって 5分ほどで右へ登る。9:00 尾根に出た。破線路から来る方向は止めてあった。シャツを脱いで手パッツを付け 9:05出発。北尾根なのでまだ寒い。前方から日が差すと眩しい。冬なので葉が落ちていて右手に屏風岩山が見える。滝子山が大きい。9:25 736m三角点。楢の木尾根から雁ヶ腹摺山が見える。
屏風岩山からの富士山
少し下って、ちょっと上がると道標がある。右に少しで屏風岩山 9:30。富士山が素晴らしい。右に鶴ヶ鳥屋山があり、その左奥に三つ峠、その左に富士山。手前に松があって写真に良い。富士山の写真を撮りまくって 9:40出る。道標のところに戻り、下って 9:45鞍部。9:55大岩山。山行文などには、展望は無い、とあったが、葉が落ちているので、ここからも富士山が良く見えた。10:00出る。
山頂手前のテープから下る。2-3分下ったところで、左にテープがあり、ややトラバース気味に左に下る。まもなく右寄りに尾根になり下る。10:10鞍部。右から踏み跡が来る。少し上がって下ると鍵掛峠。向峠とも言う 10:15。左は初狩駅、右は近ヶ坂峠。直進して 10:25近ヶ坂峠から上がってくる道と会う。そちらの方向は木を置いて止めてあるようだ。初狩に行くのに間違って近ヶ坂峠に下ってしまう人がいるのだろう。少し上がって南が開けると御正体から今倉山の稜線が良く見える。しばし平坦になり、上下しながら緩く登って行く。10:45頃から急な登りになった。
40mほどの登りはきつい。10:55かんば(神馬)沢の頭 891m。北側斜面には少しだが雪が残る。少し下って上がった稜線からは富士山。11:05羽根子山。富士山が綺麗。今日はどこも富士山が綺麗だ。下りは急。ロープもある。下りきって高川山へ。11:20高川山への直登に取り掛かる。少し上がって左への分岐があるが直登する。踏み跡が薄くなり掴む木も少なく、きつい登りになった。あと少しで岩が出て来た。まっすぐも行けないことは無いが、左にテープが見え、ごく薄い踏み跡もあったのでそちらへ行く。踏み跡も不安定なので途中から上に藪を漕いだ。少し楽になったと思ったら左に登山道があり、出てすぐ 1分で頂上に到着 11:40。
13:20 620mくらいまで下りて、上下はあるが、ほぼ平坦な尾根になる。13:30 585mの北を巻いて鞍部へ下る。13:35 天神の祠があり、すぐ下が天神峠。少し上がると、こちら側にも祠があった。1999年にここを通った時の写真をみると、どちらの祠にもちゃんと祠名の標柱があって番号もついていたので祠巡りのような事があったのだろう。峰山までの登りは 50mほどだがこのコースの最後の登りできつい。登る途中で富士山がみえた。13:50 峰山 585m。少し下った 550m位のところに三角点があった。道路公団の三角点だ。花咲トンネルの関係の測量かな?
その先で道標に従って右へ下る。三角点があるので注意しながら行くと、右に高みがあったので登ってみたが三角点は無い。ここは 530mのところだった。さらに下って少し上がると 512.9mの三角点があった。下った先に左への道があったが藪になって廃道のようだ。あとは緩やかな上り下りをたどり 14:30むすび山に到着した。高川山から 2時間、予想通りの時間で到着。ベンチで二人休憩中だった。写真を撮って下山する。春にはイカリソウのある斜面には、かたくり群生地の看板があった。登山口近くは道がべたべたで靴に泥がついた。道路に泥を落とすなと書いた看板があった。14:40民家のところで舗装路に出た。
大月駅までのんびり歩く。14:55大月駅着。15:25発の快速は、特急遅れの為 10分遅れた。のんびり座っていたが、遅れたので富士急線からの乗り換えの人が来た。高尾で京王線に乗り換え。北野・調布で乗り換える。調布は 16:55に乗れた。17:25帰宅。